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オープンダイアローグの研修と夫の悩み

きょう8月23日は、夫の勤務する社会福祉法人で、オープンダイアローグの研修があります。

オンラインミーティングで、私も参加することになっていて、重要な注意点をレクチャーしながら、2種類のワークを取り入れる形で行われます。

社会福祉法人としては、知的障がい、精神障がいの事業所があり、各分野の法人は、昨年度まで別々でした。だから、合併して夫も知的障がいから精神の分野に移って、ようやくODNJPの基礎トレーニングコースで学んだことを伝えられる機会が持てるというわけです。

しかし、喜ばしいイベントを控えながら、夫は昨晩よく眠れなかったといいます。どうやら、きのう上司からISOの基準に合致しているかどうか、今まで以上に業務管理の精度を上げろみたいなことを言われたらしいのです。

営利企業ならまだしも、福祉にISOを導入しても何のメリットもないばかりか、ただでさえ、人手不足で苦労している上に更に仕事(サービス残業)を要求するような態度に、多くの人たちが首をかしげていたそうです。

どんなよい理念を掲げようと、団体というものは、老朽化すると錆びて使えなくなるものらしいです。

ですから、2年に1度のスパンで新しい事にチャレンジしている夫と、二人で信州に転居して、オープンダイアローグと障がい者支援を仕事にしていけないかという話が再燃しました。

この長野(白馬、大町付近)行きの計画は、もとはCD/DVDの製造メーカーを早期退職したときに、なんとかならないかと模索しましたが、大町の法人の方と少しお話しただけで、実現にはいたりませんでした。

しかし、それから約6年の歳月の間に、わたしはりすにんぐファームでの対話のプラクティショナーの職を得て、夫は、ODNJPのオープンダイアローグ基礎コースを終了、同じく対話のプラクティショナーとして働いています。

また、白馬では夫の幼なじみがペンション、飲食店、アパート経営をしており、生活全般において支援が望めるという利点があります。

寒さに強い被毛を持ったアメリカンコッカースパニエルと暮らすにも、夏は川遊び、冬は雪遊び、すてきなドッグカフェ。トリミングサロンとドッグホテルも揃っています。

愛着のあるいまの家を離れること以外、強いて言えば、横浜在住の義母が高齢なのでちょっと不安ではありますが、私たちも雪国での生活に慣れる必要があるので、いい頃合いなのではないかと思っています。


たあこ


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