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〔15〕白頭狸が南光院長臈を授かる 

〔15〕白頭狸がこのほど南光院老臈を授かる
 このnote の12月15日版でお知らせしましたように、白頭狸の仏法の師たる東光院智應大僧正がこの度、探題大僧正に就任されました。
   探題大僧正については12/15版をご覧いただくことを願いますが、それはそれとして、このたび探題大僧正東光院智應師から白頭狸に対してまことに有難き伝達がありました。
   何と天台座主大樹孝啓大僧正から白頭狸に対して下記の法号をくだされたのです。

      南光院長臈爾應法師
 わが師智應探題大僧正から授かった南光房爾應をこれまで法号としてきた白頭狸は、本日から南光院長臈爾應と名乗ることになりましたので、皆の衆には以後宜しくお願い申し上げます。
 日本佛教界の最高峰として、カトリック教会のローマ教皇に比せられる天台座主の二百五十八代大樹孝啓大僧正は本年百壽を迎えられましたが、すでに拙著を数冊お読みいただいておると伺っております。
 ちなみに東光院智應大僧正が白頭狸の新著『國體志士大杉栄と大東社員甘粕正彦の対発生』をお届けなされたところ今回の沙汰が下されたとのことですが、そもそもわが粉河井口家の遠祖大塔宮護良親王が嘉暦二(一三二七)年から二度にわたって任じた所縁のある天台座主の二百五十八代様から、このような優渥なる思し召しを賜らんとは、まことに思いもかけぬ事でございます。
 これひとへに因縁による果と心得て 折角の善因を絶やさぬように努めていきたいと存じております。

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