見出し画像

負けた気がした

その人たちは自由だった。

大都会の片隅で、原石は静かに光っていた。

普通に生きていると失くしてしまって2度と取りに戻れない、あの頃の無限の可能性がそこにあった。

もうすでに手遅れなのかもしれない。
いや、思い出せただけまだましか。

危ない。

つまらない物差しで生きていくところだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?