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急告 勧進

 〔93〕急告 勧進
 加太春日神社 本殿屋根風害破損 復旧工事費寄進の件
師走も近づいてまいりました。白頭狸の棲む鷹匠山にモズが鳴き、山内の成行庵に木枯らしが訪れます。
 白頭狸もそろそろ越年の資を頂くための托鉢に出なければなりませんが、今回、われら南朝末裔および皇別橘氏が氏神と仰ぐ加太春日神社から寄進の御依頼がありました。概要は以下の通りです。
 
 境内榎の折損大枝撤去及び危険木切除のためのご寄進のお願い
 平素は加太春日神社の運営にご協力を賜りありがとうございます。
さる八月三十日に本殿裏の榎(えのき)の大枝が突然折れ、ゑびす社・稲荷社 および御本殿の一部に落ち、大変危険な状態になっております
この榎は平成二十九年に危険な枝を切除し本殿に倒れてこないよう適切な工事をしたのですが この度はその上の大枝が折れ 本殿のお屋根や周りの囲いにも大変な被害が出ています。
 当社の本殿は国の重要文化財に指定されており、適切な維持管理に努めるとともに定期的な点検を行っていますので国の補助が受けられますが 全費用の補助がいただけません。費用及び財源のあらましは下記の通りです。
 以下に三宅宮司の御言葉をお伝えします。「なにとぞ皆様のお志を頂き貴重な文化財である当神社を御守りいただきます様 お願い申し上げます」。

 
・神社内倒木伐採撤去工事費用 二百十万円
・本殿屋根修復工事費用 八十五万円
・国等の補助金(予定) 百五十万円
財源の不足額(予定) 百四十五万円
 
 右の不足額につき神社だけでは全額を用意出来ないため、不足分を一口千円として御寄進頂きたいと、十一月二十三日に宮司井関摩美子さんから氏子衆に懇願がありました。令和四年十一月三十日までに直接加太春日神社にご持参下さいとのご要請です。
 加太春日神社は、世間に公開しておりませんが元弘元年に笠置山を落ちてこられた大塔宮護良親王が隠れ住み、北条幕府討伐の策を練ったところで、現皇室の源流となった南朝皇統の聖蹟であります。
 護良親王に所縁あり氏子の一人として当社を尊崇してきた不肖は、今回の奇禍に当り洞察帝王学を学ぶ同志を代表して金三十万円をお引き受けしましたので、ここに同志の復旧支援浄財を取りまとめ、引受額に対する不足分を不肖が充たすことにより、宮司の財務作業を支援いたしたく存じます。
 つきましては下記口座にご入金いただいた合計額の不足分を不肖が取りあえず先行出金して金三十万円とし、十一月三十日を期日として加太春日神社に寄進させていただきます。同志の御寄進ついては十二月以後も受け入れまして不肖の先行出捐分を調整させていただきます。
 
寄進金額  一口1,000円 口数制限なし
入金口座 郵貯銀行 店番478 普通預金口座1322698
口座名義 有限会社桂輪文庫(これは不肖の財務担当法人です)
 
 寄進された同志は、「寄進台帳」に記載するため、入金と同時に貴名と御住所・寄進口数をinfo@kleio.ne.jpまでメールでお知らせくださるか、不肖の下記住所までお知らせください。 
 〒640-8135  和歌山市鷹匠町一丁目9-2                  
 有限会社桂輪文庫内 紀州文化振興会 代表理事井口莞爾
 

 
 申し遅れましたが白頭狸の托鉢も重大事です。これは落合莞爾noteでの投げ銭か、りそな銀行和歌山支店普通口座 1236789桂輪文庫あてにご入金する形でお願いいたします。後者の場合noteないしinfo@kleio.ne.jp へのメールでお知らせ願えれば幸いです。
   オンマイタレイヤソワカ 白頭狸

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