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渋谷から、働き世代へのかかりつけ医定着を目指すクリニックTENの想い

はじめまして。クリニックTEN渋谷です。

私たちは「次世代型かかりつけクリニック」を目指し、2021年の5月に東京都・渋谷に完全WEB予約・キャッシュレス、待ち時間ほぼ0のクリニックとしてオープンいたしました。大変ありがたいことに、オープン以来1万人以上の方々にご利用いただいております。

この度私たちは、クリニックTENが実現したいことや、ここで働くメンバーについてなど、みなさんのかかりつけクリニックを担うためにもっと知っていただきたいことを、noteを通して発信していくことにしました。

第1回目の今回は、クリニックTENの特徴や立ち上げ経緯について、あらためてお話していきたいと思います。

かかりつけ医ってなんだろう?

皆さんは「かかりつけ医」という言葉に、どのようなイメージを抱きますか?

「かかりつけ医」とは、身近で頼りになる医師のこと。健康に関することを相談できるだけでなく、最新の医療情報を教えてくれる存在でもあります。です。かかりつけ医がいることで、病気の予防や早期発見・早期治療に繋がり、健康へのリテラシーを高めることができるといわれています。

また、近年よく耳にするようになった「予防医療」の側面からも、かかりつけ医の存在は重要です。

ところが、現代の日本では「かかりつけ医」がいる割合は、20代で22%、30代で34%、40-50代でも45%ほどと決して高い数字ではありません。(調査結果:「日本医師会『第7回日本の医療に関する意識調査』調べ・令和2年」より引用)

20-50代の働き世代にとって、医療や医師が身近ではない理由には、

・健康への不安がない
・忙しくて病院に行く時間が取れない
・「かかりつけ医」を子どもや年配者のためのものと思い込んでいる

などが挙げられると思います。
しかし、私たちクリニックTENは、働き世代にこそ「かかりつけ医」が大切だと考えています。

「働き世代」にこそかかりつけ医が必要な理由

自身の健康は、仕事のパフォーマンスのみならず、Quality of Life(以下:QOL)と直結しています。そして、信頼できる医師が身近にいることは健康になるきっかけ作りになります。

実際にTENを訪れる患者様からは、

・日中眠くて仕事に集中できない
・栄養管理でサプリを大量に飲むが効果を実感しない
・加齢のせいかなんとなくやる気が出ない

など、「重大な病気には至っていないが仕事やQOLに直結する健康課題」に関する相談を受けます。

にもかかわらず、通院の不便さや医師への相談が億劫になり、Web検索に頼ってしまう。その結果、膨大な情報に埋もれ、自分に合う正しい医療情報に辿り着けずに悩んでしまう方々も多くいらっしゃいます。

私たちはそういった課題をお持ちの患者様にできるだけ医療の敷居を下げてアクセスしていただき、家族や友達に一人医師がいるような、気軽に相談いただける「かかりつけ医」を目指しています。

オンライン/オフラインを問わない医師の伴走により、患者様が“気が付いたら”自らの健康についての理解を深め、日々を元気に過ごし、将来的な予防にもつながっている、という体験を心がけています。

利便性を重視し、気軽に健康について相談できる「かかりつけ医」に

クリニックTENは、日々忙しい働き世代が求める「かかりつけ医」になるために、「病気のときに通う場所」という従来の病院のイメージではなく「病気ではないけど、より健康になるために通いたい」と思っていただけるクリニックを目指しています。そしてそのために、立ち上げの段階からずっと大切にしていることがあります。

1.「とにかく便利」であること

クリニックTENでは、患者様にとって「とにかく便利」であることを強く意識しています。

・渋谷駅徒歩0分の立地
・予約はLINE連携でスマホから簡単に行える
・土日も診療
・支払いはキャッシュレス
・待合室を作らず、待ち時間ほぼゼロ

予約も通院も簡単で、負担がない。だからこそ、仕事の隙間時間にふらっと訪れていただくことが可能です。

2.診療科目の幅広さ

私たちは、
・内科
・皮膚科
・婦人科
・泌尿器科
・睡眠外来
・メンズヘルス
・自費治療での美容皮膚科
・健康診断
と多くの科目の診療を行っています。

それは、いわゆる「体調不良」だけでなく、肌や筋肉に関するコンプレックスをきっかけにクリニックTENに足を運んでもらいたいから。

具体的な不調はないけれど、コンプレックスは抱えているという若い世代に向けて、まずはコンプレックス解消を目的に来院していただき、関係性を作ることで「かかりつけ医」として気軽に健康にまつわることを聞けるパーソナルドクターになっていくことが私たちの想いです。

3.リラックスして対話できる「茶室」をイメージした空間

TENではなによりも関係性の構築を重視し、患者さまがリラックスして医者と対話することを心がけています。
そのための工夫のひとつが、診察室。通常のクリニックでは、待合室で待ったのち、医者のいる診察室を患者さまが訪ねます。一方クリニックTENでは、受付後すぐに患者様を診察室にご案内し、そこに医師が伺います。

診察室は茶室をイメージした空間でリラックスして患者さまにお話いただける空間を意識。働き世代の皆様が、隙間時間に手軽に、安心してどのような症状やお悩みを相談できる「かかりつけ医」を目指し、取り組んでいます。


クリニックTENが目指すビジョン

クリニックTENでは、「かかりつけ医」を持ち、予防医療を推進することは、個人のQOL向上に繋がり、社会全体の本質的な幸福度が上がっていくと考えています。

社会全体の目線で見ると、今は高齢化が社会課題となっていますが、そのさらに先を見据えたときに、今の働き世代がより長く健康でいられるように医療を提供していくことが必要となっていくと考えます。

従来の医療では、症状に対して検査診断し治療するという流れを取ってきました。そして、近年の大規模データ研究から、本当に予防効果がある生活や行動、食事や薬がわかってきました。しかし、この情報を知るべき若い世代にはなかなか正しく届いていないのが現状だと考えています。病気にならない若い世代は、「かかりつけ医」をもたない人が多く、何かあれば不確かなweb情報で意志行動決定してしまっていることが多いからです。我々はそんな若い世代の「かかりつけ医」となり医療情報の取捨選択や意思決定をサポートしていきたいと考えています。

ここまでにお伝えしてきたクリニックTENの取り組みには、これまで皆さんが持っていた「病院の形」「かかりつけ医の形」とは少し違った部分もあるかもしれません。しかし、長い目で日本人の健康を考えた時に必ず必要となってくる考え方だと思っています。

そのためにまずは、「かかりつけ医」となるきっかけ作りをクリニックTENは行っていきます。少しでも気になった方はぜひお気軽に足を運んでください。お待ちしています!



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