見出し画像

コロナ後・・ 未知なるものが?・・

京都大学学長 山極 寿一先生の新聞掲載より

毎日新聞でシリーズ「疫病と人間」が随時掲載されています。だいぶ日が経ってしまいましたが、4月28日に京都大学長 山極 寿一先生の文が載っていました。コロナ後についても書いていらっしゃって、その部分に特に息をのんでしまいました。

コロナが終息していないのに、コロナ後のことを話題にするのも何なんですが、とても大事だ!と思ったので日が経ってしまいましたが、投稿しました。それくらい、知っている、という方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、私は、そこまでの知識はありませんでした。

以下引用です。「もうひとつの懸念は、コロナ後に各国が猛烈な経済復興対策を取り、それがこれまで以上に地球の崩壊を招くことである。近年のウイルス性の感染症は、自然破壊によって野生動物との接触を加速したことが原因である。更に自然資源の開発が続けば、深海や氷河の下に眠っている未知の微生物やウィルスをひきずり出してしまうかもしれない。開発の手を抑えても、地球温暖化は生物の動きを変え、新たな脅威をもたらす可能性がある。今私たちに必要なのは、グローバルな地球と国の動きと、私たち自身の身近な暮らしの双方で、人間にとって大切なことは何かということをじっくり考えることである。コロナ後に、それが決定的な効果を生むだろうと思う。」

未知なるもの

自然破壊がウィルス性の感染症を招いているということは知っていましたが、このままであれば深海や氷河の下に眠っている未知の微生物やウィルスをひきずり出してしまう・・というところに背筋が凍りました。「引きずり出す」、、なんて怖い言葉。コロナでさえも未知なるところが多く得体のしれない恐怖であるのに、もっと得体のしれないものがこの地球を覆うかもしれないなんて・・・。しかも、私たち自身が、その得体のしれないものを引きずり出すなんて・・。

個人的には、身の回りでできる自然にやさしい生活の仕方に努めることはできますが、地球規模として自然破壊を抑えつつ、私たちの暮らしが守られるようにするには、世界がどうなったらよいのでしょうか・・・。私には、世の中が複雑すぎて、どうすればいいのか皆目分かりません。

今、真剣にこれからの地球の大枠というか方向を考えていくとき、ということは感じます。

日々の暮らしに目がいきがちですが・・。(日々の暮らしも大事ですけど・・)

どうなる地球・・・。

私は、中途半端な知識のため、コロナに対して感情的になることもありましたが、よく考えると、コロナを招いたのは私たち人間。自分たちがやってきたことに対してそっくりそのままお返しをされたって、ってことだとあらためて思いました。

コロナ後

とにかく、これからの子供たちを苦しめる環境にしてはいけない。

3月から、コロナ、コロナ、コロナ、経済、経済、経済の一色だったように思います。

新しいやり方、新しい価値観に転換となるのか・・・できるのか・・。

今も怖いですが、コロナ後も怖い。

地球存続のための新しい納得のいく指針がでれば、もちろん協力したい。

本当に、どんな世の中がいいのでしょうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?