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目と心の健康相談室
2023年当室無料講演会予告 - 目と心の健康相談室 (jimdofree.com)
小雨が降る月曜日の午前、小田急線鶴川駅から程近いアパートの一室(事務所)を訪ねました。
目と心の健康相談室は、元眼科の看護士荒川さんと眼科医の方が立ち上げた、眼病の悩みの電話相談を受け付けているNPO法人です。
会員制で目の悩みに関して相談を受けているそうですが、たとえば、まぶしさを感じて明るいところで生活できないけれど、視力があるので、障害認定もされず、治療法も無いという困難なケースが多いということでした。
眼科の治療ではカバーできないため、精神科に世話になるというケースも少なくないそうです。体の症状から心のケアが必要になってしまうこともあるのだと感じました。
長年、心の病気の治療を受けてきて感じていることは、既存の精神科(心療内科なども含む)医療では、症状にあわせた投薬が第1選択となっている病院がほとんどで、ほんとうなら飲む必要が無い薬まで、対処療法として処方されてしまい、薬への依存度が高まると、更に社会生活が困難になってしまうということです。
だから、投薬を第1選択とする前にまず対話するというオープンダイアローグの思想は、治療法の無い病気に対しても有効なのではないかと感じました。
同じように話を聴くというスタンスで活動されている荒川さんたちと、これからも連絡を取り合い、困難なケースをサポートできたらいいなと思いながら事務所を後にしました。
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