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〔113〕國體ハプスブルク=伏見宮の世界戦略

 〔113〕國體秘事―西郷隆盛と台湾の深い関係
 これから発表するのは辛亥革命の根底に関わるワンワールド國體秘事の一つです。著名人の身上に関することですが、これまで当事者の周辺と國體奉公衆を除けば、おそらく知る人はいない筈です。
 そのような秘事をなぜ落合ごときが知るのか、との疑いは尤もですが、このような大事が向うから転がり込んでくる筈はありません。
 國體秘事を追究している落合は、常に浮かんでくる疑念を関連事項とすり合わせながら吟味を繰り返していますが、そのうち機会を見て國體奉公衆に打診をすると、時として「その通り」とのサインが返ってきます。その時は思わず「嗚呼。やはり、そうか!」と心中で声を挙げます。洞察史学ではこれに勝る悦楽はありません。
 さて、今回発表する秘事は、中国民国三代目総統蒋経国(1910~1988)の父は公表されている蒋介石(1887~1975)でなく、実は支那近代史上で有名な宋氏三姉妹の弟ということです。
 蒋経国は表向きの戸籍では明治四十三(1910)年四月二十七日、浙江省奉化で、三年前から日本に留学中の蒋介石と妻毛福梅の間に生まれます。毛福梅が来日したとは考えにくいので、荘が留学中に帰国する機会があったことになりますが、落合にとってそのあたりは確認の必要がありません。
 蒋経国の(戸籍上の父の)蒋介石が昭和五(1931)年に後妻として娶る宋美齢(1898~2003)が、実は経国の姉というわけです。宋氏三姉妹の父宋耀如(1863~1918)は海南島の客家人で旧名を韓教準といい、アメリカに渡った時に宋氏の養子となり、商売をやめてメソジスト教会の宣教師・牧師になりました。
 そこでまず注目されるのが「客家」です。蒋経国と客家の関係として、後に中華民国総統となった蒋経国が、国家の後事を客家系台湾人の李登輝に託したことは周知ですが、これは決して偶然ではありません。

 この話は李登輝の氏姓鑑識から始めなければなりません。結論から言えば李登輝は西郷隆盛の血を引いているのです。西郷隆盛と台湾の関係は幕末に始まります。 
 

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