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くらうどさいんの日常(仮)初代編集長に、2代目編集長がインタビューしてみた。 #nofilterdays

2022年8月31日。初代編集長である米川かえでさんが「くらうどさいんの日常(仮) #nofilterdays 」を卒業します。

2代目編集長は、クラウドサイン事業本部 カスタマーサクセス部の信江が担当することになりました。この機会にこれまでの振り返りとして、初代編集長にインタビューをしてみます。

思えば、米川さんとの出会いは1年前。当時は、米川さんがクラウドサインのセールスを担当しており、わたしは米川さんのお客様のカスタマーサクセスを担当していました。当時から明るく、お客様思いな米川さん。セールスから企画職へ異動してからの感情の変化や不安な点など、ざっくばらんに聞いてみました。

セールスから企画職への業種変更は、数学から国語のような変化だった

信江:セールスから企画職へ異動して、不安な点もあったかと思います。

米川:セールスでは対顧客としてわかりやすく数字目標がありましたし、成果が見えやすかった一方で、企画職では対組織で発信をしていく中で、評価がわかりづらくなりました。クラウドサイン事業部のためになる仕事だとは思っていたものの、正解が決まっていない。数学から国語になったイメージ。とても戸惑いました。

信江:わたしも学生時代は数学が得意で、国語が大の苦手だったので、その例えがとてもしっくりきます。実際に、その不安な点は払拭できたと思いますか?

米川:100%とは言えませんが、払拭できつつあると感じています。社内のTCIF(Thanks Cloudsign It’s Fridayという社内イベント)で「クラウドサインのいいところは、採用情報がオープンになっているところ。事業部内の情報がわかるところがいい」と数名の方が言ってくれました。最近入社された方からも記事を読んだことを聞いて、日常ブログを立ち上げられてよかったと心から思いました。これで、ようやく組織の役に立ったと感じることができました。時間差でわかってくるんだなと。

信江:時間差でわかってくるという観点はセールスの時にはない感覚かもしれませんね。不安な状況を断ち切るために、心がけていたことや意識していたことはありますか?

米川:心の支えにしていたのは、関根さんのアストロノーツで、「たくさん失敗して、その中で成功したものが成熟している」という話がありました。失敗するならして、ダメなものは捨てて、PDCAを回していければいいのだろうなと振り返ることができました。

ノンフィルターの状態でクラウドサインの事実を伝えたい

信江:続いて、「くらうどさいんの日常(仮)」(以下、日常ブログ)にフォーカスしてお話を伺いたいです。事の発端は、弁護士ドットコム取締役クラウドサイン事業本部長である橘さんの思いつき、と聞いておりますが。

米川:その通りで、「こういうことをやりたい」ということを2人での会議で言っていました。そこで、できる・できないではなく「わたしがやるんだな」と直感的に思いました。橘さんからは、「米川さんらしい文章でいいよ」と言ってもらえたので、前向きにやってみようという印象でした。

信江:それはもう断ることもできない空間でしたね。これまで7本の記事を公開しておりますが、どのような思いで作成しましたか?

米川:「弁護士ドットコム株式会社」という名前のせいか、固いイメージをもたれることがとても多いですし、わたしも入社するときにそう思っていました。橘さんとすり合わせをして、ワクワクしてもらえるようにノンフィルターの状態でクラウドサインの事実を伝えたいと思いました。

信江:会社名、固いですよね。わたしも転職する際に思いましたし、友人に企業名を伝えるとお固い会社なのではないかと言われることも多々あります。実際のところ、会社名を変えたらいいと思いませんか?

米川:それは考えたこともありませんでした(笑)。固いからこそ、社会から見えるイメージが良い気もする。一方で、会社としてはベンチャー企業として事業を進めているので、やはりこういったSNSを活用して中を見せていくことの重要性があるのではと感じます。

働き方を工夫することで両立できる

信江:日常ブログの中で、思い入れのある記事はありますか?

米川:「クラウドサイン パパママ座談会」については、事象を記事にするのではなく、企画としてしっかりやることができたので心に残っています。採用でも、ライフイベントを控えている方はなかなか質問しづらいこともあると思いますし、気になっているけど情報がないと不安だということもあると思います。座談会を開いたことで、会社にとってもポジティブな発信ができたことがよかったと思います。

信江:そうですね。育児や家事とお仕事の両立を選択される方も多くいますので、記事を読むことで具体的に働くイメージを持つことができると安心感がありますよね。実際に米川さんがパパママ座談会の企画をしてみて、何か学びになることはありましたか?

米川:フルフレックス制度を活用したりテレワークで仕事をするなど、働き方を工夫することで両立ができるんだなと感じました。みなさんが楽しく子育てをしたり家族と過ごしているエピソードを聞いて、これからライフイベントが控えている方も、社内に相談できる人がいるのは安心するし良い企画だったと思います。

雑談をすることでその人の人となりがわかる

信江:日常ブログ以外にもTCIFなどの新しい企画を立ち上げていましたが、やってみてよかったと思うことを教えてください。

米川:セールスにいたときは、セールスに関わる業種(インサイドセールス・カスタマーサクセス・マーケティング)との関わりしか正直ありませんでした。TCIFの運営をやることでクラウドサインの中の人と話せたことがよかったし、こんな素晴らしい人たちがクラウドサインを作っているんだ、ということを改めて実感しました。「いい人」で括ると汎用的すぎるのですが、おもしろい人がたくさんいる組織だと思いました。

信江:テレワークをしていることもあり、なかなか他部署のメンバーと関わりを持つのは難しいですよね。その機会を自分で作るのか、誰かが作ってくれるのか。企画をしてくれることで、横の繋がりを作るハードルが下がるのは素敵な取り組みだと思います。実際に話してみて、思っていた印象と変わることもあったのではないでしょうか?

米川:仕事の話ももちろんしますが、雑談をすることでその人の人となりがより深くわかりました。こんな珍しい経験してきたんだ、とか、前職がこうだったんだ、とか。チャットだけで会話していた時にはわからなかった、人間味があるなと感じます。繋がりがあることで、会社でもチャットでも話しかけやすくなりました。

信江:そうですよね。一度関わりができれば、仕事もしやすいですし相談がしやすい。悩んでいたことがすぐに解決できるので、結果的に業務効率が上がると、個人的には思います。

おもしろい特徴がまだまだ社内に眠っている

信江:編集長が交代になりますが、これだけは守ってほしいこと、逆に変えてほしいと思っていることはありますか?

米川:目的は、組織の状況に合わせて柔軟に決めていくのが良いと思いますが、同じ取材をしたとしてもアウトプットの仕方がそれぞれ異なると思います。自分の持ち味を出すというところは変えないでほしいなと。

信江:なるほど。自分の持ち味を出してほしいというのはすごく素敵なアドバイスだと思います。実際のところ、米川スタイルはどのように評価されているんでしょう?

米川:橘さんからは、「駆け抜けるような、疾走感がある」と言われました。実際、「わたしの考えは〜」とか考察するタイプじゃないのでその評価が合っているように思います。

信江:なんだか米川さんらしいですね。米川さんはセールス時代もスピード感がありました。当時の経験が今までの記事や新しい企画に生かされているんだろうなと思います。
最後に、今後の日常ブログに期待することはなんでしょうか?

米川:発信しきれていない、おもしろい特徴がまだまだ社内に眠っていると思います。見えていないおもしろい内容をどんどん発信してほしいと思っています。
すでに信江さんの書いてくださった日常ブログがとてもおもしろく、今後の記事についても個人的にすごく楽しみにしています。

信江:米川さんの想いをしっかりと受け止めて、これからもおもしろい・ワクワクするような内容を発信していきたいと思います。
初代編集長、おつかれさまでした!


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