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私は、#気候危機止めるために学校休みます

-★-4月の毎週金曜日、私は気候危機止めるために学校休む。-★-

こんにちは。「気候変動に危機感をもつ高校生・大学生 有志」として立ち上がった1人、中村 涼夏(なかむら すずか)です。

私は今日2021年4月2日からの4月の毎週金曜日、私は気候危機止めるために学校休みます。
学校を休みたくて休むわけではないのです。
そして私たちが今、立ち上がらなければいけない理由があります。

今回のnoteでは、「なぜ今、気候危機を止めるために学校を休むのか」「有志メンバーについて」「このストライキを通じて私たちが日本政府に求めること」「これからについて」を書いていこうと思います。

【 今、学校ストライキを行う理由 】

私今立ち上がるのには、大きな理由があります。
それは今月に、今後の未来を決める大きな政策が決定されるからなんです。

ー 深刻化する気候変動を止めるには... ー

2019年の9月、台風19号は日本に大きな被害を及ぼし、死者行方不明者を多く出しました。
オーストラリア(2020年1月)をはじめとした、2020年だけで日本面積の1.7倍が森林火災に見舞われ、人類のみならず、多くの生物の命さえ奪っています。

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(写真:NHKより(2020年4月2日引用))

まだまだ、列挙しきれない自然災害の数々は温暖化によって深刻化し、気候変動として多くの命を「今」奪っているのです。
まさに私たちは、気候危機に直面しています。
この気候変動を解決するには産業革命以来、世界の平均気温を2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする必要があります
しかし、すでに1度以上上昇したといわれています。

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(写真:NHKより(2020年4月2日引用))

また、日本では、温暖化の原因である温室効果ガスの排出の9割は二酸化炭素(CO2)であり、その93%はエネルギー起源です(資源エネルギー庁「日本のCO2排出量(2018)
つまり、化石燃料(石炭・石油・天然ガス)の使用を大幅に減らすことが必要なのです。

2020年10月、菅首相は所信表明演説で2050年カーボンニュートラル宣言を行いました。
しかし、そのロードマップとなる2030年までの日本の温室効果ガス削減目標(通称NDC)は26%(2013年比)と低いままで、何も変わっていません。

ー 『今』、立ち上がる ー

この極端に低い2030年までの温室効果ガス削減目標ですが、
11月に行われるCOP26を前に、このNDC数値の引き上げが検討されています。
そして、菅首相は今月開催される日米首脳会談や、4月22日にアメリカ政府が主催する気候サミットにおいて2030年までの温室効果ガス削減目標(NDCと呼ばれています。)に関する方針を報告するとされています。
この2030年までの目標はその先の10年20年のエネルギー政策にも大きく影響してきます。
今、立ち上がらなければならないのです。

【 私たちが求めること 】

私たちがこのアクションを通じて求めることは

- 2030年日本の温室効果ガス削減目標を最低62%に引き上げ -

また気候正義、コストの点から2030年石炭火力発電0、原子力発電0を求めます
この62%という数値は科学的に示されたものであり、実現不可能ではありません。
歴史的排出量を踏まえても、野心的な数値目標の設定と、政策の実行が早急に必要です。

【 立ち上がる私たち(有志メンバー) 】

今回「気候変動に危機感をもつ高校生・大学生 有志」として一緒に立ち上がる高校生、大学生の有志メンバーを紹介します。

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進藤 天真(しんどう てんしん)/ 18歳 / 京都産業大学 1年 / Fridays For Future Kyoto
時任 晴央 (ときとうはるひさ) / 22歳 / 東北大学3年 / Fridays For Future Sendai
冨永 徹平(とみなが てっぺい)/ 19歳 / 中央大学 1年 / Fridays For Future Tokyo
中村 涼夏(なかむら すずか)/ 19歳 / 鹿児島大学 2年 / Fridays For Future Kagoshima
山本 大貴(やまもと だいき)/ 17歳 / 都立西高校 3年 / Climate Live Japan

私たちは、4月2日からの4月の毎週金曜日、全国の若者による学校ストライキを行います
このアクションでは、有志の高校生、大学生が、学校を休むことを「#気候危機止めるために学校休みます」「#温室効果ガス削減目標の大幅引き上げを求めます」を付け、SNS等で宣言し、
街頭でのスタンディングアクションを通じ、道行く人そして日本政府に気候危機解決を訴えます。

【 これから、私たちは... 】

私は今までFridays For Future のオーガナイザーとして2019年の夏からグローバル気候マーチや多くのアクションを通じ、政府に訴えてきました。
しかし、私はFridays For Future のオーガナイザーとしてではなく、私個人として学校を休むことで、この危機感を訴えます。
この気候危機に対する強い意識がみなさんに伝播し、4月中旬に行われる大きなアクションに繋げたいと思っています。
何度も言いますが、「今」立ち上がることが必要なのです。

この学校ストライキに参加するのは
私たち有志メンバーだけではありません。
有志メンバーはみなさん自身です。
みなさん一人一人に危機感と行動が求められています。

担当:中村 涼夏

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