心理機能のSiが強いと記憶力が良いの？
はじめに
たびたびこういう言い回しを見かける。
ISFJはSiが強いので記憶力が良い！
ISTJはSiが強いので管理能力が高い！
普通の人は「へぇ～？」で済むと思う。
しかし、私はそうは思わない。
私はISFJ（仮）だが記憶力があまり良くない
矛盾だ！
つまり、記憶力が良いというのは
何か別の側面があるのは明白。
今回はSiの記憶力の良さとは何なのか？
について、私が感じる範囲で簡単に記していこうと思う。
Siが強いと記憶力が良いの？
これはトリックだ。間違いない。
Siは自分が心地良く思う習慣を好む。
つまり、気に入った事象や慣習を好むし
それは少し踏み込んで
ルーチンワークが得意と言われたりする。
トリックの正体
ルーチンワークである。
人間には長期記憶と短期記憶（だっけ？）
があるはずだ。
重要なのは長期記憶の方で（多分）
コレが恐らくSiは記憶力が良いと言われる
所以だと思う。短期記憶なら恐らくSeの方が関係ある気がする。
長期記憶は習慣が関係するのは明白であろう
一般論だけど
ゲームでもお仕事でも
一度経験するなり勉強をするだけで
長期記憶の領域に保存される訳ではないのは
誰でも経験することだと思う。
（余談だけど、Siは経験にまつわるお話が大好き）
先ずは短期記憶の領域に保存されて
その次に長期記憶の領域に保存されるはずだ
数学の授業で聞いた公式が
数日間覚えていたけれど（短期記憶）
一週間経って忘れてしまった（長期記憶）
こう言う経験は誰しもあると思われる。
（短期記憶が数日単位なのか、長期記憶が数週間単位なのか厳密には分からない）
長期記憶の領域に落とし込むには
どうすれば良いか？
ココで先程のトリックが関係してくる。
反復…ルーチンワークである。
反復（ルーチンワーク）
短期記憶に保存された物事を反復する事で
長期記憶の領域に落とし込んでいく。
コレがSiユーザーにとって都合が良い
良すぎるくらいに。
理由は明白で
Siユーザーはルーチンワークが好きだからだ。それは良い意味でも悪い意味でも。
Siが強い人は変化をあまり好まず
過去の経験で心地良かった物事を
好む習性がある。
新しいラーメン屋さんを開拓するよりも
通い慣れたラーメン屋に価値を見出す。
それがSiユーザーの「あるある」だと思う。
つまりそれらは良い意味で転がれば
物事を粘り強く
いつまでも取り組めることを意味する。
粘り強く取り組むという事は
言い換えれば
ルーチンワークによって
容易く長期記憶の領域に保存される
と言っても過言ではないと思う。
コレがSiユーザーは（長期）記憶が良い
と言われる正体だと私は思う。
逆に言えば
自分が心地良くない物事や
新しい物事についてはすこぶる足が重い。
得意のルーチンワークが発生しづらい。
Siが強いと言っても
全てにおいて記憶力が良い訳ではない。つまり、私のことだ
ところで記憶力の良さが
悪い意味で転がれば
腹立たしいことや妬ましかった事象を
脳内で勝手に反復して
執念深くいつまでも覚えている
ストーカー気質な事になってしまう。
ISFJが聖人君子として見なされる時が
偶にあるけど、私としては甚だ疑問である。
私の勝手な妄想だけど
恐らくは心理機能のNeが強い人が
自分の足りない所(Si)を
他の得意な人に投影しているのではないか？
と、根拠も無く邪推している。
Siが強いと管理能力が高いの？
おまけで、これもよく見かける事の１つ。
これは正しいと思う。
Siは決まった法則性が大好き…だと思う。
SJ型の人は、図書館の本棚で決まった法則で本が並んでいるのに快感を覚える人も居ると思われる。
（例）
・愛とは何か（あ）
・愛しい君へ（い）
・植木鉢とは？（う）
・エノキの育て方（え）
・音波の種類（お）
これに対して、
NJ型の人は「あ行ならあ行」で
纏まっていれば良いと感じるのかもしれない。
（例）
・あの人は今も（あ）
・エノキの育て方（え）
・一途な君へ（い）
・上を向いて歩こう（う）
・大きなのっぽ（お）
つまり、
整理整頓の質がSiの人は高い傾向がある。
Siの管理能力の高さは
過去の経験から各々の能力を把握して
実際にかかる所要時間などを考慮し、
高品質で規則正しく並べること
これがSiユーザーが
管理能力が高いと言われる所以だと思う。
因みにISFJの管理能力に関すれば
Feが絡んでくる場合があって
それは本人の能力とは別に、
チーム全体での気持ちの良さ（環境の良さ）や
本人のやる気が判断の基準に
なってしまう事がある…気がする。INTJの人にとっては噴飯モノ間違いなし
おわりに
もちろん、私は学者や専門家じゃないので
これが正しいかは不明である。
ただ、私の経験則から思った事を並べたに過ぎない。
…つまりは一介の自称Siユーザーの
思った事に過ぎないというコトである。
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