クローシェtomo

小学校13年、特別支援学校23年勤めた元教員です。家庭科専攻ということもあり、「食」と…

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小学校13年、特別支援学校23年勤めた元教員です。家庭科専攻ということもあり、「食」と「体」「生き方」「環境」の関係に関心をもっています。嗜好や考え方は、どちらかというと少数派かな、、。でも、そんな自分は希少価値と思おう!、、、思ってます!

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こころが動かんなぁ

学習するうえでちょっと困難がある子、人間関係が難しい子、に学習指導やSST(ソーシャルスキルトレーニング)をしています。 その中の、ある子の言葉です。「こころが動かん問題やなぁ・・。」と言ってその問題はあっさりパス! 「なんてことを言うんですか・・・・。」と思いながらも、クスッと笑う自分がいた。 うまいこと言うなって、内心思った。 でも、、、でも、でも、、あのさ、、、 「こころ動かなくてもちょっとやってみようよ、  ちょっとでもやってみようと思ってくれたらうれしいな、

    • 「NO!」と言うこと、言えること

      自分にとって大切なこと・・・・。 いろいろあるけど、今は、「うん、これだね!」って、すぐに言える。 「生きてる!」充実感定年を前に少し早めに退職した私。 今まで生きてきた記憶の中で、一番「生きてる」という充実感がある。 なぜだろう・・・。 一日のすべてを自分の思いで過ごせるから? 例えば、  ・起きる時間はその日のスケジュールで自分設定、自由設定。  ・内容や勤務時間など、自分に合った仕事ができている。 (発達障害の    あるお子さんに学習や行動面の支援をしてい

      • ~原材料から作る手作りの食事の力~「お店で買うもの」と「家で作るもの」

        「おいしいはたのしい」で、小さい頃のある思い出がヒュンと頭に飛び出てきた。 小学校3年生くらいかなあ。叔母の家に遊びに行き、ご飯をご馳走になったときのこと。 「へー、すりみって家で作れるんだー」と、新発見をした日。 食のカテゴリーが壊れた日・・新しい食への思いが生まれた日 小学校低学年頃の私は、食べ物を、「お店で買うもの」と「家で作るもの」というカテゴリーに分けて考えていた。今思うと我ながら、笑ってしまう。 すりみは、「店で買うもの」に分類していた私。 叔母が、すり鉢で

        • 「はたらく」は 社会への「窓」

          教師として働いていました。 退職をして、今、パートとして子供たちに学習や行動面の支援をして働いています。 今、「はたらく」が、とーーっても楽しいんです! もちろん、小さなことで思うようにならないことはあります。でも、つらくない。 辞めて分かったことを、書いてみます。 辞めて分かった 「はたらく」意味・楽しさ と 自分のこと①辞めて分かった「はたらく」意味 <世間というものを知る>  ・組織  ・人間関係   など <多くの出会いから人生を考える>  ・多くの人の暮ら

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        • クローシェtomoのブログ
          17本

        記事

          あなたの体はなにでできている ーキノコLOVE! キノコのDNAが私の体に住みついているー

          キノコの思い出キノコ類が大好き。子供のころ、家にはシイタケの原木があり、朝、祖父母が、原木からシイタケを採ってきて、さっと炙りしょうゆをたらして食卓に出してくれた。あのシイタケの香り、しょうゆの塩気。かざらない自然のおいしさ。 小さい頃、朝に食べたこのシイタケが、私のシイタケの食べ方のベース。だから、このシンプルな食べ方が一番、ほかの食べ方にかなうものはない、と思っていた。了見がせまい私。 キノコガーリックとの出会いそこへ、7、8年前かな。創作料理が得意な私の友人が、「食

          あなたの体はなにでできている ーキノコLOVE! キノコのDNAが私の体に住みついているー

          私を形づくっているもの -家庭科ー

          家庭科への思い最近、中高一貫校で技術科・家庭科の免許を持っていらっしゃる教員の方が私をフォローしてくださいました。 フォローありがとうございます。同じ家庭科専攻で元教員の私に、何か共通するものを感じてくださったのかな、と勝手に思っています。 そして、久しぶりに「家庭科」という教科への思いがよみがえってきました。皆さんは「家庭科」にどのようなイメージをもっていらっしゃいますか? 実は、私自身、「家庭科」に開眼したのは大学2年の時。それまでは、なんで家庭科の授業が学校にある

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          いいもの 見た ~二人の世界~

          いいもの「いいもの」見ました。 でも、びっくり なのです。 私の父86歳、母84歳。 高齢なので、いろいろおきます。 目まいがする。 吐き気がする。 精密検査をするから付き添って。 転んで足にひびが入った。 玄関のカギをどこへ置いたか分からなくなった、一緒に探してー。 などなど。 「いいもの」を見たのは、一番最近の父の体調不良のときでした。 父、目まいがし、体に力が入らなくなり1日入院をしました。特に原因というものはなく、加齢によるものということでした。 「年」のせい

          いいもの 見た ~二人の世界~

          コロッケ物語

          最近作った ほっこりメニュー今年の夏は、本当に暑かったですね。この暑さ、いつまで続く、と思いきや9月に入って台風の後、嘘のように朝晩涼しくなり日中も25度前後と快適な気温となりました。涼しいのだけど、今までの反動で寒いと感じるときもありますよね。 前置きが長くなりました。 涼しくなってみて初めて、暑さを耐えていた体のダメージがじんわり、というかドヨンと出てきて、、なんか、、、ほっこりしたもの食べたいな、と。 今日は、最近作ったほっこりメニューにまつわるお話です。 <最近

          コロッケ物語

          ぶれるもの ぶれないもの

          最近、家の中にもホッとする部分がほしくて、コップなどに花をちょこんとさして飾っている。ちょこんとさす花なので、ちゃんとした花瓶に生けたときに使った花の脇から出ていたヒョロンとした花の枝を使う。ごめんなさい、で捨てちゃうこともある部分ですが、最近は、何とかして余りのような枝の命を絶たずに生かそうと、いろいろな器に差しまくっている。 で、ある日、台所に飾った花をふと見ると、ぐにょーッと曲がって下を向いていた花が顔を上げているではないか。花は光が差す窓を向いている。洗面所の窓辺に

          ぶれるもの ぶれないもの

          だれもが大陸の一かけ

          九州、中部地方で豪雨があり、多くの人が流され命を落とし、今もなお泥のかき出しの状態。お会いしたこともない知らない方たちだけど、つらく悲しんでいる様子を見るのはつらい。 最近の豪雨、ハリケーン、山火事、コロナなど天災のような人災を多く目にすると、ターシャ・テューダーの「喜びの泉」の、あるページが頭に浮かんできます。私は、ターシャ・テューダーさんのことが、生き方が大好きです。 もう10年以上前、なぜか、私、たまたまテレビをつけるとターシャさんの特集番組であることが何回かあり、

          だれもが大陸の一かけ

          手仕事が普通にあった、贅沢な時代  ー作ったもので愛する人を包むー

          断捨離中に出会ったステキなもの仕事を辞めて家を整理し始めました。ずっとずっとずーっと前からやりたかったことです。在職中は、やり始めると仕事にいけなくなりそうだったので手つかずのままでした、、。案の定、物を捨てる、必要な物の所定の位置を決めることに、すごい労力と時間がかかりました。やっぱり、仕事を辞めてからでないとできないことでした。2階の私の仕事関係ゾーンに約2週間。台所ゾーンに約1週間。そして最近、衣服の整理にとりかかったのです。 衣服の整理中、とてもすてきな物に出会いま

          手仕事が普通にあった、贅沢な時代  ー作ったもので愛する人を包むー

          おいしいが1番! 体の不思議

          私の初投稿 ~あなたの体は何でできている~ にコメントをいただきました。コメントをいただいた方は、抗癌剤治療の副作用で物を食べられなくなったけど、ピザとコーラ―は口に入ったんですって。ピザとコーラを食べていると他の食べ物も口に入るようになり1か月後には随分元気になられたとのことでした。ピザ、ましてやコーラーは栄養学的には体にはよくない部類に属するものだと思います。でも、そのとき、ピザとコーラーを体は欲していて、受け入れ、命となって生かされたのです、きっと。 それで、大学のと

          おいしいが1番! 体の不思議

          私の嫌いなもの

          私の嫌いなもの それは、数字 今の世の中、何でも数値化。数字大好きだよねー。 思えば私も、数値に振り回されていました。正直今もちょっと・・・。 子供が生まれたら、身長、体重は標準よりどうか? ミルクは〇〇ccが標準、〇時間ごとに授乳がよい、とかとか。 あー、我が子よ、ごめん。母乳飲ませすぎて、おデブにしちゃった。(動くようになってからスマートになりました。我が子の名誉のため) 学校に入ると、もちろんテストの点数があり、、。でも、これは、私が苦しめられたから、我が

          私の嫌いなもの

          目に見えないけど、ここにはないけど・・「応援してくれるもの」

          ちょっと元気になろ!前回、コロナの話を投稿し、自分でも重く暗くなってしまいました。反動で、あたたかい内容を書きたくなりました。 自分をほんわかっとあたたかくさせてくれるものはいくつかありますが、私の基本のテーマ「食」にまつわることで思い出すのは、祖母と祖父です。祖母は、口数少なく、でも、とってもやさしい人でした。怒られた記憶はなく、いつも黙って私を見ていてくれていたように思います。相反して、祖父はとーっても怖い人でした。口数少ないのは祖母と同じ。でも、祖父が口を開くときは、

          目に見えないけど、ここにはないけど・・「応援してくれるもの」

          コロナ後・・ 未知なるものが?・・

          京都大学学長 山極 寿一先生の新聞掲載より毎日新聞でシリーズ「疫病と人間」が随時掲載されています。だいぶ日が経ってしまいましたが、4月28日に京都大学長 山極 寿一先生の文が載っていました。コロナ後についても書いていらっしゃって、その部分に特に息をのんでしまいました。 コロナが終息していないのに、コロナ後のことを話題にするのも何なんですが、とても大事だ!と思ったので日が経ってしまいましたが、投稿しました。それくらい、知っている、という方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、

          コロナ後・・ 未知なるものが?・・

          「おやつ」に出会った衝撃!

          友達の家で・・「おやつ」と出会う そして誓う家にいることが長くなり、おやつを食べることが多い私です。おやつは食事とは違うホッと感がありますよね。私が小さい頃は、昭和40年代(年齢ばれちゃいますね、、今58歳)。まだまだ日本は発展途上で、我が家は農家ということもあり、家に帰って「おやつ」というすてきな響きの食べ物はありませんでした。あるとしたら、ジャガイモの甘煮がちゃぶ台に乗っていた程度でしょうか。 そんな私が、友達の家に遊びに行ったときのことです。小学校3年生ぐらいのときか

          「おやつ」に出会った衝撃!