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全社員参加の総会、ライブ配信で実現する一体感

2024年3月8日、FY24第二四半期の振り返りを行う、全社員が参加する社員総会を神田オフィスで開催しました。今回は現場の様子を複数カ所からリアルタイムでモニターに映し、配信する形式にチャレンジをしました。今回のインタビューでは、総会実行委員の植原さん、金地さんに総会の企画から実行、そして今後の展望についてお話を聞きました。

<プロフィール>
植原 慶太 Keita Uehara(総会実行委員長)
執行役員CSO 
大学卒業後、三菱総合研究所に入所し、都市、交通、観光、社会保障、消費者政策などの分野で産官学のクライアントへのコンサルティング業務に従事。2014年から2年間は三菱地所に業務出向し、再開発エリアのエリアマネジメントや新規サービス開発を担当。
2018年にClipLineに入社し、カスタマーサクセス部門でコンサルタント、導入支援部長を務める。その後、カスタマーサクセス全体統括を経て執行役員に就任。家ではジャックラッセル2匹に癒される愛犬家。週末は料理も楽しむ。

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<プロフィール>
金地 雅明 Masaaki Kanaji(総会実行委員リーダー)

CC部マネージャー
CM制作会社にて、Panasonic EvoltaのTVCMをはじめとする作品を手がけた。
2017年にClipLineに入社後、2019年よりClip制作やその分析、クライアントの内製サポートを行うCC部マネージャーに就任。

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1、みんなで作る、新しいかたちの総会を目指して

ー今回の総会はどのようなビジョンを持って企画されたのでしょうか

植原:全社総会は3回前(2023年6月)から実行委員会形式でやっていますが、実行委員会形式にした理由は、総会は社員皆が参加する場なのでみんなで作っていきたいなと。それまでは役員が中心で作っていたので皆が参加したくなる、参加してよかったな、総会で得るものがあったなと思ってもらう会にしようとした時、メンバーの意見を取り入れた方がいいなというのが一つ。もう一つは、各部門のメンバーは他部門のメンバーと話す機会があんまりないと思うんですよね 。もっとお互いの理解を深めてほしいという思いもあります。
企画から皆で参加することによって、会社に対してのコミットメントであったりとか、個々のモチベーションを高めていけるような会にしていきたいなと企画しています。

総会前のランチタイム。目標達成のお祝いで豪華なお寿司またはすき焼き弁当の選択制

2、中継スタイルで大成功!その裏側

ー今回の総会で最大の挑戦はありましたか

植原:今後、対面の総会だけじゃないやり方を模索していかなければならない中で今回、中継スタイルを充実させるというのを一つ大きなミッションとして考えていました。

金地:事故なく進めるというのはもちろんなんですけど、普通のズームをただ中継しているスタイルから一歩抜け出して、うちってこんなことが社内でできるんだよということを社内全体ですごいと思えるようなところを一つ目標にして進めた形が、配信・中継スタイルに目指した挑戦ということかなと思います。あと、今回は目標達成のお祝いを兼ねていたので、華やかさだったり皆で喜びを分かち合いたいというのは意識していましたね。

ー全社員を巻き込むために工夫された点はありましたか

※以下「事前ToDo」について
事前ToDoというのは、弊社サービスABILI Clipの一部機能を指しています。役員・マネージャーがFY24第二四半期の振り返りを3分程度の動画にまとめ配信。その配信動画を総会までに全社員が視聴しアンケートに回答するというのが事前ToDoです。この取り組みを通じ、プロダクト改善につなげられるような"試み"をしています。

植原:事前ToDoというのはすごく効果的だと思っていて。今回事前ToDoは2回目ですけども、強制力というのがまず一つ大きなポイントかなと。全員が同じ知識を事前に得て身につけられて、それをもとに自分はどう考えるのか、総会当日はこういう質問をしたいと準備しておけるので、事前に実施しておくことで当日の理解度が全然違うところがあるかなと思います。前回の総会終了後のアンケート結果をみても事前ToDoがいいねという意見が出てましたね。

金地:オフィスでやる総会はスペースの都合で大きく二つに分かれなければならないので(別々のエリアに分かれた場所で社員が着席をして発表を聞く形式)前回やった時に、お互いのエリアの様子が分からないなと思っていたんですよね。せっかくオフィスに集まっているのに、半分に分かれて一体感がないともったいない、その辺をどう改善できるかというので今回中継スタイルを取りました。
また、次回以降、オンラインとオフラインのハイブリッド形式になった場合でも有効活用できるようにしていきたいと考えているんです。オンラインの場合はどうしてもほぼ発表資料が映っている画面を見ているという感じになってしまってライブ感が生まれないと思っていたので、次回以降を見据えて今回は会場のライブ感を伝えるというチャレンジをしたところがポイントだったと思います。結果、ライブ感(司会者と別のエリアにいる社員が中継カメラを通しやり取りする場面)があって非常に効果的だったと思います。ニュースっぽかったですよね(笑)

ー新たな発見はありましたか

金地:中継スタイルの盛り上がりが予想以上にあり、効果的だったなというのは予期せぬ成功経験かなと思いました。質問者は司会者のいる場所まで移動、登壇をして質問するよりも質問がしやすく、聞きたいことが聞けた点が大きな成功だったと思います。
あと、リアルに仕事に活かせそう。お客さんとの施策で要望があれば中継スタイルだったり、技術的なところに関してはメンバーのトレーニングにすごくなっているんじゃないかな。

代表高橋による本番前テスト中。今回はいつもより多くの機材を使用
コンテンツ・コミュニケーション部のメンバーによる配信映像の最終チェック中

3、社員のフィードバックを次回に活かす。そして、これからの総会をもっと楽しく!

ー総会参加者からどのような感想がありましたか、印象に残っているコメントなどあれば教えてください

植原:さっきの話の続きになりますが、意外とその場でコミュニケーションだったり皆で考えるみたいな、ワークする時間を取りたいという声が多かったと思っています。あとは、うちの会社すごいねっていう声を生で聞いたりはしていましたね。発表している高橋さんがモニター上ですごく綺麗に映っているのを見ると映像の技術とか、こんなことがこの会社でできるんだと再認識できたみたいな。映像の技術だけじゃないと思うんですけども、一カ所に皆が集まってこのクオリティのイベントが自社でできるって、すごいねと純粋に評価はありました。

ー次の総会に活かせそうなことがあれば教えてください

植原:オンラインとオフラインで開催したときに、中継スタイルが活かせそうかなとは思います。今回中継をやってハイブリッドのものはできると皆認識したと思うし、社内でしっかりお祝いをするみたいなことやボウリング大会みたいな楽しい企画も作ることもできるし。何でもできるんだなと。それだけのケイパビリティが我々にあるという自信を持っていいんじゃないですかね。そういった影響を与えたんじゃないですか(笑)

まだまだ何か改善していかなきゃいけないという感じではあるかな。ある程度実行委員会で回せるようにはなってきているとは思うんですけど、総会の中身自体を考えるところは、まだ役員の手から離れられてない部分もあって。さっき話したアンケートで意見のあった、もっと皆で話す時間がほしかったとしたら、その時間の過ごし方ってどうする?とか、何について皆で話をしたいのか、その辺はもう少しボトムアップでアイディアが出てくると企画が進むような建付けがあってもいいのかなとは思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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