オーバージャンル的

くるりの岸田繁が、今までに最も衝撃を受けた音楽はニコラス・アーノンクールが振るモーツァルトの交響曲第39番だ、というようなことを言っていた。

山下達郎はAC/DCが好きだ、みたいな例を挙げるまでもなく、作品の方向性と自身の好みの方向性が全然違う人はいくらでもいるに違いない。

以前ある人と、歌集を読むより小説を読むほうが楽しくないか? みたいな話をしたことがあるけど、今もそういう気持ちはある気がする。しかしこれはただの慣れの問題かもしれない。

合唱をやっていると、「合唱やってる人は合唱しか聴かないからダメだ」という言説にぶつかることがあるけど、多分これはいろいろなジャンルに置き換えても通じる話なのだろうと思った。

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