11/04〜11/06プレミアリーグ 第十一節プレビュー (NEW・ARS、TOT・CHE)

挨拶

 今回も読んでいただきありがとうございます。

 FA杯での一戦を終えて、各チームが次戦へ照準を向ける中で前節の第十節では、「好調を維持するチーム」と「出鼻をへし折られたチーム」の二つのハイライトが大きかった。
 ニューカッスル、アーセナル、トッテナム、チェルシーは端折ります。

 今回は二試合ピックアップしようと思います。
 それでは早速、移りましょう。

チーム状況確認 

 まずは上位グループ1位トッテナムから5位アストンヴィラと変わらない優勝レース。特にアーセナルやトッテナムは真後ろにマンCがいるため勝ち点を落とさない。
 また中位グループ、6位ニューカッスルから16位ノッティンガムや下位グループ、17位ボーンマスから20位シェフィールドは引き続きBIG6と戦うフラムやボーンマス、ルートン 以外は同列もしくは下位と潰し合いになる。
 波に乗れないチェルシーやマンUが所属する中位グループは一勝するだけで順位が変わるため、熾烈な争いになる。
このまま試合のプレビューに移ります。

11/04
26:30 H NEW vs ARS A

予想スコア 1-2

 6位・五勝ニ分三敗であるニューカッスルが2位・七勝三分であるアーセナルを、FA杯で迷走中のマンUを叩いた勢いで撃ち落とそうと試みる。

 ニューカッスルとしては、イサクにボットマンと攻守の要二人が怪我で戦列から離脱。前節のアウェイでのウルブス戦では、点を取らなければならない場面で交代選手が守備的なため、試合を変えれずにドローで決着したことを見るに、トナーリの件も含めて選手層が薄くなりつつある。またバックスを見てもボットマンが居ないことでいつもの守備強度を発揮できるか。

 アーセナルとしては、ホームクラブと対照的にFA杯を敗退。要因としてはフィルター役に成りきれないジョルジーニョに裏を取られたジンチェンコとウィークポイントを明確に突かれたこと。カウンターチーム相手に両選手を出せるのか疑問が残ること、合わせて左の停滞が生じ、右一辺倒の攻めでは敵も守り切れる。
またハヴァーツの降りる降りない、中入る入らない、外に張る張らない、裏抜けするしないという戦術理解前提の臨機応変さがない。中盤の機能不全が生じたまま挑めば返り討ちにされるだろう。

 試合展開は、ニューカッスルが守備を固めてアーセナルがボールを握ると予測。ただニューカッスルは守り切れるのか?アーセナルは被カウンター対応が出来るのか?という攻守で注目ポイントがある。

11/06
29:00 H TOT vs CHE A

予想スコア 2-1

 1位・八勝二分であるトッテナムが11位・三勝三分四敗であるチェルシーを招き入れ、このまま首位をキープしようと試みる。

 トッテナムとしては、負けなしという点では順風に見えるが懸念点がない訳ではない。ソンやマディソンがいなくなったら、ハイプレスによってマディソンまでのパス経由が無くなった時の代替案が無理矢理にでも通すか、相手からボール奪取するしかない。ただ点を取られても取り返すだけの火力はあるし、バックスとGKともにここぞという時に踏ん張れる強さもある。上記の課題を
どう克服するか。

 チェルシーとしては、前々節のアーセナル戦を皮切りに難敵と連戦する難しい状況だ。アーセナル戦では勝てたはずの試合を落とすと、その勢いすら無くし前節ブレントフォードでも勝ち点を落としてしまった。パルマーによる散らしが効く反面、両ウィンガーのパス精度と守備意識が低く、コルウィルが前目に出ることでDFラインがバラバラなのも気になる。そしてなによりも、GKサンチェスの度重なるミスは見過ごせない。火力が常時出ずにロースコアで試合が決まることが多いこのチームに一失点物のミスをするキーパーは選択ミスとしか言いようがない。
相変わらず、怪我人が出ているこのチームのマネージメントをポチェッティーノはどうするのか。

 試合展開は、互いにボールを握ろうとしつつ、トッテナムは自陣からカウンターを狙い、チェルシーは敵陣からプレスをかけると予想。互いに弱点を潰し、長所をどこで発揮するかの駆け引きが起きるはず。

プレビュー総括

 他のカードでは特に負け続きのマンUやCL圏浮上を目指すアストンヴィラは両者共にアウェイであるものの勝たなくてはならない時間が続いている。中盤に差し掛かりつつあるリーグ戦で優勝候補たちは順風満帆にことを進めれるのか、それとも新たな勢力の台頭があるのか。

 ここまで読んでいただきありがとうございます。
またYouTubeの件ですが、体調が安定するまで進めません。


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