『まず理解に徹し、そして理解される』を教育に反映する
多くのビジネスパーソンに影響を与えた自己啓発書として、「7つの習慣」があると思います。ご多分に漏れず、私も影響を受けました。
この7つの習慣、どの習慣も影響を受けたのですが、今回はその中でも、「まず理解に徹し、そして理解される」について書いてみたいと思います。
これはコーチングにおいても大切な基本原則といえます。
自分の理念を伝える前に、まず相手について理解する。
そのためには、相手の背景が見えるような質問をして、相手を知ろうとすることが大事です。
私も初めて自分の塾に来てくれる生徒さんには、いろいろなことを聞いて、まずはその子について知ろうとします。
入っている部活はなにか?
なぜその部活に入ろうと思ったのか?
好きな科目はなにか?
それはなぜ好きなのか?
嫌いな科目はなにか?
それはなぜ嫌いなのか?
学校で楽しいことはなにか?
学校でいやなことはなにか?
将来の夢はなにか?
なぜその夢を持ったのか?
勉強した先にどういう自分になれたらいいか?
まとめると、価値観の掘り出し”です。
その子の今の考えをつくっているのは、どういう価値観からか?
そういうことを理解しようとしていきます。
そして、ある程度、その子の価値観が理解でき、ラポールが形成されてきたら、こちらのアドバイスやしてほしいことを話します。
それが、相手の価値観とマッチしていると、こちらの話が相手に届きやすい、ということです。
もちろん、来てくれたことの感謝と承認も忘れません。
これらすべてにおいての土台となるのが、感謝と承認だからです。
7つの習慣ができてるか自問自答するときに、「まず理解に徹し、そして理解される」の習慣をプライオリティの1番に置いているので、今日は書いてみました。
他の習慣についても、また書いてみたいと思います。
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