【日本1細かい?】第100回箱根駅伝区間エントリー予想【中央学院大学】
今回は12/11に発表された大学のエントリーメンバーから実際に走る10人とその区間を予想していきます
戦力分析
中央学院大学のエントリーは以下の通りです
中堅選手の中では何人か外れた選手が入るます。まずは予選会チーム7位の永野俊佑。予選会以降1つも試合に出ていないためおそらく負傷があって状態が戻りきらなかったと思われる。ほかには予選会を走り1万m29分11秒の蒲田陽生も外れている。あとは上尾ハーフで64分台の井澗翔太、三角洸太、吉田翔らも16人エントリーから外れています。
エース・往路候補
中央学院は往年の木原真佐人氏以来の大エースがいます。27分47秒の自己ベストを持つ3年生の吉田礼志です。箱根予選会では日本人でただ1人留学生集団に挑戦。最後まで粘り切り、農大の前田和摩には躱されたものの日本人2位の全体11位に入りました。もう1人、2年生の時に4区を経験した伊藤秀虎。箱根予選では全体27位とエース級ともいえる走りを見せた。あとは12月のはじめに自己ベストを更新したばかりの堀田晟礼。予選会を回避したものの上尾ハーフで62分46をマーク、28分台も1年生にして複数回記録している稲見峻。あとは1年生の時6区で区間4位ものの後述する6区候補の充実と平地の層の薄さゆえに平地を走ることになりそうな予選会チーム4番目で走った工藤巧夢。キャプテンで予選会チーム5番手の飯塚達也らが往路の候補になりそうです。
特殊区間、5区・6区
今年の中央学院のエントリーは特殊区間候補が厚いのがポイントの一つです。まずは5区に予想されそうなのは激坂王にも出走した柴田大輝と黒岩友禅。両者とも平地の総力も十分で黒岩は予選会チーム6位かつ全体でも二桁順位を記録。柴田もチーム8番手の150位に入りました。また同じく激坂王を走った前新城羽信も候補ではないでしょうか。予選会はチーム最下位全体320位と非常に苦しみましたが登りに特徴がある選手なのかもしれません。
6区候補には58分台を記録した経験もある工藤巧夢はもちろんですが、関東インカレ3000m障害で惜しくも入賞を逃した小松裕太朗、1万m29分22秒のベストを持つ清水猛の2人が候補に挙がってきます。2人とも直前の記録会などに一切出走がないため山調整なのかもしれません。
復路7区~10区を走りそうな選手たち
復路の要となる9区を希望しているのは箱根予選会でチーム3番手と活躍した近田陽路。予選会は日差しもあった中でのレースだっただけに厚さへの対応も大丈夫でしょう。12月の記録会でベストを更新するなど好調をアピールしています。あとは往路候補の中から復路に回る可能性も大いにあるのは飯塚達也と工藤巧夢。あとは直近の記録会で1万m29分06秒をマークした前原颯斗も候補になってくるでしょう。またインカレハーフを走った黒谷優にも可能性があると思います。
予想
1区 堀田晟礼 2区 吉田礼志 3区 稲見峻
4区 伊藤秀虎 5区 柴田大輝
6区 小松裕太朗 7区 工藤巧夢 8区 黒岩友禅
9区 近田陽路 10区 飯塚達也
12月2日のの日体大記録会が基準になっています。1区は長きにわたる故障から復帰した堀田。12月2日の記録会では稲見に勝っています。3区に稲見を予想。4区には経験者の伊藤秀虎。5区には激坂王で先着した柴田を予想します。
6区は根拠はありませんがより下級生の小松を予想。6区要員2人をエントリーしたので工藤巧夢6区はないと考えています。7区は工藤。8区は中央学院はここに山候補の選手を置きがちなため黒岩を。9区、10区は予選会でも活躍した選手たちをそのまま予想します。3区、4区の伊藤が起用されない区間の目標タイムは63分切りとなると思われます。
展望
1区に堀田、稲見が置かれた場合は先頭と30秒差程度、悪くても1分以内でつなぐことを目指すでしょう。伊藤が起用された場合は先頭集団でのタスキリレーを目指すはずです。武器となる2区と伊藤が起用された場合の4区はそれぞれ66分30秒、61分40秒程度が目標タイムとなるはずです。
5区は98回大会の吉本光希氏のタイムが基準か。6区は中央学院がポイントとしかつ最も得意とする区間58分45秒当たりが目標となってくるはずです。
シードを目指す場合この段階で悪くてもシードから1分半以内にいたいはずです。そのためにどう復路戦略立てするかだと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか今回は中央学院大学の戦力分析とそれによる区間予想と戦略、展望について語らせてもらいました。この記事が良いなと思った方は「好きボタン」お願いします
また次の記事では国士舘大学の戦力分析と区間予想、戦略、展望について語る記事を書かせていただきたいと思います。次回の記事もよろしくお願いします。