読解の技術⑦~副詞の処理~

ex. He rarely goes out.
 (彼はめったに外出しない)

通常副詞は主語の後に訳すことが一般的である。しかし、副詞が実際に修飾しているのは動詞であるため、長い英文を日本語にする場合、副詞と動詞が離れすぎてしまいよく分からない日本語になるときがある。そういったときは、「副詞を最後に訳す」と覚えておくとよい。具体的な訳し方は以下の通り。

He <rarely> goes out.
[手順1] 副詞以外を訳す。
「彼は外出する」

[手順2] 「ことは」を補う。
「彼は外出することは

[手順3] 副詞の訳を付属させる。
「彼は外出することは<めったにない>」

[コメント]
この訳をするのは、副詞がsurely/certainlyなどの時が多い。
さらに一歩進めると、この訳はIt is C that SVの構文と互換性がある。

He rarely goes out. = It is rare that he goes out.
He will certainly pass the exam. = It is certain that he will pass the exam.


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