三越伊勢丹通販沼に落ちそう

バッグ、未知なる大海よ

バッグってどんなものがあるんだろう、と三越伊勢丹の通販サイトを覗いてみたのが運のつきだった。
うわ～～～～溺れる程のバッグが出てくる～～～。
百貨店のいいところは、色んなブランドや、様々なジャンルが一気に見られる事だ。足を運ぶのが難しいわたしには、百貨店の通販サイトは情報に触れられるありがたい場所。手に取ったときの感覚とは、もちろん差があるかもしれないけど、知っているのと知らないのとでは段違い。眺めているだけで、自分の好みもわかってくる。
シンプルなものって、現物がないとよさがわかりにくいみたい。
ちょっとキッチュで、おもしろさがあるものに惹かれてしまう。
「旅行に連れて行ける」「ショルダーバッグで手が空く」そして「服を選ばないで使える」ものがいいなと思っているけど、惹かれるデザインが真逆を向いている。困る。でも使い勝手だけで選んだら、きっと使わなくなるのが目に見えているし……。

この間、愛用していたcoachのショルダーバッグが壊れてしまった。
実はいただきもので、自分では選ばないデザインだったけど、使ってみてわかることってあるんだなと思った。
シンプルなデザインって、かなり使える！
知らなかった～～～。知れてよかった。
コーチのシグネチャーバッグではなく、ベージュの革でできたバッグだったので、たぶん自分では買わなかったかもしれない。でも、小ぶりながら荷物がたくさん入り、洋服を選ばないので使い勝手がよかった。服や持ち物に引っかからなくて、ストレスが無いのもいい。
長いこと使っていて、底の部分がほつれて穴が開いてしまったのは、かなりショックだったけど、使いきった感動のほうが大きかったかもしれない。大切にしていたし、捨てるには惜しい。でも、このバッグを最大限活用できたのだと思ったので、ありがとうの気持と共に手放した。

同時に、ちょっとだけわくわくもしている。
同じように付き合っていけるバッグを手に入れてもいいんじゃない？
実物は店舗で購入するつもりだけど、予習は大事よね、と三越伊勢丹のネットショップで夜な夜なバッグを検索してみている。
ここではまだ演歌バッグの切り札は使わないつもり。
スポットライトを当てるようなバッグじゃなくて、日光の下で一緒に歩くようなバッグにしたいと思っている。

そこで見つけたのがこれ。

morita MiW/モリタミウ トートバッグ『深海のダンスのタコたち』タコ／グレー

ショルダーバッグじゃないじゃん！！！！！

https://www.mistore.jp/shopping/product/900000000000000002337808.html

だってかわいいんだもん。タコだよ？　バッグにタコが踊ってるんだよ？
こんなかわいいタコ、欲しくなるに決まってるじゃん！！！
かわいいよう。こんなかわいいタコ見たことがない。

「旅行に連れて行ける」意地で連れて行く。
「ショルダーバッグで手が空く」空かない。
「服を選ばない」かしこまった服は無理。普段のカジュアルな服なら。

はい、希望からずれている。
素材も革じゃないから使い勝手は絶対に違う。
わああどうしよう。こんなにかわいいのに。
うん、なになに？　「ショルダーバッグ枠から外して考えたらいいんじゃない？」って？　そんなこと言ったら、際限なく欲しいものを欲しいって気持ちだけで買っちゃうじゃない！

溺れる程のバッグが出てきて、ちゃんとタコに捕まってしまった。
うまいことを言いたいわけじゃなく、本当に、こんなオチになってしまって恥ずかしい。でもバッグはかわいい。
実はこの悩み、年を跨いで抱えている。
もう買ってもいいって、誰か言ってくれ……。

今日の手帳

ごちゃ～～～～～

机の上も掃除して整頓しているけど、まだインテリアをどうにかするところまで手が届かない。ごちゃごちゃ。リアルではある……。
おしゃれできれいな収納も募集中。