元丸の内OL、ホリデー丸の内を散策
今日は会社の同期の友人と丸の内散策。新丸ビルで待ち合わせてお昼を食べ、三菱一号館美術館で「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」を見て、一保堂でお茶してからぶらぶら気になったお店に入ってみたりして、謡本を買うためにOAZOの丸善に寄ってもらってから解散。
丸の内が今のように再開発される前に一時期「丸の内OL」だった私たちから見ると、とてもキラキラした街になっていて、たまにはこういうところに来ないと気持ちが荒むねえ、なんて言い合ったり。とはいえ大手町の方が近かったから実はあまり丸ビルや新丸ビルには来てなくて、建て替え前はどんな店が入ってたかなんてほとんど記憶がなかったり(二人が唯一覚えていたのが、新丸ビル地下の鯛茶の店という体たらく)。「そもそもあんまりOLって感じでもなかったよねぇ」なんて言い合って笑ったり。
私が丸の内にいたのは正味5年程度でしたが、一度だけビルの窓から行幸通りを馬車が通るのを見たことがあって、あれを見たときは「これが丸の内か…」と息を呑んだものでした。
私たちが入社した頃とは世の中の様子も会社も随分変わってしまったけど、何とか首にならずに会社もつぶれずにここまで来れたのはありがたいことだと思いつつ、夕暮れ時のOAZO前で別れたのでした。
写真は「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」のグッズのひとつ、ダブルファイル。全展示作品を同じ縮小率で配置するという面白い趣向でつい買ってしまいました。
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