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二人目の予定帝王切開出産がまさかの延期になったお話

沖縄在住フリーランス夫婦・妻のミオです。一人目が逆子で予定帝王切開だったため、二人目も予定帝王切開出産となりました。

38週2日に手術の日程を組み、陣痛や破水が起こることなく、無事に当日を迎えることができました。・・・が!

帝王切開出産当日にまさかの展開。手術の説明も終わり、お部屋にも案内されて、念のためということでPCR検査をしたところ、陽性反応が出てしまい、まさかの予定帝王切開が予定通りにいかない事態となりました。

今回の記事では、予定帝王切開がまさかの延期になり、「予定外」帝王切開になったお話をしたいと思います。


PCR検査陽性で帝王切開が延期に!

発熱もないし、風邪症状もなく、完全無症状でのPCR陽性だったため、先生も看護師さんも助産師さんも、もちろん私もビックリ。

明らかに無症状だから、数日後には陰性になるかもしれない。いったん手術は延期して、出来る限り早く次の予定を組みましょう、とのことで家に帰されました。

ちなみに、夫と娘は市販の抗原検査で二人とも陰性でした。症状は娘だけがちょっと前から咳が続いていましたが、小児科や耳鼻科で薬はもらって飲んでいて、発熱もありませんでした。

まさか、最後の最後、出産当日にこんなトラブルが起こるとは。予定帝王切開って普通、延期になることないですよね(^^;)ここにきて予定が全く読めなくなるという展開。

翌日、最悪のタイミングで娘が発熱!

延期になった当日は、もうまさかの展開に家族みんなどんな感情でいたらいいのかわからず、でも幸い、私もお腹の子も元気なので、病院側の判断を待とうと比較的ポジティブな気持ちでした。

しかし、そのポジティブな気持ちから一転。翌日の朝に娘が37℃後半の発熱。保育園もお休み。娘がコロナかどうかはわからないけど、ただの風邪だったとしても、症状が私にうつったらマジでやばい・・・ということで、私だけ家の近くのホテルに緊急隔離しました。

幸い、娘は熱はあるけど元気で機嫌も良く、食欲もあったので、夫と義母に見てもらい、小児科を受診。発熱してまだ数時間なので、インフルやコロナの検査はまだ早いかもしれない、ということで検査はできず、一般的な風邪診断となりました。

産院からの電話で帝王切開日決定!

娘の熱で大パニックの中、産院の先生からも電話があり
「いつ陣痛や破水が起こるかわからないから、とにかく出来る限り早く、38週中には出したい。明後日ならスケジュールを組めるので、PCRが陽性でも陰性でも手術はしましょう」
と言われ、PCRの結果にかかわらず、出産予定日が無事に決まりました。

元々の予定帝王切開から3日後。決定の電話から2日後に手術決定。それまでに陣痛や破水がないことを祈って安静に過ごすしかありません。

とりあえず娘が発熱した日は、私はホテルに一人で宿泊。家から徒歩圏内のホテルだったので、何かあればすぐに夫が迎えに来れるようにしておいて、その次の日は産院に前日入院させてもらうことに。そして、無事に陣痛や破水もなく、帝王切開の日を迎えることができたのです。

出産延期が気づかせてくれたこと

ホテルでの1泊と産院での1泊は、思った以上に快適で、とても穏やかな気持ちで過ごせました。

よくよく考えてみれば、妊娠中も上の娘のお世話や、仕事で忙しくて、お腹の子と二人っきりでゆっくり過ごす時間なんてなかったんですよね。

妊娠期間中、私がどんなに体調を崩しても、仕事で忙しくしていても、お腹の子はずっと順調だと言われていて、あっという間に出産当日。

お腹の子に話しかけたのなんて数えるほどしかなかったかもしれません。

この延期の期間、ホテルや産院の個室でお腹の子とたくさん話すことができました。

すべての出来事には意味があると思って生きているタイプなので、出産延期は、お腹の子との対話のためにもらえた時間だったんだなーって、しみじみ思いました。

3日後、PCR検査の結果は…?

PCRが陽性でも陰性でも手術をすることは決まっていたので、出産の覚悟・準備は整っていました。

そして前日入院の際に再検査したところ、まさかの陰性!数日前の陽性はなんだったの?というくらい、あっけなく問題解決となりました。

私自身が今年の6月(約3ヶ月前)にコロナにかかっていたので、その時にお世話になったかかりつけの内科医にも電話で聞いてみたところ、ウイルスの残骸がPCRに反応した可能性もあるかもしれない、でもこの数日で陽性から陰性には変わらないかも…と言われていたんですね。

なので、どうせ陽性のままだろうと思っていたら、まさかの朗報!夫も、正直立ち会いはできないと思っていたみたいなので、驚きと喜びで混乱していました。笑

そして!やっと!予定帝王切開から遅れること3日。手術時間は朝一に変更になり、午前9:55に息子が誕生しました!

まさかの「予定外」帝王切開でした

いやー、予定帝王切開が延期になるなんて、こんなこともあるんですね。

一般的に、予定帝王切開は37〜38週の陣痛や破水が起きてしまって、緊急帝王切開になるリスクを避けるために、スケジュールが組まれるものなので、緊急で早まることはあっても、延期になることってほぼないんですよね。

ネットで検索しても、お腹の赤ちゃんの発育が悪くて、出来る限りお腹の中にいさせるといった判断の時くらいしか、予定帝王切開を延期した事例はありませんでした。

コロナが5類になってから、PCRの影響がこんなところに出てしまうとは思いませんでしたね。病院側も判断が難しい中、迅速にスケジュールを組み直して、陽性でも陰性でも対応を受け入れてくれて、感謝しかありません。

一応、私みたいなレアなケースもあるかもしれないので、備忘録に残しておきたいと思います。

何はともあれ、母子ともに無事に出産ができてよかったです!

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