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シンプルに生きることを考えた話

「一番大切なものは何?」

この答えを出すのはなかなか難しいですよね。めっちゃシンプルな問いなのに。

ここのところ、ずーっとこれについて考えている気がします。

数年経つかも知れません。そしていまだに答えは出ていません。

息子、と言いたいけど、じゃぁ、妻や長女や次女はどうなの?ってなっちゃうので、「家族」という答えしたとしますよね。

でも、たまに一人になりたい時のあるじゃないですか。その時、大事なものは「静寂」になるんです。

その時その時で答えは変わるってことにしたいんですが、人生をより良く過ごすためには、幸福の価値観を知っておく必要があって、

「今日は息子が笑ってくれればいいから、今日は息子が大事。でも、昨日は読書だったなぁ」

と、ブレまくると大変な事になってしまう気がするんですよね。なんだろ、食べることが好きだから、今日は借金しまくって高級料理をバカスカ喰うみたいなことが許されちゃうじゃないですか。

そうそう、芯がなくてブレちゃうとマーケティングにコントロールされる気がするんです。自分ではもう決められなくて、企業が決めた価値観に従っちゃうというか。

でも、一番を決める事は簡単じゃない。

この問題はちょっとファジーにしてしまって、単純に「大切」ってカテゴリーにいくつも入れられる事にしましょう。

で、僕、今太ってるんですよね。痩せなきゃって思うんです。

運動して痩せるのがいいんでしょうけど、運動は大切なのか分かりません。だって嫌いなんだもの。

そこで、運動に関してちょっと調べてみたんです。運動はなぜした方がいいのか、なぜ辛いのか。

すると、運動はめちゃくちゃメリットがある事が分かりました。調べる前から分かりそうな事ですけども。

運動が大事と書かれた論文を読むと、そりゃ運動したくなる訳ですよ。だから小一時間運動しました。論文に書かれていた通り、充実しました。

あれほど嫌いだった運動が、それほど嫌いじゃなくなり、明日もやってもいいかなと思えました。運動は大切かも知れない。うん。

こうやって一つ一つ考えてみますと、結構大切じゃないものもあるんです。

スマホでニュースをチェックする事は大切じゃありません。ほとんど僕と関係ないからです。それなのにくだらないニュースを見ていているときに、息子に話しかけられると、イラッとする事があります。

これがヤバいです。

大切じゃないと分かっていても、その瞬間の取り憑かれてしまう。こっくりさんのようですね。息子から見たら、あんなに優しかった父親が、スマホを見てたら霊に取り憑かれて豹変したと思う事でしょう。

こういう場合、スマホからニュースアプリを削除するのがいいんでしょう。ブラウザも2つ入れてますが、一つ消しちゃった方がいいかも。

こうやってライフスタイルに整理整頓をつけていけば、集中すべき事にパワーを注げる感覚があります。

それから「大切」カテゴリーを見直して、優先順位をつける事にしましょうかね。

日々、僕を襲ういくつかの判断。

ウィルパワーというそうですが、判断はウィルパワーを消費し、集中力が散漫になるのだそうです。

判断を減らせないか考えてみたところ、判断の原因を作っているのは自分でした。いつか読むだろうと思って積み上げた本とか、マイリストに入れたNetflixのドラマとか。

見ようかどうしようかという判断が、積み上がると煩わしかったりします。

インプットもしすぎは問題ですね。辞めよ。

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