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対話の文化まつりと秋の京都

10月15日から17日、二泊三日で京都に行ってきました。

高槻オープンダイアローグ研究会でご一緒させていただいている小畑さんが企画されて、森川すいめいさんを招いての3日間のプログラムのうち、2日3日目のプログラムに参加しました。

15日は朝自宅を出て、新横浜から新幹線のぞみで京都へ。今回の宿、ホテルニンジャブラックに荷物をあすけて、西陣会館へ向かいました。

西陣会館では、トライローグの普及を考えていたのですが、会場がけっこう賑やかな感じで、トライローグの実施は、1組様しかできませんでした。

しかし、高槻の草野さん、小畑さんや、りすにんぐファームのメンバーニコさん、みきさん、まきえさん、そして名古屋から参戦の竹内夫妻と会うことができて、充実した時間を過ごすことができました。

18時に会場を閉めてから、ニコさんと夫と3人で、近くのおばんざいが楽しめるお店で食事をしましたが、クラフトビールがおいしくて、おばんざいもお造りも焼き物も美味しくて、隣の席でフランス人のお客さんが日本語混じりのフランス語を話していたりと、盛りだくさんでした。

2日目は、東京から同行したTさんが少しお疲れということなので、私たちだけで午前中に三十三間堂に行きました。弓道の競技が行われたという長い長い廊下に向かって、千手観音像他重要文化財の彫像が並びます。

一体一体顔立ちも違って、寺町育ちの私にもなんか落ち着ける空間といいますか、とにかく気持ちよく参拝をすませて、記念に写真集を買って帰りました。

ちょうどお昼ということで、きのうゆっくりお話できなかった竹内さんの奥様と落ち合って3人でランチをしながら、公認心理師受験の裏話を聞かせていただいたり、楽しい時間を過ごしました。

その後は、Tさんと合流して、小畑さんが長年随行カメラマンを続けていたという京セラの稲森会長の話をからめた対話の会が行われました。

ビジネスのことだから、途中で帰るかもといっていたTさんが、最後にはご自分の体験したお話を切々とされていて、その場になじんでいたことが印象的でした。

会が終わってから、宿の近くの居酒屋でこんどはTさんと3人で晩餐です。こちらも前日の店に負けず劣らず美味しくて、リーズナブルで、関東では滅多におめにかかれない鱧の天ぷらまでいただけて、楽しい時間を過ごすことができました。

そして、宿に戻って休んだのですが、今回の宿は、他に候補があったのですが、予約が間に合わず満室になってしまい、たくさんある宿のどれにするか迷ったので、一番特徴のあるコンセプトホテルを選んでみたのですが、湯沸かしのコレクションが飾られていたり、一階廊下には若冲の模写がかけられていたり、ベッドも寝心地がよく、満足でした。

翌日は、若冲を見に相国寺の天承閣美術館へ行きましたが、小雨の降る中、京都御所と同志社大学の間を散策し、大きなふすま絵を2幅楽しむことができました。

そして、地下鉄で一駅先にある丸太町で降りて、ランチをして、午後は鈴木時代裂研究所を見学させていただきました。

予約制で無料ということなので、何が見られるのかわくわくしていったら、鈴木さんの時代裂の解説や実物を見て特徴を教えていただいたり、私の織物の話にも触れていただいて、すごく励まされました。

じつは、長いこと機を動かしていなくて、何を織ろうか迷いがあったのですが、古代裂とそれにまつわる世界の話を聞いて、やはり綴れとMMFをミックスさせた作品を手がけてみようという気になったのです。

りすにんぐファームとトライローグの宣伝のつもりで出かけた京都ですが、それ以上の喜びを分けていただいて帰ってくることができました。

これから冬にかけて、トライローグの新しいプログラムをはじめる予定です。

まずは、12月にトライローグの無料ガイダンスを開いて、1月からは、トライローグをご自身でやっていただけるようになるワークショップを企画しています。

最近は、2名でじっくりお話聴きますサービスもご登録が増えて、忙しくしていますが、いままで通り誠実にお話を聴かせていただきたいと思っています。

皆様、ご興味ありましたら、無料体験もありますので、どうぞご参加ください。お待ちしております。


たあこ

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