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足羽山から日本海を望む    継体天皇像(福井市) vol.66


こんにちは Kurochanです。


6世紀ごろに福井出身の天皇が即位されました。
第26代継体天皇(けいたいてんのう)です。

福井市の足羽山に石像が建立されています。

継体天皇の諱は男大迹王(おほどのおう)
第15代応神天皇の5世孫にあたり、
西暦507〜537年に在位していました。

父の彦主王(ひこうしおう)は
近江高島郡三尾(現・滋賀県高島市)出身の豪族

母の振姫(ふりひめ)は
三国坂中井の多加牟久村
(現・福井県坂井市丸岡町高椋地区)の出身で
母の元に身を寄せて
育ったと伝えられています。
※諸説あります

出典:福井県 「福井県史通史編1 原始・古代」1993


福井平野一帯を
大掛かりな治水整備を行い
稲作を発展させました。

福井のおいしいお米が穫れる原点は
ここから始まっているのです!

また足羽山で採れる
笏谷石(しゃくだにいし)の採掘を奨励しました。
青みを帯びた石です。

継体天皇像



明治16年に福井の石工職人らが
笏谷石で造り建立しました。
その後、福井大震災の際に倒壊しましたが、
昭和26年(1951)に再興しました。

この石像は昔から福井市のシンボルとして
市民から親しまれてきました。

なんといっても
顔が大きく威厳を感じます!

昔の越前国の基盤をつくった
強い存在感がありました!

福井平野から日本海へ出る
三国の方向を向いています。

お米が船に乗って
他の地域に運んでいたのでしょうか。
農業と海運が盛んだったことを想わせます。

●継体天皇像        福井市足羽上町

 
本日も読んで頂きありがとうございます✨

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