開院1周年!クリニックTENのこれまでとこれからのビジョン
こんにちは、クリニックTEN渋谷です。2022年の5月6日、わたしたちは開院1周年を迎えました。
ありがたいことに、オープン以来2万人以上の方々にご利用いただき、少しずつではありますが、渋谷の働き世代の「かかりつけ医」として機能してきたように思います。
今回のnoteでは、クリニックTENの立上げ期から、1周年までの取り組みを振り返っていこうと思います。
クリニックTENのはじまり
クリニックTENを作るきっかけになったのは、当時渋谷で働いていた創業メンバーが、既存の医療体験に対して課題意識を持ったことでした。
「ちょっとした病気で渋谷の医療機関にかかった時の話で、予約は電話、予約時刻から30分以上待ち、そのうえ、医師の診察は3分。でも後ろに10人以上待っているのでそれ以上質問することもできず…」
そこで、渋谷勤務の20-40代にアンケート調査・ヒアリングを実施した結果、
といった「時間・利便性」に関する不満が最も挙がりました。調査の結果、「健康難民」とも言える人が多く存在していることが明らかになるとともに、より強く、新しいクリニックの必要性を感じました。
そして、クリニックTENの初期構想とプロジェクトが誕生。
私たちが考案したコンセプトは、患者さんが「え、もう帰っていいの?」と感動する程の「圧倒的にスムーズな受診体験を提供すること」でした。
さらに、ただ早いだけで機械的に診断を行うコンビニクリニックではなく、まるで家族に相談するように、気軽に・親身に健康相談ができる関係を築くことに重点を置いた、新しいクリニックを目指すことに決めました。
そのビジョンを実現すべく、初期段階からユーザー、医師や医療従事者、エンジニアやデザイナーが三位一体となり、全くのゼロベースから医療体験やシステム/空間作りを行っていきました。
新参者のスタートアップが故に物件探しは難航し、慣れない内装工事もオープンギリギリ。同時進行で、どういったシステムや空間、オペレーションが組まれていれば待ち時間なく、丁寧な診察ができるかの仮説検証を来る日も来る日も行っていきました。
それをもとに予約システムを開発し、ついに「WEBで簡単予約・待ち時間なし」のクリニックTENが2021年の5月6日にオープン!
緊急事態宣言の真っ只中に、医師と患者が親身に関係を築くビジョンに向かう旅がはじまりました。
数字で振り返る1年間の歩み
そうして迎えた1周年。おかげさまで、開業時には想像のつかない急成長を遂げることができました。クリニックTENが1年を、数字で振り返っていきたいと思います。
1年で、診療科数が2倍に。内科や皮膚科にくわえ、睡眠外来や自費診療の美容皮膚科もスタート。
開業時は「内科 / 皮膚科 / 泌尿器科 」の3つを設けていたクリニックTEN渋谷ですが、この1年で「美容皮膚科 / メンズヘルス / 睡眠外来 / 婦人科 / ワクチン外来」を新規開設。
美容皮膚科ではドクターズコスメの「ガウディスキン」の処方や、シミやシワに効果を発揮する「IPLフォトフェイシャル・LUMECCA」、今月からはヒゲ・ワキ脱毛に効果的な医療脱毛・DIOLAZEを導入。メンズヘルスでは、男性ホルモン補充療法、ED治療や筋肉増強相談を実施しています。
身体の不調から、肌や筋肉に対するお悩みまで気軽に相談できる医師として働き世代のかかりつけ医となれるよう、身体のコンプレックスに対しても医療でアプローチできる病院になることを目指しています。
おかげさまで、診察回数も大幅に増加。
渋谷区に限らず、関東全域からの来院や、オンライン診療での全国各地からの受診が増えています。
少しずつですが、さまざまな医療の悩みに対応できる「次世代型かかりつけ医」として、皆様に認知が広がってきたのを感じます。
今後も、渋谷を中心とした働き世代が必要とする医療をスピーディーに提供することを目指します。
スマートな健康診断を提供。法人健診のクライアント数も激増!
クリニックTEN渋谷の特徴である「スマート健康診断」。法令健診プランがスマホで簡単予約・待たずに45分で完了するのが特徴です。
中小企業/スタートアップのリファラル/紹介を中心に、幅広い業界でご利用いただいています。
さらにこの1年、医療サービスや情報が比較的行き届かないフリーランスやスタートアップ等様々な業界業種のヘルスリテラシーを向上すべく、多種多様な企業との提携も行ってきました。
クリニックTENで働くメンバーも増えました。
90人を超えるTENのメンバーには医療従事者の他、カルテシステムを開発・運用するエンジニアや、カスタマーサクセス、法人営業など様々なメンバーが在籍しています。
次世代のクリニックの形を実現するために、ともに働くメンバーを随時募集中です!
これからのクリニックTEN
メンバーとブレストを重ねてつくったクリニックTENの新たなビジョンは、「医療接点をなめらかにし、目の前の人の可能性を広げる」です。
私たちは医療機関でありながらデジタルサービスも内製化することで、病気発生から受診・予後ケア・再診・予防・未病/健康までの医療接点を有する特異性のある立ち位置におります。
そのあらゆる接点において、待たずにフリクションレスで、かつ個々に寄り添った物理的及び心理的になめらかな医療体験を磨き込んでまいります。
その先には、ちょっとしたことで通院した特段健康意識が高いわけでもなく忙しく働く/生活する現役世代の方々が、気がつけば"家族の一人に医師がいるように"TENに相談するようになり、ご自身の心身の健康についてご自身で判断できる、究極的にTENがいらなくなる状態を目指してまいります。
利用者の皆さんが、ライフステージ、ライフスタイルにも伴い変化する健康のあり方に日々向き合いながら、私達自体のあり方もアップデートし続けてまいります。
まだまだスタートしたばかりの2年目のクリニックTENも、どうぞよろしくお願いします。
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