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ホームシック衛星2024名古屋1日目に行った話


2/24(土) 星の鳥の羽ばたき方を知った日

BUMP OF CHICKEN ホームシック衛星2024 @ポートメッセなごや

自分の記録として、記憶とその時書いたメモを頼りにツアーの感想をここに残しておきたいと思う。
前半はほぼBUMP関係なしの自分語りみたいなものなので、目次の開演後に飛んでください。


前日〜会場に着くまで

数週間前に体調を崩した。すぐ治るだろうと思っていたが拗らせてズルズルと引きずりライブはもう目の前に。
万全ではないもののなんとか外出できる状態になった矢先、同じく1週間ほど前から寝込んでいた母親が前日に発熱(おそらく私が移したんだろう)。焦って食材を買い込み母親を家に残していっても生きていけるほどのご飯を作り、私1人名古屋へ向かう準備をする。
1日目の物販整理券は落選(落選とかあるんだ)、2日目のみ当選してなんとなく気分が落ちたまま就寝。(心優しい方々のおかげでジップフーディー、チャリティーバンド、シューレースを開演前に身につけることができました。ありがとうございます。)

翌朝(ライブ当日)6:30に起床。体調不良+寝不足が続いていたためか、起床後の体調は最悪。予定していた時間に家を出ることを諦め、電車を1本遅らせる決断をする(到着時間が約1時間変わる)。
以前名古屋のライブに行く際、当日に発熱して行けなかったというトラウマがあるので、わたしは名古屋との相性が悪いのか、と改めて思うなどした。幸いBUMP OF CHICKENのライブチケットは当日までリセールに出品することができる。とてもありがたい制度だと思う。

さて、支度をして自宅を出たあたりで元気になってきた私は安堵し、いよいよ名古屋へ向かう電車に乗った。

Real Facer (ギリギリでいつも生きている) な私は少しでも節約しようと在来線に乗って約5時間かけてようやく名古屋に到着。在来線、人少なかったし景色も綺麗だったので、時間と体力があればまた利用するかも。
移動中に母親からインフルエンザでもコロナでもなかったと連絡が入り、さらに安心したところでお腹が減ったので名古屋駅で昼食に味噌煮込みうどんを食べた。念願。

4人掛けテーブル(真ん中に仕切りがあった)に通され、隣に座ったお2人がBUMPリスナーだったのですが、いかんせんチキンのため声はかけられず、熱いのに爆速で食べて逃げるように店を出た。


名古屋駅で少し迷ってあおなみ線を見つけ、いよいよ会場のある金城ふ頭へ。名古屋駅からポートメッセなごやへ向かうにはおそらくこの電車に乗るしか手段が無く、車内は右を見ても左を見てもリスナーばかり。至るところからワクワクした声が聞こえてきて気分が高揚した。あと、会場割と遠いなぁという印象


移動中、orbital periodを繰り返し何度も聴いていた。その音に、その言葉に思いを馳せ、知らない景色を眺めながらふとこんなことを考えていた。

普段BUMP OF CHICKENを聴いていると「君」の対象は自分のことではなく、彼らが、彼が見た不特定の誰か(somebody)であると認識してしまう。それをライブで聴くと、いつもと同じ楽曲のはずなのに「君」の対象が他でもない自分(you、単数)になる。誰のためでもなく自分に歌ってくれていると感じる。その瞬間はBUMP OF CHICKENと私との二者しか存在していないと錯覚する。あれは何という現象なのか、魔法なのか。なんて

これを140字にぎゅっと縮めたものを何気なくツイートしたら、思いのほかたくさんの方に反応をいただき、私以外にもそう感じている人がいるのだと知ることができて嬉しかった。

会場着〜開演まで

14:30すぎに会場に到着するとフォトスポットの整理券はすでに配布終了しており、これをかなり楽しみにしていた私は落ち込む。まさに絶望の最果てである。

17:00以降は物販、フォトスポットともにフリー入場になると聞いてチャンスはあるんだと知り少し安心。ちなみにツアトラはすごく並んでいたので、並ぶのを諦めて通りすがりに何枚か写真を撮っただけ。あと会場周辺にお手洗いが無くてちょっと歩いたので少し不便だな~と感じた。次回からの教訓にしようと思う。物販、フォトスポットに屋根があったのはとてもありがたかった。かなり広かったし待ち合わせするにも便利だと感じた。

会いたい人に会いに行ったらどんどん輪が広がり、はじめましての人とも会えたのが嬉しかった。音楽は一人で聴くものだったのに、同じ音楽を、BUMP OF CHICKENを目印にして待ち合わせできるなんてそんなに幸せなことがあってもいいのだろうか。

そんなこんなであっという間に開場時間になり、狭い入口に向かって並んでいる人々の列に合流。いよいよ私の、最初で最後のホームシック衛星が開幕するのかと、期待と不安と焦燥感に駆られ、始まってほしいけど終わってほしくなく、変な気持ちになっていた(ライブ前に限らず、楽しい時間はいずれ終わるし、出会ってしまったら別れが来るというこの世の条理に恐怖を覚えることがよくある)。入場まで一緒にいてくれたみんなに救われました。1人だったらこの変な気持ちに押しつぶされていたかも


会場に入り、その四角さと地面に近い座席の構成に驚いた。前日に座席が出た時は後ろから四列目で見えにくいかなと思っていたけど、まったくそんなことはなく、近い、近かった。be there徳島公演でも感じたけれど、会場自体がなんだかアットホームな感じだった。


開演後

18:00
開演時間になったが、なかなか始まる気配がしない。不穏な音、ステージ奥のスクリーンには星空、時折流れ星、そして宇宙船の案内のような影アナ、何かと交信しているかのようなくぐもった音声(何を言っているのかは聞き取れなかった)
私はいまどこにいるのか。地球か。宇宙か。はたまた知らない場所にいるのか、わからなくなってしまって、でもそれが心地よくて、ただ彼らが登場するのをずっと待ち遠しく思っていた。

開演前に一瞬だけとてもいい香りがした気がする。青、緑、みたいな、宇宙みたいな、深海みたいな香り。演出か誰かの香水なのか定かではなかったけれど、この香りを嗅いで、いよいよ始まるのかと感じた。

18:20頃? 開演
スクリーンに映像が流れる。はっきりとは覚えていないし、この映像がどのタイミングで流れていたのかも思い出すことはできない。でも、確かに私はここで星の鳥が羽ばたく姿を初めて見た。ずっと遠くから飛んできた星の鳥がBUMP OF CHICKENのエンブレム?の形をした島にやってきたとき、ああ私はこの島が見えるところにいるんだ、此処に確かに存在しているんだと思い、とにかく鳥肌が立った。涙が勝手に溢れてきた。
映像の終わりには画面いっぱいに赤い数字があらわれ、様々な数字を刻んだ後28だけが残る。その後、スクリーン横にあった鉄塔のようなオブジェに“BUMP OF CHICKEN”の文字だけが残されていた。とってもとってもかっこよかった。

星の鳥→メーデー
本当に本当にオープニングにふさわしい流れ、絶対にこれでツアーが始まると思っていました。この時をどれほど待ちわびていたか。ずっと、彼らに会いたかった。
星の鳥のメロディに合わせてメンバーが登場する。藤原がギターを掲げた瞬間、会場が揺れた気がした。
音源よりも長い星の鳥に続いてメーデー。「こんなところに居たの 側においで 逃げなくていいよ」この歌詞にどれほど救われ、どれほど勇気づけられてきたかわからないけど、星の鳥の姿を見てから半泣きだった私は、この部分を聴いて大号泣した。会いに来てくれてよかった。会いに来ることができて幸せだった。

才悩人応援歌
かっこよくて大好きで、この楽曲の「ラララ」に勇気をもらうこともあれば、この楽曲の持つ重い重い歌詞に殺されそうになる、そんな二つの面を持つと私は思っている。最後のラララを「歌って」と促してくれて皆で歌えたこと、それを彼らが聴いてくれたこと、ずっと忘れたくない

たしかこのタイミングでMC(チャマのMC復活嬉しいですね)
だいぶ端折るとこんな感じ↓
ホームシック衛星へようこそ!名古屋会いたかったぜー!!
16年前のホームシック衛星来たことある人?(結構手上げてる人いた)おー、結構いるね。
あっという間に終わっちゃうと思うので。今日はね、曲を!ガシガシやっていきたいと思います!もう3曲も終わっちゃったよ、はやいね

ヒロ!
ヒロ「3日目は3日目しかないんですよ。」
藤「そのスタンスでいくんだ笑」
ヒロ「n日目はn日目しかないんですよ〜nは公演数ね。ただしnには自然数が入ります」

チャマ「ホームシック衛星、楽しむ準備できtr(甘噛み)…?!」
藤「今のは俺に免じて無かったことになったから」←これ、お気に入りだったみたいで何度か言っていた

ダイヤモンド
箱根駅伝が記憶に新しく、あの情景が脳裏をよぎった。私がBUMP OF CHICKENに初めて会えたSilver Jubileeでも聴いた、大切な楽曲の1つ。
「何回転んだっていいさ 何回迷ったっていいぜ」
ずっとお守りみたいな存在で、改めてこの歌をリュックに詰めてどこまででも行きたい、そんな気持ちになった。あたたかくて、ありがたいね

ハルジオン
SJで聴けた曲2連続。それ以来結構好きな曲で、もう一度聴きたいと思っていたので嬉しかった。この楽曲、昔は「ダメでもがむしゃらに頑張れよ」的なことを言っていると解釈して、BUMPにしては珍しい歌詞書くなぁと思っていた。でも絶望の底にいるときに希望が見えてしまうことにその花の姿を映しているのかもしれない。BUMP OF CHICKENの楽曲は解釈が無限にあって面白い

ハンマーソングと痛みの塔
この楽曲、私は他とは違う色を持っていると思っている。何かにつけあがっている人間の気持ち悪い部分を揶揄しているというか、寄り添うとかではなく突き放すような部分がある気がする。この楽曲の、どうにも落ち着かない音遊びが大好きなので聴けて嬉しかった。イントロ長めでライブバージョン?かっこよかったです
途中藤原さんの煽るようなヘイヘイヘイ!、テンション上がった

プラネタリウム
プラネタリウムの何とも言えない懐かしいイントロ、キラキラしていて本当にだいすき。この楽曲を聴くたびに、あの美しかった夜を思い出して勝手に苦しくなる。綺麗なのに、あまりにも憂いを帯びているの、なんでなんだろう
あと映像や光の演出がとても綺麗だったの、この楽曲だったかな
会場のサイド(私はEブロックにいたので反対側のWブロックしか見えなかったけどおそらく両サイド?)にメンバーの影が大きく映し出されていた。この楽曲じゃない気もしてきたし何度かその景色を見たけど記憶が曖昧。確かsupernovaでもそんな場面があった気がする

花の名
ダイヤモンドあたりで一度泣きやんでいたはずの私はこの楽曲以降また涙が止まらなくなり、ついに涙腺が壊れる。
数多のツアーで歌詞を変えて歌い、その度に伝説を残してきた花の名、正直何が本当の歌詞なのか覚えていない。それに加えて本公演ではいつも以上に彼は歌詞を変えて歌っていたのですべてではないけれど、覚えている範囲でメモ↓

一緒にいる今は忘れない ( 今 じゃなくて 今日 だったかも)
生きる力をくれたでしょ 今夜のうちに歌にしなきゃ
あなた目掛け 旅立った音がある (最後の歌詞変えに衝撃を受けて、これだけは絶対に覚えておこうと思って終演後すぐにメモした歌詞変え)

その時々に生み出される言葉にいつも魂が震えるんだよ、これを聴いて今日まで生きてきてよかったと、あなたからこの言葉をもらえただけで良かったと思えたんだよ。あなたたちから旅立った音はリアルタイムで私に真っ直ぐ届いた。ありがとう。同じ空間で聴くあなたの言葉はいつも以上に美しくて、本当に参加できて良かったと思えた。

arrows
花の名→arrowsの流れで大号泣。
私のBUMP歴はかなり浅く、楽曲を聴くだけで満足していた私が初めてBUMPのライブに行こうと決意したのはSilver Jubilee幕張公演のセットリストを見たのがきっかけだ。衝撃だった。あの時衝撃を受けた楽曲の1つがarrowsだ。
BUMP OF CHICKENは完全に私を泣かせにきている。ずるい。ありがとう。嗚咽が止まらなかった。何もない私だけど、もしかすると此処に存在していても良いのではないかと思ってしまった。君さえいればきっと僕でいられる。
泣きすぎてこの曲の最後の方で脱水症状になりかけた。涙で体内の水分が足りなくなるなんて、人生で初めての経験だった。ライブ、水分必須です。

島へ移動

東京賛歌
ホームシック衛星に相応しい楽曲だなと納得。地元でも東京でもない、ただ自分の知らない街で聴いた東京賛歌、なんだか不思議な気持ちになった。私にとって名古屋という地が勝手に飛び出して勝手に辿り着いた場所であることは間違いないのだけど、「何をしに来たんだっけ 誰のためなんだっけ」にはちゃんと答えられそうだった。あなた達に会いに、あなた達の音楽を全身で浴びるために、そして、自分のためにここまで来た。BUMP OF CHICKENのおかげで知らない街にも足を運ぶことができている。
ハーモニカ吹く藤原さん、とっても楽しそうだった

MC(ほとんど記憶にない)
メンバー紹介+秀ちゃんがお肉をたくさん食べてた、という話
ここに居られる時間が短いから~云々
そういえば秀ちゃん、一言もしゃべってなかった気がする

真っ赤な空を見ただろうか
aurora ark の真っ赤な空を見ただろうかを観て、それをきっかけに大好きな楽曲になった。いつか、聴きたいと思っていたけど、まさかこんなにはやく聴けるとは。しかも、島で。
PIXMOBが綺麗な赤に光ってたのこの曲だった気がする。真っ赤な空を君と一緒に見られてよかった。歌詞変えあり「大切な君に唄いたい」

演奏後、藤原
「別に歌詞間違えたりしてないから!アレンジだから!……ごめん間違えた。楽しくって歌詞間違えちゃった 28年もやってるのにね」←28年もやってるのにね の言い方すごく良かったです

かさぶたぶたぶ
リズムをとりながら手拍子を促すBUMP OF CHICKEN。会場一体となって手拍子したり、歌ったりして楽しかった。この楽曲の藤原さんの歌い方、子供に話しかけてあげてるみたいですごく好き。

メインステージへ

アリア
いやいやいやいや、まさかここでアリアやると思わなくてびっくりした。周りもちょっとざわついていた気がする。イントロが美しく、なんともいえない気持ちになるこの楽曲。BUMP OF CHICKENとリスナーが相互依存の関係にあるのではないかと思ってしまうほどに重い感情が込められている気がする。「鏡のように」「応えるように」彼らの思いを映したのがリスナーであり、リスナーの思いに応えてくれるのが私の愛してやまないバンドだ。oh~の部分で会場が震えていた。私の身体も。

天体観測
天体観測、このタイミングでやるんや!と驚いた。会場の熱気がグッと高まる。本当に何度聴いてもかっこいい楽曲だ。PIXMOBの演出も美しい

銀河鉄道
先ほどとは打って変わって静か。でも決して暗くはなく、あぁ夜が来たな、という気持ち。「ちょっと恥ずかしすぎるだろ」が少し笑いを含んだ歌い方なのも、曲全体をかけての激しい起伏も、全て愛おしい。ここでハッと我にかえり、今日の公演がおそらく折り返しを迎え、もう終わりに向かっていることに気付く。次会う約束がない私は彼らの姿を、音を、記憶に焼き付けるのに必死だった。

supernova
「誰の存在だって世界では取るに足らないけど 誰かの世界はそれがあって造られる」にずっと救われてる
コーラス歌いながら爆泣きしてたの多分わたしぐらいだと思う。途中で声出せなくなったので諦めてみんなの声を聴いていました。藤原さんの「せーの」がすごくすごく優しくて、色んな公演のライブ音源とかで聴いてたみんなのコーラスがありとあらゆる場所から聴こえてきたの、かなり感動した

星の鳥 reprise
先日発表されたTour Final TEEの前面に描かれている「アレ」がスクリーンに映し出される。ひとつひとつが動いていて、なんというべきか、懐かしくて、美しくて、胸が騒めいた。

カルマ
アルバムと同じ流れで星の鳥 repriseからカルマへ。「必ず僕らは出会うだろう」と言ってくれて、この世に絶対的なことなんて無いのに、必ずもう一度逢えると確信した。「ここに居るよ」とも言ってくれた。私は未熟で、自分のことがよく分からなくなるし、人生に絶望したり心折れたりもする。でもBUMP OF CHICKENはここに居るのだと、いつだって呼んでくれているのだと感じた。

voyager + flyby
誰もが待ち侘びていたこの楽曲。静かに機械的にはじまり、その後感情が爆発するのが本当にかっこいい
歌詞ひとつひとつに耳を傾けて、ホームシック衛星に思いを馳せた。いつどんなときでも聴けるように、是非とも音源化していただきたいものだ(お願いします)
光に照らされて舞っていた紙吹雪がとっても綺麗で、綺麗でたまらなかった。


本編終わり


アンコール待ちの時間が短くて、恒例の合唱ができなかったのが心残りだけど、それもBUMP OF CHICKENがはやく私たちリスナーに会いに来ようとしてくれた結果だから嬉しかった。

en.1 リトルブレイバー
be there徳島のダブルアンコールでも演奏してくれたリトルブレイバー、BUMP OF CHICKENの楽曲を聴き始めたときからずっと、私にとってお守りみたいな楽曲。いつでもほんの少しだけの勇気をくれた。勇気そのものではなく、勇気の源みたいな、飴玉みたいな、ほんの小さな欠片をくれた。今回もそうだったよ。ありがとう

en.2 Hello,world!
BUMPの曲を本格的に聴き始めたときに衝撃的だったのがこの楽曲で、好きな曲メモしてたときに最後に「!」を大量につけるぐらいの楽曲、まさかまさかここで聴けると思ってなくて、普通に「へっ?!Hello, world!?!?!」って間抜けな声出た。周りにいた方すみません。めちゃくちゃカッコよくて大好きな楽曲で、歌い始めてからしばらく放心状態だったけど、なんとか心を取り戻して笑顔で聴けた。

藤原MC
「また会おうね。その日まで、元気…じゃなくてもいいんだぜ」でありえないぐらい涙がボロボロ溢れてきた
そうだ。BUMP OF CHICKENって元気じゃない私を肯定してくれるから好きなんだ。
「元気じゃなくてもいいから、また会いに来るから」
「今日寒かったね。昨日も、寒かったね。みんな大丈夫?
汗かいた人もいるかもしれない、全然汗かいてなくてサラサラな人もいるかも。
俺はどちらかといえば前者。」ほら見て、言わんばかりに汗を見せつける藤原
「そういうとき、俺は長年の経験を活かしてすごい体を拭く。そんで、あったかい風呂に入って、そんで帰る。
あ、まだ帰らねえや。今日で終わりみたいな気持ちでやってた(笑) 明日もあるんだった!」
今日で終わりみたいな気持ちで演奏してくれていたということをこちら側に伝えてくれたのが嬉しかった。

「あったかくしてね、ばいばい、またね、おやすみ。」

私は下手側だったので最後階段を降りていく藤原さんが見えたんだけど、最後まで名残惜しそうに、でも誇らしげに去っていく姿が素敵だった。


最初で最後のホームシック衛星2024

ツアーに関する感想は以上。少しだけ残っていた名古屋での時間を以下にまとめます。

終演後〜帰宅

物販とフォトスポットはフリー入場が可能だったけど、泣き腫らしたうえにライブで体力を消耗してしまったので真っ直ぐ名古屋駅まで戻った。あおなみ線はBUMPリスナーで溢れかえっていて、各々幸せそうな顔をしていた。私は人々のそういう顔を見るのが好きだ

晩ごはんを食べたお店には気づけばBUMPリスナーしか残っておらず、お店の方が気を遣ってくださったのか、楽曲を流してくれていました。こういう配慮ができる人間になりたい

宿を確保していなかった私に付き合ってカラオケ着いてきてくれた2人、ありがとう。体力も眠気もMAXだったけどめちゃくちゃ楽しかったし、心強かったです(笑)
夜が明けて外出たらあいにくの雨、時間はまだあったので漫画喫茶で3時間ほど寝て名古屋城行ったり名古屋モーニング食べたりと束の間の名古屋観光を楽しんだ。

物販とフォトスポットのために、もう一度ポートメッセなごやまで行き、無事フォトスポットで写真撮って帰ることができました。

あまりに疲れていたので新幹線の指定席を取って帰った。行きはあんなに時間かかったのに、新幹線だとあっという間だった。お金をかけて快適さを手に入れました。


チケプラトレードでやっと獲得した、たった1枚のホームシック衛星2024のチケット。参戦できて本当に幸せでした。この1公演の密度がとても濃く、満足感たっぷりでした。
帰った瞬間からBUMP OF CHICKENにまた会いたくて、今もずっと会いたい。いつか、また会える日まで、元気じゃなくてもなんとか命を繋いでいようと思う。また会いにきてください。また会いに行きます。

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