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目の前に墨汁

先日職場で突然目の前に墨汁が垂れてくるような模様が見えた。視界も部分的に遮られるくらいだったので、これは一体何だと検索すると、飛蚊症の一種で目で出血があると墨汁みたいになるらしい。終業後すぐに以前コンタクトを作った眼科医で診察してもらったら、やはり硝子体に出血があるという。打撲などまったくしていないのにそういうことがあるのだなあと驚いた。

念のためOCTで眼底もデータを取り、網膜などは異常なしとのことで、しばらくすれば出血は自然におさまり、墨汁模様もグレーになってから消えていくからもう少し辛抱して、とのこと。止血剤とビタミンCを処方されて診察終了。思ったより色々丁寧に診てもらった気がして不安はだいぶ消えた。

検査のために目に麻酔や瞳を開く薬品など入れられたので、検査当日は文字を読むのに難儀した。コンタクトやメガネだと調整がほとんど効かない感じ。PCで文字を読むのは早々に諦めた。一晩寝てこれは回復。薄い「墨汁」はまだあるけど、日常生活に違和感はない。2週間後にもう一度診てもらうことにしているが、このまま異常なしであることを祈るのみ。

追記:
先日眼科医に行ってきて、出血は吸収されて見えなくなってしまっているとのこと。また何かあったら来てね、ということで、ひとまず今回の件は終了。
まあこういうこともあるということで、何かのご参考になれば。異常を感じたら可能な限り速やかに受診いたしましょう。

※ご参考
OCTとは?(眼底三次元画像解析)

OCT(光干渉断層計)検査とは、網膜(カメラで例えるとフィルムにあたる部分)の断層画像を撮影する検査です。これにより従来の診察や眼底検査だけでは分かりにくい網膜の状態が明らかになり、断層像から網膜のむくみの程度や出血の範囲・深さなどを見ることができるため、より正確に病気の診断をし、今後の治療方針の決定や治療効果の判定を行うことができるようになりました。

飛蚊症(日本眼科学会)

(2)硝子体出血(図2)
 糖尿病や高血圧、外傷などが原因で硝子体の中に出血することがあります。ひどい出血の場合は、目の前に墨が垂れてきたような見え方や、霧がかかったような見え方をしますが、出血が軽度の場合は飛蚊症として自覚されることがあります。最初は軽症であっても、日に日に影が濃くなるようであれば、出血が続いていると考えられます。

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