【日本1細かい?】第100回箱根駅伝区間エントリー予想 【駿河台大学 】


今回は12/11に発表された駿河台大学のエントリーメンバーから実際に走る10人とその区間を予想していきます

戦力分析


駿河台大学のエントリーは以下の通りです

ここ最近ベストを更新した選手が多く勢いを感じさせる。

11月に多くの選手がベストを更新。ピークアウトが気がかりではありますがチーム内の雰囲気は良さそうです。
また主力級の選手で外れた選手はほとんどいません。気になる選手でいえば札幌山の手高校から5千m13分台をひっさげ鳴り物入りで入学した大橋正昊、11月の日体大で29分台の自己ベストを出していた伊藤太雅、永井蒼己くらいだと思います。

エース・往路候補

駿河台大学のエースは留学生のスティーブン・レマイヤンだ。箱根駅伝予選会では全体10位に入りエースの面目躍如といえます。箱根2区では67分切りが現実的な目標になるでしょう。2番手の外国人はムサンガ・ゴッドフリーで28分台、13分台と日本人では上位の力を持ってはいますがレイヤマンとの力の差は開いているといえます。
日本人エースは98回箱根出走組の唯一の生き残りの新山舜心。12/2の日体大記録会で上位校の選手たちとも張り合えるほどのタイムを残し絶好調だよほどのことがない限り1区、3区、4区のどこかの区間で走るでしょう。3区では62分台、4区だと62分切りが目標になってくるかと思います。もし万が一レイヤマンにアクシデントがあった場合は彼が2区走るのは間違いないと思われます。
あと2区間往路を走るメンバーになりそうなのは古橋希翁東泉大河の2人でしょうか。古橋は予選会ではチーム3番手と大活躍ながら15~20㎞の5㎞で15分42秒と苦しむなどスタミナ面に多少の不安を抱えるため4区などでの起用は少し考えにくいのかなと思います。
対する東泉は入学から今季前半まで成績を残せず苦しむも予選会で躍動。15㎞まで集団走で走ると15~20㎞のLAPが15分01秒とアップダウンが苦しい区間で見事なビルドアップを見せて63分台を記録。12/2の日体大記録会では28;32と素晴らしい記録を出しました。
もしもう1人候補を挙げるとすれば久保俊翔。川越ハーフでは3分ペースの東洋大の集団走に1人でついていき難コースで63分40秒でゴール。集団を使う力がうまい選手とすれば1区。向かい風に強い選手なのであれば3区、4区、8区での起用が想定されます。

特殊区間、5区・6区

5区は激坂王で5位に入った倉島啓人の出走が有力です。激坂王にはエースの新山も出走しましたがその新山を上回っての5位。予選会でもチーム内6位に入るなど平地の総力も十分で73分を切ることが期待されるでしょう。
対して6区は不確定要素といえます。2大会前は区間3位で復路躍進の立役者となったが当時コーチをしていて6区の経験者として6区快走の要因となっていた松垣コーチはチームを去っています。エントリー選手の中では塩路悠耀が志望しているがノウハウがちゃんとあるかどうか。塩路は予選会でも200位以内で走っており平地の力もある程度あるため59分台で駆け抜けたいところでしょう。あとは坂本滉斗も注目。3障の関東インカレ出場経験もある。
3障の選手たちはこの区間にエントリーされやすい傾向もあるためこの区間の候補として名前が上がりやすくはあるでしょう。

復路7区~10区を走りそうな選手たち

今出てない選手たちの中で予選会上位の選手たちから並べていくと、岡崎樹加藤亮太早稲田蓮藤井空大山内亮威
岡崎
は予選会では15㎞以降のLAPも優秀で長い距離に適性を見せるか。9区、10区に回せたらいい走りを見せてくれそう。加藤は3年生で唯一のエントリー。予選会では公園内で苦しい走りだったが64分30秒で走破。復路で粘りの走りを期待したい選手です。最近の記録会では1万mで30分台が続いており調子は11月だと下降気味。
早稲田も少し調子は下降気味なのは心配だが予選会では64分台の記録を持つロードの実力派。トラックの自己ベストは見劣りするがもともとロードに特徴を持つ選手で8区、10区に計算が立つ選手です。
藤井は前者2人と打って変わって11月に自己ベストを記録し好調をアピール。29分08秒はチームでも上位で7区の候補に入ってきそう。
山内は箱根駅伝予選会では苦しんだ選手。11月に10人争いする選手に見劣りするといえ1万mで自己ベストを更新し最後の箱根へ邁進する。
予選会不出走組だと長田拓巳は有力候補に挙がります1万mで29分19秒とチーム上位のタイムを記録し、チームの中で箱根駅伝出走候補に名乗りを上げた。
また6区候補に挙げた坂本や塩路も有力候補に挙がる。特に塩路は予選会で200位以内に入っており平地でも有力候補の上がります。

予想

1区東泉大河 2区スティーブン・レマイヤン
3区古橋希翁 4区新山舜心 5区倉島啓人
6区塩路悠耀 7区藤井空大 8区久保俊翔
9区岡崎樹  10区長田拓巳
こう予想してみました復路の予想としては7区は98回ではトラックの成績を重視し藤井。8区は浜須賀の交差点以降の向かい風も考慮に入れると同じく風の吹きやすい川越ハーフ快走の久保が適任かなと思います。
9区は予選会にも粘りの走りを見せたチーム内でもロード力の高さに定評のある岡崎樹。10区は将来のためにも伸長著しい長田が適任かなと思ったりしたのですがここは適当です。

展望

1区の起用は余程のハイペースが予想されない限り起用されるのは東泉か古橋だと思います。もし監督の戦略としては先頭から1分半以内になると思います。2区のレイヤマンの目標タイムとして67分00秒前後になると思います。
3区に起用がされる予想されるのは1区と同じく古橋か東泉。古橋の場合の設定タイムは63分40秒程度。東泉の場合62分50秒程度かなと思います。
4区は新山が起用されれば設定タイムは61分30秒程度

まとめ

いかがだったでしょうか今回は駿河台大学の戦力分析とそれによる区間予想と戦略、展望について語らせてもらいました。この記事が良いなと思った方は「好きボタン」お願いします
また次の記事では東京農業大学の戦力分析と区間予想、戦略、展望について語る記事を書かせていただきたいと思います。次回の記事もよろしくお願いします。


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