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【出産レポ】帝王切開にて第二子男児が誕生しました!

沖縄在住フリーランス夫婦、妻のミオです。

夫婦で合同会社を経営しながら、もう直ぐ2歳になる娘を育て、ビジネスも育児も夫婦でフルコミット・奮闘中です。

先日、第二子となる男の子を帝王切開にて無事に出産しました。

一人目の妊娠・出産の時とは何もかもが違った経験で、予定外の連続だったので、ネタとして子どもたちに語り継げるように、備忘録を残しておきたいと思います。

二人目妊娠中の数々のピンチや挑戦の
\ 記録はこちらの記事にまとめました /


予定帝王切開手術がまさかの延期というハプニング発生!

妊娠期間中は一度も大きなトラブルなく、妊婦健診では、常に経過順調だったにもかかわらず、ハプニングは出産予定当日に起こりました。

入院日に行うPCR検査にて、妊婦の私に陽性反応が出たのです。風邪症状も熱もなし。完全無症状です。な・ん・で・や・ね・ん!

病院側もビックリ。家族もみんなビックリ。もちろん私もビックリ。

ただ、PCR検査の特性上、無症状の場合、数日経ったら陰性になったというケースも以前にあったようで、その日は家に帰され、3日後にスケジュールを組み直し、陽性でも陰性でも生みましょう、ということになりました。

まさかの予定帝王切開が延期になった時の詳細は以下の記事で詳しくまとめました。突然のハプニングからの3日間のドタバタ劇を知りたい方は、暇つぶし&参考までに読んでみてください。

前日入院|翌日の手術に向けての準備

予定帝王切開が延期になることの怖さは、いつ陣痛や破水が起こってもおかしくないということ。

せっかく予定を組んでいるのに、その前に緊急帝王切開にはなりたくない!ということで、手術日前日から入院することにしました。

小規模の産院なので、先生も助産師さんも距離が近くみんなとてもフレンドリーでとても安心感がありました。

お部屋にチェックインして、着替えてからNSTで赤ちゃんの心音やお腹の張りを調べて、剃毛して、心電図をチェックして・・・と諸々の処置が終わって、ご飯を食べて就寝という流れでした。

手術は午前中の予定でしたが、前日の夕飯までは普通に食べることができて、夜21時以降は絶食。当日の6時以降はお水も飲めなくなります。

帝王切開当日|無事息子を出産!

そして帝王切開当日。朝の7時くらいに起床して、点滴を入れてもらいました。術中・術後に気分が悪くなるのを防ぐために、うちの産院では術前にたっぷり(3本ほど)入れてくれます。

午前9:30から手術開始予定で、8:30くらいから夫が病院に入ることができたので、夫が来るまでは、個室でYouTubeの音楽を再生しながら気分を上げていました。

そして、夫が来てからは部屋でお話ししながら、手術の準備ができるまで待機。これ一人だったらどんな気持ちだったんだろうなー。夫と話してたおかげで、だいぶリラックスして過ごすことができました。

そして、いざ手術へ。2回目だけど、やっぱり緊張するよね。

一人目、初めての時は何もかもがわからなくて、お腹を切られる怖さや、赤ちゃんが無事に出てくるかという緊張、わからないことへの恐怖がとにかく大きかった気がします。

今回の二人目は、流れがわかっているからこその緊張が大きくて、一人目の時とは全然違う気持ちだったかな。

私流・帝王切開手術の乗り越えポイント5つ

ちなみにですが、私の中でいくつか「ここを乗り越えれば一段階クリア!」と思っていたポイントがありましたので、参考までにご紹介。

  1. 背中に麻酔をうつタイミング

  2. 麻酔がちゃんと効いているか

  3. 赤ちゃんが元気に泣くかどうか

  4. 手術中気分が悪くならないかどうか

  5. 赤ちゃん取り出した後の処置の時間をどう過ごすか

あらかじめイメトレもしながら、とにかくこれらを1個1個、乗り越えていこう、といった気持ちで臨んだ出産でしたね。

今回の産院では、帝王切開で妊婦さんたちが緊張したり極度に怖がったりしないように、助産師さんや先生がすごく明るく話しかけてくれたり、「楽しんで産もうね!」という言葉をかけてくれたりと、雰囲気を和ませる配慮が素晴らしかったです。(沖縄でもめちゃくちゃ評判の良い産院です。)

麻酔も最初のチクッとした刺激に耐えてOK、足の方からだんだん温かくなってきて麻酔が効いたのも無事確認。

手術が始まってからは、夫や助産師さんが「もうすぐ赤ちゃん出てくるよー」とか「大丈夫だよー順調だよー」と小まめに声がけしてくれて、とても安心感がありました。

赤ちゃんは出てきてすぐに泣いてくれて一安心。娘の時は出てきて少し身体をさすってから泣き始めたのですが、息子はすぐに大きい声で泣いて、しかも元気におしっこまでしてました。(笑)

前回の手術では、赤ちゃんが出てきた後の処置で気分が悪くなってしまって、吐き気や意識が朦朧としていたのですが、今回は気分が悪くなることも一度もなく、夫や助産師さんと会話をしているうちに、無事手術も最後まで終わり、お部屋まで戻ってくることができました。

出産後|24時間のベッド上安静

部屋に戻ってきてからは、24時間ベッド上安静となります。この時、頭を高くすると貧血を起こしやすいため、ベッドには水平に横になった姿勢のまま過ごします。

実は前回の出産時は、産院が早期離床に厳しいところで、術後6時間ほどで歩行練習をさせられたのですが、今回の産院は術後24時間はベッド上安静で、痛み止めの薬もしっかり使って母体の回復を優先させるという、全く違った方針でした。

結論としては、今回の産院のやり方が私にはめちゃくちゃ合っていて、体の回復もとても早かったです。前回は産後の貧血や頭痛がひどかったのですが、今回はそれも一切なく、麻酔が切れた後の痛み止めも、痛みがひどくなる前に、複数の種類の点滴と座薬を使ってくれていたので、麻酔が切れて痛みが一番ツラいと言われる術後6〜7時間の時点での痛みも、一人目の時の激痛に比べたら、比にならないほどラクなものでした。

9:30から始まった手術は11:00ごろ終わって、そこから数時間は夫も一緒に病室で過ごすことができました。

看護師さん・助産師さんが30分〜1時間おきには様子を見に来てくれて、傷、悪露、麻酔の状態を確認してくれました。

一般的に帝王切開で生まれた赤ちゃんは1日保育器に入って体温調節を行い、場合によっては処置が必要なこともあるのですが、うちの息子は思った以上に元気らしく、保育器の中で元気に暴れていたので、お部屋まで連れてきてくれました。

夫が抱っこしたり、助産師さんがベッド上に赤ちゃんを乗せてくれて、おっぱいを吸ってみてもらったりと、産後すぐに息子と触れ合えたのはとても嬉しかったです。

夫が帰った後は、眠って休みが取れるように、点滴に眠くなるお薬を入れてもらい爆睡。ただ、やはり定期的な痛みで長くは眠れず、1〜2時間眠っては、痛み止めを追加してもらい、落ち着いてきてまた眠って・・・の繰り返しで一晩を過ごしました。

傷の痛みと後陣痛はやはりツラかったですが、痛みがマックスになる前に痛み止めを入れてもらって、効いてきたらすぐ睡魔がきて眠れたので、やはり痛みのストレスから少しでも開放されて、睡眠が取れるということの大切さ・ありがたみを強く感じました。

翌日には無事に歩行!食事も排泄もめっちゃスムーズだった!

24時間安静期間のおかげか、翌日の目覚めも良く、リクライニングで頭を起こして座ることができました。

ベッドに座った状態で、1日ぶりの食事。うちの産院では、おかゆなどの流動食ではなく、最初の食事から普通のご飯でした。(焼き魚とご飯の和定食だった)

さすがに全部は食べられなかったものの、9割ほどは食べられて、食事が取れたので点滴がはずれ、痛み止めも内服の飲み薬に変わりました。

そして歩行練習も難なくクリア。なんせ前回の術後6時間で激痛の中を歩かされた記憶がまだ新しいから、24時間安静後、しかも痛み止めもしっかり内服した後の歩行は、なんて体に優しいんだと感じるくらいでした。それでもやっぱり、点滴台につかまって、ゆっくりゆっくりトイレまでやっと行けたって感じだけどね。

そして自力でトイレに行けたので、そのまま尿管を取ってもらって、排泄。胃腸の調子も良好で、次の日には排便もできました。

本当に今回は術後のケアをしっかりやってくれたので、24時間安静後の活動は驚くほどスムーズにできたと思います。

産後の退院も予想外の延期に!?

産後入院中は、適度に赤ちゃんを預かってもらいながら体の回復を優先し、体が動くようになってきたら、母乳分泌を促すべく頻回授乳。授乳以外は助産師さんに頼ることで、出来る限り睡眠を確保するというスタイルで過ごしました。

やはり一人目で完全母乳だったということもあり、母乳は早くから分泌がよく、赤ちゃんもよく飲んでくれて、ミルクを足しつつも、母乳メインでいけそうな感じです。

そんな順調な入院生活の裏側ではまたハプニングが。退院予定日3日前に、上の娘が40度をこえる発熱。

インフルなどの感染症の検査は陰性だったのですが、やはり新生児への感染リスクはなるべく最小限にしたいので、余裕を持って1日退院日を延期することになりました。やはり最後まで一筋縄ではいかない今回の出産。笑

今回の出産は「予定外」「延期」がキーワード

ということで、今回の出産は「予定外」や「延期」といった言葉がキーワードになりました。

きっとこれからもハプニングだらけの育児になると思うので、今回のことも面白おかしく子どもたちに語り継いでいけたらいいなと思います。

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