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イノハナでのユーリの生き様(前半)

 こちらの記事ではイノハナにて起こったユーリが絡んだ出来事を時系列に並べて、そこにどんなことがあってユーリがどんな心境でいたのかってのを捕捉していきます。なお長くなりそうだったので分割しています。

19日(本戦初日)

●キャラクター登録
 なんと登録締め切り二時間前に登録してるという滑り込みすぎることをやっていた自分。直前まで参加するかどうか迷いすぎってレベルじゃないでしょこれ、と思いつつパパッとキャラメ使って画像組んで、名前と設定をそこそこ詰め込んでプロフィールを作り上げてから、よし一旦寝てそれから動かそう!と思って全くといっていいほど誰とも交流しないままだった。

●異能配布
 そして起きたら異能配布がすでに終わってり、戦う力が全然ねえ〜〜〜〜って思ったのが初見の印象。いやこれどうやって戦おうか、いやむしろ鏡面世界に逃げてたほうがいいのか?と悩んだ末に「いや、表で色々動いてから考えよ」ってなったのが最初の感想。

 ユーリ視点としては冗談だと思っていた招待状の案内通りに、"普通"ではない異能の力が与えられてしまい、この力があればきっと面白い人や出来事に会えるのではないかと思い、普段は関わらないようにしていた他人とも積極的に話していこうと思っていた。

 異能を得たことにより積極性+10、狂気+5、憧れ+5。

●島を大熱波が襲ったため海に飛び込む連中が多発。
 ユーリも飛び込んでたところで様子のおかしいシレネに声をかけ、
 バディになって体を冷やしてもらった

 これは運営の仕掛けた洗礼である!わけでもなくただのシステムエラーだったみたいで皆して海へと飛び込むなか、周辺チャットだか全チャだか忘れてしまったけど一人だけ「寒い……寒い……」とつぶやくシレネ。まさかなと思って声を掛けてみたら、自分は寒さを操るとか言うじゃありませんか。へえ、これは面白いと思って即座にバディを組んで異能を使ってもらうユーリ、そして冷えたのを確認してからバディを解消。しかし、助けてもらったお礼として今後なにかあったら呼べと貸しを相手に作って別れる。

 このときの会話で初めて「相手が大事なものは何かを問いかける」ことを始めたユーリ。同時にPLとしては、こう問いかけることで会話のフックが作りやすいとも気づいたので、今後ユーリが相手と会話するうえで重要な部分となっていった。
 なにしろ誰に対しても同じ問いかけをして、そこから会話のフックをしっかり引っ張り出したり、相手が隠している本音を暴いたりするのにすっごい便利だったんですよねこれ。なのでユーリは初対面だとか、相手の事情とかそんなの知ったことか!な勢いで言葉をガンガン投げつけては、本音を聞き出すスタイルへとなっていくことに。

 シレネとのやりとりで善+1、冷静さ+1、大胆さ+5

●ソウカと個別回線で話す
 いきなりの状況にまずは情報収集をしようと考えて、そのときたまたまマップで近くにいたソウカに話しかけるユーリ。なお彼女は胸が大きくなる異能を得ていたため「(胸が)グレートだぜぇ……」なことになって困っていたので、着ていたジャケットを脱いで貸してあげることに。のちに個別回線で会話をしながらほかにも島の状況などを聞いてから、襲われそうになったら呼べと言って別れる。

 ユーリとしては「こんな異能もあんのか」と半ば呆れてるような部分もあり、異能によって困ってる人物もいるということを同時に知ったので、そう言った人物たちと交渉することで何かしらできることもあるのではと思い至るようになった。

 PLとしては若干いい雰囲気だったのであわよくばバディとかになれないかな〜とかも思っていたりも実はした。もしくは当面の間は彼女の護衛として付きそうとかでもよかったのかもしれないなあと。そこまでの頭がまだ回ってないころだったのが惜しまれる。

 ソウカとのやりとりで善+1、思いやり+2、男気+1

●ミナと出会い仮バディを組む
 周辺チャットを使って「焚き火があるから当たりたいやつは当たりな」と呼びかけたところ三人ほどの反応あり。そのうちの一人である山田 海南代ことミナと話しをしていくなかで、仮バディを組んでみないかと提案。快く承諾され、その日はユーリが火の番をしている横でミナは怯えることもなく就寝。

 ユーリとしては「初対面にも関わらず、ちょっと話をしただけで自分を信用し、あまつさえ無警戒に近くで眠り出す」ミナに興味を持ち出していた。全てが異常な状況のなかで、果たしてこの少女は"普通"ではないのか。それとも単なる異常者なのかというを見極める意味でも、しばらくミナに付き合ってみようと考えていたので、仮バディを組んでみたという。
 PLとしてもバディになって何ができるのだろうってのを色々確認したいところだったので、ちょうどよかったんですよね。先にシレネくんともバディにはなってたんですが、その時はすぐに解除してしまったので色々確認できておらず、なら仮でいいから組もうよと持ちかけたわけ。

 ミナとのやりとりで善+1、思いやり+1、興味+3

20日(本戦2日目)

●人狼襲撃、襲ってきた本人と話して胸パットの2サイズという謎を得る
 まさかのログにも残らない襲撃を受けるの巻。どういうことかと首を傾げていたら本人がお礼とともに通信してきたじゃありませんか。ここで人狼についての情報を得ていった挙句、人の肉をかじっといてお礼だけで済ませるのかと問うたら、でてきたのが胸パット。だがしかし女装癖などないので気になるけどいらないと答えるユーリ。結局、胸パットの2サイズって何センチなのかというとけない疑問だけが残った。

 初めての襲撃をいきなり受けたのでPLはかなりドキドキしてた。え、もしかしていきなり殺されてない?大丈夫?となりながらもHPはちょっとだけ減ってる程度。この時は事前にくりぐさんのメモを読んで、戦闘スキルは全部逃走設定していたおかげでそこまで戦わないで済んでいた様子。ちゃんとルルブは読もうなみんな!そのおかげで命拾いしたから!

 モトイとのやりとりで悪+1、交渉+3、謎+1

●めぐみがバーに人を集めてるのは殺すためじゃないかと発言。
 そこに食いついてきたヒルフェと仲良くなる。

 全体チャットにて暴走して死亡しためぐみについて話されているなか、ユーリは「本当はバーで殺すためじゃないか」と疑惑を告げる。もちろん憶測でしかないのだが、知らない人間の言葉を頭から信用するんじゃないという意味。そのとき食いついてきたヒルフェ(当時:妹)と仲良くなり、なにか困ったときはオレを呼べと言っておく。

 このときのユーリはちょいちょい全体チャットに顔だしては、一言二言なんか言う程度でそこまで関わろうとはしないスタンス。どちらかというと情報収集するためにいたって感じ。暴走については「ああ、運営がデスゲームを促進させるために、そういうのも入れてあるのか」とユーリは比較的冷静に受け止めていたので、上記みたいに「他人を信用しすぎるな」としっかり言えてたわけなんですね。

 ヒルフェとのやりとりで善+1、思いやり+2、男気+1

●ミナとバディを継続する
 このとき直前でよしのからもバディについて打診があり、そちらについては先約があるのでキープという状態に。よしのからはバディの打診と同時に「体に落書きをするとステータスがわずかに上がる」と異能のことを聞かされたものの、メリットが小さすぎて疑うユーリ。しかもそれを積極的に周りに渡していると聞いてなおさら疑いが強周り、ミナのこともあって一旦保留にする形に。

 なおPL視点では「あーーーーーーこれ噂の刻印じゃん!?!?!」とテンション激高になっていたのを白状します。ただ言い回しがあからさまに胡散臭く、こんなのどう考えてもユーリが受け取るわけがないなと思ったので、素直に疑う方向へと思考させていったわけで。

 そして夜になってミナと話をしているなか、お互いの異能がどんなものかを教えあったあと、震える声と手を差し出してバディ継続を願う彼女の手を取るユーリ。再び火の番をしながら暖かい格好で眠る彼女を見守る。

 このときのミナちゃんはとても可愛かったなって。なにせ優しくすればするほどユーリをどんどん信用しつつ、小動物みたいにいろんな反応を見せてくれたのがPL視点ではとても癒しでした。ただそれでも彼女はどこまでも"普通"の少女と言える精神だったので、ユーリからすればそこまで面白いと言えていたわけでなかったので、少しばかりユーリは距離を取り出していた。

 ミナとのやりとりで善+1、思いやり+3、冷静さ+3

21日(本戦3日目)

●2時、廃墟暴走事件が発生、ユーリが解決に当たる。
 このときユーリは事件が起きていたことに気づいていたが、自分には関係ないと思って寝なおそうとしていた。しかし、ヒルフェの悲鳴が聞こえた瞬間、その体はいつのまにか暴れ狂う廃墟巨人へと向き合っていた。
 逃げ惑う人々、傷つき倒れ臥す人々、足元には血だまり。逃げたい、でも逃げれない、いや逃げたくないと自分の意思に気づいてユーリは不敵な笑みを廃墟巨人に向け叫ぶ。ヒルフェに「困ったらオレに頼れって言っただろうが!」と。そして頼まれたユーリは自らの異能を駆使して、満身創痍になりながらも廃墟巨人の動きを封じた上で、鏡面世界へと転移させることに成功し、これ以上の暴走による被害を止めることに成功したのだった。

 PL視点でも早い段階で暴走が起きてたのを全体チャット見て気づいていたんですが、ちょうどミナちゃんとメッセ終えて寝ようかなってところだったんですよね。なので寝るか介入するかで悩んでいた&介入するにしても何かきっかけ欲しいな〜って思っていたら、ヒルフェちゃん(当時:妹)が叫んでるじゃーないですかって気づきを得て、そこを足がかりとすることに。
 そして介入すると決めてからは「どうやって暴走を止めるか」を考えたらちょうどその日に「鏡の異能でバディを組んだ相手を、鏡面世界に置いてくれば隔離できんじゃないか」ってのを思いついてて、全体チャットで「暴走してる彼女の意識を正気に戻すために声を掛けろ」と言いつつ、裏ではコココさんにメッセを飛ばしてRPの相談と提案をしてました。
 同時にバディ申請も飛ばしておいたので、そちらが受け入れられた&RPの提案にもOKがでたところで鏡面世界へと転移させ、すぐにバディを解除してユーリだけ表の世界へと戻ったのち、全体チャットでRPの続きをするという形に。なおメッセでは「暴走いつ止まるんですかね」「わからないです」なんてやりとりしてて、あ、これもしかして朝までコース?なんて思ってたら「今止まりました!」とRPし終えた10分後ぐらいに言われてコココさんも表の世界へと戻して事件は無事解決と相成りました。
 ちなみにPLはものすごい心臓バクバクになりながらRPと相談をしていたことを白状しておきます。いやだっていきなり介入して、思ったとおりにシステム使って事をうまく解決できるとか考えてもいなかったから!ついでに周りから見たらいきなり乱入してきて、事件解決させてしまったものだから空気読めてないやつになってないだろうかってヒヤヒヤしてたりした。

 この事件を通して善+5、男気+10、憧れ+10000000

●コココと話して彼女の気持ちを落ち着けさせる。
 なぜか貸したはずの2枚目のジャケットが出てきてる。

 翌日、コココの元へと訪れるユーリ。気に病んでいないだろうかと声を掛けてみれば、昨夜のことで胸を痛めているのを見て頭の上からジャケットを掛けて「なんにも解決しないが気持ちはすっきりするだろ」と泣いてしまえと優しく言う。そしてしばしの時間、そっとそばに居続けるのだった。そのあとは落ち着いた様子のコココと話しながら、こんな島の現実に負けるなと勇気付けて別れる。

 ところでそのジャケット、どこから持ってきた???って今見直してそんなこと考えてしまった。おかしいなソウカちゃんに渡したジャケットはなんだったのか。もう一度会ってもないから返してもらってもないぞ???
 このときは事件直後、ちょっと責められてるコココさんが見えてて、PLとしても大丈夫かなって結構気にしてた思い出。それとはまた別で、助けた相手をユーリは見捨てておけなかったんですね。彼が憧れていた"彼ら"に少しでも近づきたい気持ちから、手が届く範囲でいいからなんとかユーリなりにできることはないだろうかと思っていたので。なお、まさかこの時のことが縁で最後まで色々なやりとりが起こるとは露にも思ってなかったもよう。

 コココとのやりとりで善+10、思いやり+5、反骨+100

●よしのが「NoR」にて自身の異能について告白
 ギルバートが立ち上げた「NoR」にて仮入部からの通話中、よしのが自らの異能で人が容易に殺せることを告白。それを受けて即座に個別通信で、よしのの本心を確かめにいくユーリ。そこでのやりとりを経て、よしの想い、過去を聞いてそれでどうしたいんだと願いを聞いたうえで、全部忘れちまえと言うユーリ。彼女が抱いていた負担を少しでも和らげながら、多くの言葉を掛けて立ち上がらせていく。最後にはいつも通りの笑顔が彼女には戻っていた。

 かなりヒヤリとさせられた事件、もといなんだろうなこれ。予想外なタイミングでよしのさんから異能の告白があって、どう受け止めたらいいんだろうかって悩んだんですね。しかも「NoR」での専用CHでの話でもあったので、その場で聞くのもなと思ってメッセ凸を敢行。かなり強引に聞き出す形になったので内心ビクビクしながら「おいおいユーリ、言葉が過ぎるんじゃないの?」なんて思ってたり。結果としていい方向へと誘導できたみたいで、凹んでたのか悲しんでたのかわからないよしのさんを元気づけることには成功。
 最後に「おやすみのキスはありませんからね?」と言われた瞬間、PLとしてはいますぐ抱きしめて焦らせてやろうかと思いましたが、ユーリとしてはそこまでの相手ではなかった(親近感はあっても好意はなかった)ので、軽くあしらってその場から立ち去っていました。

 よしのとのやりとりで善+1、思いやり+2、将来+3

22日(本戦4日目)

●集団暴走事件が発生、このとき現場で赤毛のカスと会話
 誰もが逃げまどい事態を解決しようとする人間がいないことに絶望を覚えるとともに、複数人が同時に暴走しているため自分ではどうにもできないことに失望感も強く覚えるユーリ。自暴自棄になってるなか唯一動じてない赤毛のカスと会話。そこでお前が本当に面白えと思うのはなんだ?と問いかけてからその場を立ち去る。

 これはもう本当、混乱オブ混乱の極みだった。誰かが暴走したって話が全体チャットで入ってから、あっちでもこっちでも暴走が始まり、さらには足止めされる人もいて逃げれない!なんて声まで上がりだしてさあどうしよう。そして機に乗じて襲いかかってくる人狼たちという地獄絵図、いや人狼は実際動いてなかったという話らしいから、この辺は誤報かもしれない。
 今回はコココさんの時と違い複数人が同時暴走してしまったので、ユーリひとりが動いてもどうしようもないなって考えてました。なのでこの時のユーリは自分に対して強く失望感を抱いており、同時に逃げ惑うことしかできない人々へと強烈な嫌悪感も抱くことに。
 その失望&絶望からくる苛立ちをたまたま近くにいたカスくんにぶつける形で会話してたんですね。周りが逃げてるなか、カスくんだけ冷静にしてたのが印象的だったので話しかけたのもありますが。
 実言うと鏡面世界に避難してる同じ鏡異能もちの人らに協力をあおぐことも考えたりもしてたのですが、この時のユーリは鏡面世界では基本発言しておらず、なるべく鏡面世界にいることを悟らせないよう動いてました。なので呼びかけようにも接点がなかったので協力を持ちかけるのはやめたという裏話。

 赤毛のカスとのやりとりで悪+5、絶望+10、怒り+15
 事件を経て善+1、失望+30、怒り+30

●全体チャットで演奏会が発生
 誰が始めたのかはわからないが全体チャットにて演奏会みたいな流れとなり、歌を歌ったりピアノを奏でたりする人物が現れるなか、ユーリも手作りギターをもって演奏に混じる。しばしの間、和やかな時間がすぎた。

 集団暴走事件で滅入ってた空気のなか、いきなり始まった演奏会というかライブ?みたいなものにわりと困惑してたユーリ。しかし、彼自身も先の事件を経てなにかできることはないかと模索していたなか、かつて触れていたギターのことを思い出し、再び手に取ることを決める。そして何度も試行錯誤をしてブサイクなギターが出来上がり、それを抱いて演奏会へと踊り込んでいったわけ。
 この辺のくだりはコココさんときらライザさんとのメッセでしか明かしてないので、よそから見たらいきなりユーリがギター持ちこんでてて何だこいつってなったかもしれない。なおピアノ弾いてる人がいたので気にしててもしょうがないなってなったけど、なんでピアノあるの???

 この出来事を経て善+1、憧れ+5、思いやり+5

●ユウキから廃墟暴走についてのお礼が届く
 無関係な人間からいきなりの通信に警戒心がMAXのユーリ。そして異能について聞かれると「先にお前から言わない限りオレのは言わない」と頑なな姿勢。しかし彼はほぼ全ての異能を開示、そこに呆れた様子となったユーリは色々と話をしながらも適度な距離感を保ち、この島での同性の友人という縁がひとつ芽生える。

 これ本当「なんだぁてめえ?」って感じになりましたね。いやいきなり知らないやつにお礼言われながら、あんたの異能なに?って聞かれたらそりゃそうもなるよって話ですが。ただ、聞き返したらほぼ全部ゲロってきたので今度は呆れるしかないって感じでユーリの心情ぐるんぐるん。
 けど話をしてたら悪いやつではない、ひたすら一生懸命なだけだなって気づいたのでその分ユーリからは好感が持ててたんですね。それでもどこか危ない気配を感じ取ってたので、貸し借りをする間柄ということで協力態勢をとる形で落ち着くことに。まあユウキくんともこれが縁で色々と関わることになるんですが、ほんとこの時は何も考えてなかったなーってのが本音。

 ユウキとのやりとりで善+1、交渉+3、友情+5

●廃墟で機械化少女が暴れまわる事件が発生
 廃墟のなかでひとりの少女が悲しい叫びをあげる。それは自らに深く大きく絶望するあまりに出たひとつの悲鳴。しかし、少女にはそれをどうすることもできず、止めることもできず、ただただ暴れまわることでしか自分の感情を表現できない様子だった。ゆえに見境を失った少女は全身を機械へと変貌させ、ひとりでも道連れを作ろうと周囲に襲い掛かるのだった。
 だが、周りの人々もただで殺されてやるわけではなく、暴れる少女を止めようとする者、ここで終わらせてやろうとする者、言葉を投げかけて落ち着かせようとする者と様々に動き出す。ユーリはひたすらに暴れる少女を冷たく見据え、少女と自分にどれだけの違いがあるのだろうと自問自答する。

 ナイスなRPだなってPLは思ってました。今回は全員が一般人マインド前提なのもあってなかなか襲撃がしづらいんですよね。なのであえてPCのメンタルを限界にさせたRPをして、暴れまわる=襲いかかる理由をちゃんと周囲に説明しながら宣言するという形はわかりやすくていいなと。おかげで周囲の人らも止める理由をそれぞれが明確にして動けたので、参考になるな〜ってPLは眺めてました。
 ユーリとしては暴れてる少女の悲鳴には同情する部分があり、自らも過去のことが原因でいまの情けない自分となってることに後悔がありました。さらに異能によってよりどうしようもないこととなった少女を見て、一歩間違えば自分もああなっていたのではないかと冷静に受け止めていた。そのせいでやはり自分は"普通"なのではないかと、改めて苦しみだしていました。

 この事件を終えて、絶望+30、焦り+40、無力感+35

●ミナに蘇生をお願いしてユーリは拳銃自殺
 ユーリは悩み苦しんでいた。このままでいいのかと。このままの自分で、こんな地獄みたいな状況を生き抜けるのだろうかと。先の事件で見た少女に重なるありえたかもしれない自分を浮かべてしまい、焦りに捕らわれていくなか、聞いてしまったひとつの情報。「死ねば自分の異能が強くなる」。もともと運営から通達されていた真偽不明なこの情報、だがしかし日が経つにつれ死亡していく者が増えていくと、その情報が本当だったことが判明。だったらとユーリはそこで考えてしまう。自分も死ねば、この状況から抜け出す一手が得られるんじゃないかと、それがどれだけ狂った考えなのかに気づかないまま、ユーリは拳銃に手を伸ばしていた。自分が死ぬことに泣いて震えている少女を目の前にしているというのに、だ。

 やっぱ一度ぐらいは死にたいよね〜〜〜〜どこで死のうかな〜〜〜〜〜とPLはこの時考えてました(クズ)。あんまり襲撃されないし、そもそも異能からして生存特化なので、能動的に死のうとしない限りはユーリたぶん最後まで死なないだろうなって思ってたところ、なにかしら理由つけて死にたかったんですよね。それに異能も実際進化したらどうなるか興味あったし。なので楽しくお話ししてたミナちゃんに蘇生をお願いする形で自殺することに決めました。
 そしたらミナちゃんの反応が可愛いこと可愛いこと。話をしたときは怒ってたのに、いざ死んだらガチガチに震えて真っ青になっちゃってる。そして蘇生手段がなにかを知ったら焦っちゃうしでもう可愛い〜〜〜〜ってPLはキャッキャッしてましたね(クソ野郎)。

 この自殺を経て、狂気+100、自暴自棄+50、大胆+30


22日はこれでおしまい、後半へと続きます。

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