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歴代最高かつ最低かつ最高と思われる年下男と別れた女の徒然22

学生時代のあこがれの先輩がわたしの地元に旅行に来ているのをインスタを通して知った昨夜。
きっと女の人と来てるのだと思ったから、わたしの職場に寄ってくださいよー!みたいなことは胸の奥に秘めておいた。
何年前かもうおぼえてもいないけど、ゆるされない恋愛ごっこをしていたひとがいて、そのひとと2時間くらいドライブをした今夜。
ことばをはぐらかすこともできるようになったし、あの頃とちがってわたしのきもちは一ミリもそのひとに向いていない。
すごく好きでいつも頭がおかしくなっていたわたしはもうどこにもいないけど、
あの頃といまも一緒なのは、わたしの長くてくだらない話を、全世界の男のなかでいちばん黙って聞き続けてくれるところ。
そこはいつも救われています。あざす。

徒然22
翌日は10時からの仕事だったのに、結局朝方までまともに睡眠に落ちれず、死にそうな顔をしたままやり過ごした。
彼からは朝にも連絡が来ていたけど返せずにいて、まっすぐ家に帰る気が起きず、その日はシティホテルに泊まることにした。
非現実的なことをすると現実が見やすくなる気がして、
ま、ほんとうはひとりでがっつり晩酌をしたくて、アルコールの力をしっかり借りてしまおうと思って、
好きなものをたくさん買って、ホテルに身を寄せた。

アプリを開く。
またオンライン。開く度にオンラインを見ている気がしてつらかった。
つらいならやめればいいのに、どうしようもなかった。

そのタイミングを狙い、彼にLINEを返した。

「話したいことがあるんだけど」


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