Veeam Backup for Microsoft Azure v3での注目の3機能

Veeam Backup for Microsoft Azure v3での注目すべき3機能を紹介します。

Azure SQL

従来のSQL環境の導入と管理を簡素化するAzure SQLは、完全なマネージドデータベースサービスです。これらのデータベースの管理を簡素化することは、これらのサービスを普及させる鍵となりますが、これらのデータベースに含まれるデータを保護することが課題となっています。どのようなクラウドサービスでも、データ保護は常にユーザの責任であり、プロバイダーはアップタイムのSLAを提供するかもしれませんが、データ自体は常に懸念されるものです。データの破損、ランサムウェアの攻撃、あるいは誤って削除してしまった場合など、常にデータを保護する必要があります。

Veeam Backup for Microsoft Azureでは、Azure SQLデータを保護することができます。Azure SQLバックアップ・ポリシーを作成するだけで、管理されているAzure SQLデータベースのバックアップを構成することができます。バックアップを処理するためのステージング機能が内蔵されているため、より幅広い制御がバックアップ・オペレータに渡されます。Microsoft Azureに設定されたステージングサーバは、データベースのバックアップをより効率的に処理するために使用できます。

Azure Key Vaultサポート

Veeam Backup for Microsoft Azureでは、Azure Key Vaultキーを使用して、オブジェクト・ストレージ・バックアップ・リポジトリの静止状態のバックアップ・データを暗号化できるようになりました。これらのキーは、Microsoft Azureコンソールで作成され、その後、静止状態のバックアップ・データの暗号化に使用されます。これにより、Azure Blobストレージリポジトリのデータを安全にバックアップ保存することができます。

Azureアーカイブストレージ

クラウドベースのオブジェクト・ストレージは、バックアップ・データを保存するための簡単で低コストな方法です。Veeam Backup for Microsoft Azureでは、Azure Blobアーカイブのサポートがこのリリースに含まれています。Microsoft Azureパブリック・クラウドに保存されているバックアップ・データに、低コストで長期的なデータ保持を提供します。アーカイブ層のリポジトリを選択し、保持期間を指定することで、バックアップ・ポリシー・スケジューリング・ウィザードから簡単に設定することができます。