11/11〜11/12プレミアリーグ 第十二節プレビュー (WOL・TOT、LIV・BRE、CHE・MCI)

挨拶

 今回も読んでいただきありがとうございます。

 CLとELでの一戦を終えて、リーグ戦に戻ってくる上位陣。前節の第十一節では、「好調を維持するチーム」と「試合が壊れようとも信念を曲げながったチーム」の二つのハイライトが大きかった。
 トッテナムとリヴァプール、チェルシー、マンCは端折ります。

 今回は三試合ピックアップしようと思います。
 それでは早速、移りましょう。

チーム状況確認 

 まずは上位グループ1位マンCから5位アストンヴィラと順位変動があった優勝レース。特にアーセナルは新勢力のニューカッスルにアウェイで、トッテナムは復活のチェルシーにホームで敗戦。ドクの爆発があったマンCが首位奪還を果たす。
 また中位グループ、6位ニューカッスルから16位エヴァートンや下位グループ、17位ルートン から20位シェフィールドは引き続きBIG6と戦うウルブスやルートン 、ブレントフォード以外は勝ち点を積みたい。
 CLで波に乗れないマンUは勝つのは当たり前として、今後起こり得るテンハグ監督の進退がどうなるかに注目が行く。
このまま試合のプレビューに移ります。

11/11
21:30 H WOL vs TOT A

予想スコア 1-1

 14位・三勝三分五敗であるウルブスが2位・八勝二分一敗であるトッテナムを、招き入れてジャイアントキリングを狙う。

 ウルブスとしては、前節アウェイで勝てると見越していたシェフィールドに勝ち点を落としたことで早々にチームを立て直したい。そして相手は優勝レース参加チームながら満身創痍のトッテナム。ハイラインを逆手に取れば、強烈なカウンターを与えれるはずだ。

 トッテナムとしては、前節ホームでチェルシーに大敗。と言ってもその主な要因は退場者が二名と主力の複数負傷、その状況でもハイラインで守り切ろうとした意志だろう。攻撃陣を引っ張るマディソンから始まり、スタメン固定されていたロメロとファンデフェンの三人の欠場は今季始まって以来、新生トッテナムの別の側面が良くも悪くも露わになるはずだ。

 試合展開は、ウルブスがカウンターを狙うべく下がり、トッテナムがポゼッションし攻め入れるという構図だろう。ただ懸念があるとすれば、マディソンの負傷状態。たったそれだけで試合は様変わりすると予測出来る。もし、不安定のままでトッテナムがボールを握ればカウンターの餌食になるし、そもそも今までそのカウンターを処理していた両CBは出れない。
 ポステコグルー監督の解答に注目したい。

11/12
26:30 H LIV vs BRE A

予想スコア 1-2

 3位・七勝三分一敗であるリヴァプールが9位・四勝四分三敗であるブレントフォードを、ELで転けた流れを取り戻すべく相手取る。

 リヴァプールとしては、ELでの敗戦から間も無く戦うことになるが、いまいち波に乗れてない現状。特にアンカーと左SBは迷走状態に陥り、明確な穴として多くの対戦チームから狙われている。また前節にてマクアリスターが累積の影響で出場出来ないことから、遠藤に出番が回ると予想される。

 ブレントフォードとしては、チェルシー戦で見せた強烈なカウンターの他にも、ウェストハム戦で披露した押し込んでからの波状攻撃やセットプレーと攻撃の幅が広がり、パワーバランス的に格上の相手に勝てるチームのまま、格下にも勝ち点を落とさなくなってきている。リーグ表を見て、多くのチームから難敵と呼ばれるに相応しい攻撃力を有している。

 試合展開は、互いにカウンター主体のプレースタイルだがリヴァプールが基本ボールを握り、ブレントフォードがカウンターを狙う構図だろう。

11/12
25:30 H CHE vs MCI A

予想スコア 1-3

 10位・四勝三分四敗であるチェルシーが1位・九勝二敗であるマンCを招き入れ、再度優勝レースを掻き乱そうと試みる。

 チェルシーとしては、前節トッテナム戦での大勝した勢いをホームに持ち帰り、難しい日程の中で勝ち点を得ようと試みる。ただ、その際の攻略方法は相手二名の退場と最後まで折れなかったハイラインという特殊な条件で可能になった。またハットトリックしたジャクソンに関してはごっつあんゴール以外のフィニッシュの形を早く確立しなければならないという課題も見えた。

 マンCとしては、従来のパスワークに加えてリズムと支配率を高めるドリブラーが新たな戦術を確立した。とりあえずハーランドという明確な終着点があった前季から、ドクに渡せば突破も展開も得点も出来るという理不尽を手に入れた。かと言ってサブが弱いというわけでも、戦術の幅も果てしない。現状失点する流れは、限界まで押し込んだ状態でスピードアタッカーによるカウンターを喰らうシチュエーションのみだが、ペップ監督はそれをどう判断するのか。

 試合展開は、互いにボールを奪い合う立ち上がりからマンCの支配で進んでいくと予想。全体的に有利なマンCに対して、チェルシーはどこからこじ開けるのか。

プレビュー総括

 他のカードでは特段番狂せは起きないと思うが、不調のマンUや負傷者続出のブライトンが今後どう戦っていくのか気になるところ。

 ここまで読んでいただきありがとうございます。
振り返りでお会いしましょう。

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