「打点の実質的な価値」の期待値をまとめました⑨(東3-53000点-超断トツトップ目)

ども、くろっくです。

打点の実質的な価値をまとめるシリーズの第9弾です。


今回は下の状況です。

東風戦・歌舞伎ルール
東3局・53000点持ち-1本場
現在東家(東1西家スタート)
東 53000(自分)・南 11000・西 15000・北 21000

東3局。超断トツの1着です。
「断トツの東3で親連荘中」のシナリオです。

この東2で「自分が1000点や8000点をアガった場合の価値」はどの程度なのか?
あるいは「親の12000や子の8000を放銃した時の実質損失」はどんなものなのか?

打点変動の様々なパターンをまとめました。


今回は表1枚なので「打点の価値を祝儀換算して一局精算の視点を持つ」の説明は省きます。

換算のやり方や表の見方が分からなければ、東発verの期待値表で説明してるのでご覧ください。


東3局・東家53000点持ち(1本場)
東 53000・南 11000
西 15000・北 21000
半荘開始時の期待枚数=+6.85枚

画像1


シミュレート条件

・東風戦(南入はなし)
・1着=+7000P・2着=+1500P・3着=△3500P・4着=△7500Pと想定
・チップ1枚あたり1000P
・60000点でコールド終了
・半荘期待値は麻雀順位予想機というツールから
・麻雀順位予想機に100%依存した半荘期待値は「期待値A(左から1番目)」とする
・完全順位制の場合は「期待値B(左から2番目)」を参照に
・完全順位制でない場合は打点補正0.35倍が加わるので「期待値C(左から3番目)」を参照に
今回の数字は麻雀順位予想機に大きく依存しています。
実際の現場ではドラの枚数が違ったりオープンリーチがあるので、表の数字と現場の数字では乖離があるかと思われます。


感想

この状況は完全にボーナスステージですね。

倍満未満であれば何を振っても問題ない状況です。

なので「手牌に祝儀枚数が2枚もあれば遠い所から押しても割に合う」と言えるかと。


というか、今回の53000点-1本場に至るには「東3-35000点-0本場で6000オール」というルートがあります。

この「東3-35000点-0本場で6000オール」。
親流しありの店で打つ場合は親を流す人も多いのではないでしょうか?

個人的には親は流さないほうが良いと思います。
「53000点持ちであれば親を連荘して今回のボーナスステージに入る」という方針のほうがプラスでは?と。

本来のセオリーだと「東3トップ目ならば親流し」なんだが、ここまでの超断トツともなると話が違ってくるでしょう。


あと、今回の53000-1本場で1000オールや1500オールをアガるとします。

ここでも親は流さずに続行したほうが良いと思います。

次にアガればコールドですし、アガれなくても次回の東4局でボーナスステージが継続しますから。



では、ここらへんで。






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