見出し画像

第1回のnote

私は文章を書くのは得意な方ではない。でも、あることをきっかけに、いま自分が対面していることを文章として残そうと思い、noteを始めてみた。

先日受けた市の婦人科系の健康診断である病気がみつかった。幸い今すぐ命に関わるような重い病気ではなかった(まだ危険な段階ではない)のだけど、担当してくれた先生から、将来的なリスクを取り除くために手術を受けることを進められた。経過観察をするという方法もあったが、「経過観察と手術、どちらにしますか?」ではなく、きっぱりと「経過観察の間に悪性に変わってしまった患者さんを見ているので、私は手術を受けることを勧めます」と言われたことで、あまり迷うことなく「ならば早いうちに手術をして不安を取り除こう」と手術を受けると決めることができた。

とはいえ、その場ですぐには決断できなかったので、一度持ち帰り、手術受けるのであればまたそこのクリニックに連絡して紹介状を書いてもらうことになった。とりあえず手術を受けることは決めたので、取り急ぎ紹介状をもらうための予約を入れた。さて次は手術を受ける病院を決めなくてはならない。というわけで知識ゼロの状態から手探りで様々なキーワードを入れてウェブ検索を開始。出てくる情報が多すぎて、どういう情報を拾えばいいのかわからず、初めは意識が飛びそうに…。踏ん張って色々なページを見た中で参考になったのが同じ病名の手術を受けた人たちのブログだった。

話が飛んでしまったけれど、noteを始めようと思ったきっかけは、私がこれから体験することを文章にして記録しておいたら、ひょっとすると私が巡り合ったブログのように誰かの手助けになることができるかもしれない、と思ったから。そして、今のこの不安な気持ちを残せるのは今しかないこと、今頭の中で思い悩んでいることを目に見える形で文章にすることで、もしかすると思考の整理ができるかもしれないとも思ったから。(まだ思考の整理がうまくできていないので、病名を出すのはもう少し先に)

いろいろな方の体験談を読んだ中で「ここは先生や施設など総合的に見てよさそうだな」と思えるところが見つかったので、いざ、その病院の名前をメモして紹介状をもらいにクリニックへ。先生へその病院の名前を告げたところ、「聞いたことないなぁ、、大学系の大きな病院じゃないし、本当にそこで大丈夫ですか?」と言われてしまった。「口コミやブログはいくらでも操作できるし、サクラと言う可能性もありますよ」とも。そう言われてしまうと、私が頼りにしたブログもやけに先生をべた褒めしていたようにも思えてしまうし、病院の名前とイニシャルではあるけれど先生の名前もしっかり出していたのも怪しく思えてしまう。。とは言えやはりその場ですぐに別の病院への紹介状をお願いすることはできなかったので、はとりあえず決めた病院あての紹介状を作成してもらい、クリニックをあとにした。

クリニックから駅まで15分、歩きながらプラス&マイナスさまざまな思考が頭をめぐる。「先生は紹介状を書いたことなって言っていたけど、じゃあ私がそこの第一号の紹介者になってやろうじゃんか」とか「こうなったら、ブログの体験談が本当かどうか人身御供になって確かめてこよう!」とか、強気になったり。次の瞬間には「いやいや、でも多くの症例に対応している大きい病院のほうがいいって先生が言っていたから、手術中万が一の自体に陥った時のことを考えるともう一度病院を探したほうがいいのかな…」と不安になったり。

先生が持っている知識が全てではない。もしかすると先生のネットワークには入ってこないだけど、他のネットワークではよい病院として知られているのかもしれない。そしてネットの情報だって疑い始めるときりがない。考え方によってはいくらでも良い方向にも悪い方向にもとれてしまう。結局は自分が納得できること、自分を信じることがいちばん大事なのかもしれない。

じつは紹介をお願いした先の病院には先だって予約を入れてしまっていた。今回受ける予定の腹腔鏡手術は、有名なところだと半年〜1年先まで予約が埋まってしまっているという情報を見たので、早めに行動しておいたほうがいいかなと思い早々に予約を入れてしまったのだ。予約した日までまだ時間があるので、もう少しちゃんと自分が納得できるまで考えてみようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?