【妊娠後期備忘録】34〜35週:胎児発育不全疑惑から3週間で脅威の追い上げ
28週までは平均ど真ん中でずっと順調だった赤ちゃんの発育が、30週の健診でゆるやかになり、30週から32週で体重増加がなかったため、胎児発育不全の疑いで管理入院となりました。
26週:830g
28週:1150g
30週:1300g(成長のスピードがちょっと落ちてる?)
32週:1300g(成長していない上に小さい!)
逆子だったのでサイズが測りづらいということはありましたが、これと言った原因は不明。入院時から1週間の記録はこちら↓
ただ私の場合、32週で入院してから35週になるまでの3週間、まさかの追い上げで胎児成長曲線の平均に戻ってこれたので、その記録をまとめておきたいと思います。
1週間に300gずつの急成長を遂げた我が子
結論から言うと、入院した32週から35週まで1週間あたり300gずつ突然の急成長をしてくれました。
32週:1300g
33週:1500g
34週:1800g
35週:2100g
33週に膀胱炎で切迫早産の症状が悪化した私は、正直赤ちゃんの成長どころではない1週間を過ごしていたのですが、その間にもすくすくと育ってくれていたようで本当に安心しました。
お腹の張りと痛みでベッド上徹底安静になってしまった1週間の記録はこちら↓
胎児成長曲線のグラフはこんな感じ
28週までは平均ど真ん中で順調だったのが、30週でペースダウン、30〜32週で止まってしまったけど、その後はペースアップして平均内に追いついたという感じです。
胎児発育不全の原因は結局不明のまま
今回、発育不全疑いで入院をしましたが、結局なぜ30〜32週で成長が一時的に止まってしまったのか、原因はわかりませんでした。
胎盤やへその緒に大きな原因があったわけではなく、妊娠高血圧症候群でもなかったので、これといった理由は見つけられず。
考えられることとしては…
・子宮筋腫が栄養循環の邪魔をしていた?
・食事の栄養バランスが悪かった?
・お腹の張りが成長の邪魔をしていた?
・私の体質的にたまたま成長が遅れた?
・逆子でサイズが測りづらかっただけ?
どれもハッキリとは言えないので、これといったできる治療はありませんでした。
一般的に赤ちゃんの成長が著しいはずの妊娠後期に、赤ちゃんが大きくならない、自分の体重も増えないというのは本当にメンタルがボロボロになります。
管理入院中の生活・自分で気をつけたこと
管理入院中に病院側がしてくれたこと
・週1回のエコーで赤ちゃんの大きさを測ること
・切迫早産気味だったので張り止めの点滴
・循環を良くするためにビタミンの点滴
・栄養バランスの良い食事
・NSTモニターで胎児の心拍確認
入院になった初日は個室に入ってとにかく泣きました。赤ちゃんに謝りながら、大きくなってほしいとお願いすることしかできませんでした。
でも、家にいてどうにもできないよりかは、何かあったときにすぐに頼れる病院にいた方が気持ち的には安心感がありました。
特にうちの産院はご飯にこだわっていて、栄養満点の食事をシェフが作ってくれるので、自炊せずに毎回美味しいご飯が出てくるというのはとてもありがたかったです。
自分で意識したこと
・仕事は完全に産休にした
・呼吸や水分補給を意識した
・横になる時間を増やした
自分でできることとしては、やはり仕事を手放したことが一番大きな変化でした。
自営業・フリーランスだし、オンラインでできる仕事なので、正直出産の直前まで仕事をするつもりでいたのですが、赤ちゃんの発育不全で頭がいっぱいで仕事どころじゃなくなりました。
フリーランスになって自分で経営をするようになって、私の中で仕事=人生というくらい大切にしていたのですが、この時ばかりは「仕事はどうでもいい」と心から思った瞬間でした。
元々9月からは仕事量は減らす予定だったのですが、減らすのではなく完全になくすというかたちで、お客様には事情を説明して頭を下げました。
結果的に仕事のことを考えたり作業をする時間が一切なくなったので、横になる時間を増やしたり、意識的にお水を飲んだり、呼吸法を試してみたり、YouTubeを見たりPodcastを聞いて瞑想をやってみたりしました。
全てのできごとには意味がある!と思って過ごした3週間
発育不全の原因がわからないことにはどうしようもない、でもマイナスに考えれば考えるほどメンタルがおかしくなる…ということで、なんとかプラスに捉えるように過ごしました。
全てのできごとには意味があると思うようにしているので、もしかして赤ちゃんが自分に注目してほしいのかな、とか、仕事に意識がいきがちな私に、赤ちゃんが強制的に向き合う機会をくれたのかな、とか、思っていました。
結果的に無事成長してくれたので良かったと思いますが、本当に妊娠・出産は何があるかわからないなと痛感しました。
発育不全・切迫早産ともに、症状は落ち着き、ついに36週の臨月を迎えることができました。
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