図書館本 15冊目 『燃えよ剣 上巻』司馬遼太郎・著

なぜかタイトルが覚えられません。
「剣、燃ゆ」「燃ゆる剣」「燃える剣」等々が浮かんだ末に表紙を見て『燃えよ剣』だ、そうだったーっ!を繰り返しています。
命令形ですね。今確実に覚えたと思います。
まだ半分ほどしか読めていないのですが、電車に乗るのが楽しみになっています。(降りて職場に向かうのは楽しくないですが…、帰りの電車が楽しみです。)

司馬遼太郎さんを読んだことが無く、新選組もよく知らず、なぜこの本を読みたくなったのか。
漫画&アニメで親しんだ『銀魂』に出てくる「真選組」の面々が面白いからです。
漫画で初めて新選組のメンバーっぽい名前を知ったのは『マカロニほうれんそう』で、『ゴールデンカムイ』にも土方さん、永倉さんが出てきてやっと、一度は史実に近そうなものを読んでおこうと思ったのです。(今になってやっとこさ…)

読む順番、観る順番がこうなので、『燃えよ剣』1ページ目から、頭の中ではアニメの土方さん、近藤さんが声もそのまま登場し、楽しいことになってます。

そして最近テレビでも、新選組関連の番組を見る機会があり、小説が更に面白くなってきました。
本で読む地名、人名など、馴染みがなくてなかなか頭に入って来ないのですが、その番組では京都、江戸、函館などゆかりの地でロケをされていて、ゆかりの人物たちのことも語られていたので想像が広がりました。

今までに2回以上、上・下巻をまとめて借りては読まずに返す、を繰り返し、絶対読もうと決めて図書館に行くと貸出中で、他に読みたい本もどんどん出てきて後回しにしていたりで、なかなか読むに至らなかったのですが、今がちょうど私にとっての読み時だったようです。
新選組の誕生も三月ということで、読み始めることに間に合った感すら覚えます。

早く下巻にたどり着きたいような、たどり着きたくないような…

今日、初回から読み続けていた新聞連載の時代小説が最終回を迎えたので、今、ちょっとロス気分でいます…
ハッピーエンドではない結末に向かっていくのは寂しかったです。
歴史物、時代物はそこがちょっとつらいですね。

『燃ゆる…』いやいや『燃えよ剣』、明日もどんどん読み進めて行きます。





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