Kota K

中小企業の経営企画室で働いています。GXリーグやE &Eコミュニティに関わりだ…

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中小企業の経営企画室で働いています。GXリーグやE &Eコミュニティに関わりだしてから環境ビジネスに少し興味を持っています。よろしくお願いします。

最近の記事

LTVについて

LTVとは、顧客生涯価値(Life Time Value)のことを指します。これは、企業が顧客に提供する製品やサービスによって、その顧客から得ることができる総収益の見積もりのことです。LTVは、マーケティング活動の重要な指標の一つであり、企業が将来的なビジネス戦略を立てるために必要な情報を提供します。 LTVは、一般的に以下の式で計算されます。 [LTV = 平均収益 × 顧客の生涯価値] 平均収益は、ある期間中の顧客1人あたりの平均的な収益を表し、顧客の生涯価値は、顧

    • ネットゼロの簡易的な解説

      ネットゼロ (Net Zero) とは、地球温暖化の原因となる温室効果ガス (GHG) を発生させる経済活動を中止し、残りは GHG キャプチャ・ストレージなどの方法で完全に取り除くことを目指す取り組みのことを指します。これにより、各国・企業が 2050 年までに、自らが放出する GHG をゼロにすることを目指しています。 GHG の排出量が増えていることが地球温暖化の原因となっているため、地球の温暖化を止めるためには、これらの排出量を削減することが不可欠です。このため、各

      • 自身の経験から感じたGXを推進時に必要な社内コンセンサスの形成への5つのアプローチ

        目的意識の確立: 社員全員が、脱炭素経営を推進することの大切さを共有することが大切です。これには、経営理念やビジョンに脱炭素経営を組み込んで明確にすることから始めましょう。 情報収集: 脱炭素経営に関する最新情報を入手することが大切です。この情報は、社員全員が共有することで、共通の知識ベースを形成することができます。また、社員のモチベーションを向上させることもできます。 社内説明会の開催: 脱炭素経営に関する情報を社員に伝えるために、説明会を開催することが大切です。ここで

        • 日本は周回遅れ?世界の最先端EU-ETSについて

          EU-ETSは、欧州連合(EU)内での大気汚染を削減するために設立された市場メカニズムです。このシステムは、大気汚染物質を排出する工業・電力業界などから排出権(カーボンクレジット)を課徴させ、それらを売買することで市場価値を形成します。 EU-ETSは、2005年に設立され、欧州全域で適用されています。このシステムは、大気汚染物質(主に二酸化炭素)の排出量に制限を設け、排出権を市場において売買することで、経済的なインセンティブを提供します。これによって、工業や電力業界は、排

        LTVについて

        • ネットゼロの簡易的な解説

        • 自身の経験から感じたGXを推進時に必要な社内コンセンサスの形成への5つのアプローチ

        • 日本は周回遅れ?世界の最先端EU-ETSについて

          ESG投資

          ESG投資とは、環境、社会、ガバナンス(ESG)に関連する企業の業績を考慮して投資することを指します。ESG指標は、企業が持続可能なビジネスプラクティスを採用しているかどうかを評価するために使用されます。 このタイプの投資は、従来の財務的な指標に加えて、環境、社会、ガバナンス上の指標も重要視することから、より幅広い観点から企業のパフォーマンスを評価することができます。 ESG投資は、長期的なリターンを期待する投資家にとって魅力的な選択肢となっています。また、投資家が自分の

          ESG投資

          そもそも脱炭素経営とは?

          脱炭素経営は、炭素排出量の削減を目的とした経営のことです。これは環境保護の観点から重要な課題とされています。 例えば、企業は炭素排出量の削減のために、エネルギー効率を向上させることができます。これは、省エネランプや節電措置などの導入によって実現します。また、再生可能エネルギーの採用やトラックなどの環境に優しい輸送手段の導入なども有効です。 さらに、製品やサービスのライフサイクル全体を見直すことで、炭素排出量を削減することもできます。例えば、製品の設計から考えて、再利用やリ

          そもそも脱炭素経営とは?