中山記念と皐月賞馬について
国内にGⅠ級競争のない1800という距離と、有馬記念くらいしか古馬GⅠのない中山というコースがゆえ、一見するとマイル~中距離のGⅠを目指す馬たちにとっては親和性がないように見えるGⅡ競争「中山記念」。
事実パンサラッサ、ウインブライト、ネオリアリズム、リアルスティールなど、ここをステップにしてきた馬たちがその後勝つのは、ほぼドバイターフを筆頭とした海外GⅠばかり。
近年の「中山記念を使いその後国内GⅠ初勝利を挙げた馬」と言えば、21年安田記念でグランアレグリアを封じた