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【バレットジャーナル】デイリーログとバレッドの使い分けについて説明します

デイリーログとは?

デイリーログとは、一日単位で構成されるページで、バレットジャーナルのメインとなるページです。

ページといってもデイリーログはその都度特別ページを割くわけではなく、今使っている最後のデイリーログのつづきから始めます。(ノートを新調したりマンスリーログを作った場合は次の白紙のページから始めます。)

タイトル欄にはその日の日付を書き込み、その下から頭に浮かんだことを片っ端から箇条書きにして書き込んでいきます。このときそれらの行頭に「バレット」と呼ばれる印をその内容に合わせて振り分けます。

こうすることで、紙面のスペースや前後関係を気にすることなく思いついた内容をそのまま素早く書き出すことができます。

バレットについて

デイリーログに書く内容はさまざまです。
その日に片付けなければならない仕事のリスト、来週の会議の予定とその議題、電車の中で思いついたアイディア、街を歩いていて良さげなカフェを偶然見つけたこと、上司に指示されたこと、友達と遊んだ思い出、そのとき「楽しい」と感じた思いなど、その日のあらゆることをデイリーログに書いていきます。

しかし闇雲に書いているだけではあとから見返しても読みにくくて仕方ありません。そこでこれらの内容をまとめるための仕組みがバレッドジャーナルには用意されています。それが「バレット」です。

バレッドの内容

デイリーログに書いた内容を次のどれかに分類し、
それに対応した印=「バレット」を行頭につけます。

・ タスク:(自分が主体的に)やること、やっていること、やったこと
○ イベント:自分の身にこれから起きること(予定)、起きたこと
 メモ:自分が思ったこと、考えたこと、思いついたこと

基本的にはバレットを先に書きますが、どのバレットをつけたらいいか悩む場合は先に内容を書いてあとからバレットをつけても構いません。

詳しいバレッドの分類の考え方については、こちらの記事にて解説しています。

(noteのリンクを挿入)

またタスクはその進捗に応じて3つのバレットを使い分けます。
まだ着手していないタスクを書き込む場合は、上と同様に「・」をつけます。
タスクが完了した場合、あるいは書いた時点で既に完了し、そのタスクをやりきったことを記したい場合は、その点の上に「✕」を書きます。
着手したがまだ完了していない場合は、「/」と片方だけ線を引き、完了したらもう片方の線を引いて「✕」にします。

こうすることで、今やるべきことは何々あるのか(逆にいえばそれだけしかないこと)、どれだけのタスクを自分は終わらせてきたのか、進捗はどうなのかなどをあとから見返してわかるようになっています。

書いた内容が要らなくなったり、書き間違えた場合はその内容を削除しますが、このとき消しゴムやフリクションの消し具を使って消すのはおすすめしません。

代わりにその文の上から横一本線「―――――――――――――――――」
を引いて、削除したことを示します。

これは道具を節約するという意味もありますが、「一度書いたが考えて消した」という自分の判断の跡を残すという意味があります。

基本のバレッドは「・タスク」「○イベント」「-メモ」の三種と削除線だけですが、自分で必要だと思ったら自分で作って使いこなすこともできます。また強調マークなどをつけてもよいでしょう。

まとめ

バレットジャーナルのメインページとなるデイリーログは、日々の「タスク」「イベント」「メモ」を思いついたものから好きなだけ書き込むページです。これらを「バレット」と呼ばれる記号で分類し、頭に浮かんでいるものを書き出しやすく、またあとから見返したときに読みやすくしています。

バレットジャーナルの70%はデイリーログにあると言っても過言ではありません。まずはデイリーログを書くことから始めてみてはいかがでしょうか。


この記事はバレットジャーナル公式ガイドブックをベースに、私が実際に使っているバレットジャーナルのやり方・捉え方を書いています。
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