厨房の日常~過去の記録から~

下書き途中だった記事。まだ仕事していた頃で2022年7月14日のもの。

今日お昼休みに少しだけ、オフジさんと二人になる時間があった。

「オフジさん、何を話すのかな(ソワソワ)」と思っていたら、
「この前、塩崎さんがね・・」と。あ、出たやっぱりこの話題と思った。

その日は、早番の塩崎さんが15時まで野菜を切り、残った野菜をオフジさんが切るという業務の流れになっていた。
塩崎さんは時計を見ながら、ゆっくりゆっくり人参を切っていたそうで、「私に切りものをたくさんさせるために、ゆっくり切っていたんじゃないんでしょうかね!」とオフジさんは言っていた(オフジは、誰にでも敬語を使う)。

オフジさんはだいたい、塩崎さんのぐちを言う。誰かの何かを言わないと気が済まない人。仕事は率先してやってくれるし、悪い人じゃない。でもそういうところがある。
で、あ~また言ってるって思う。塩崎さんは、マイペースな人だからオフジさんの気持ちがわからなくもないのだけれど・・。

今の厨房調理の仕事は、同じ仕事を曜日ごとに決まったメンバーで毎日こなす。メンバーによって雰囲気とか会話の話題は変わるけれど、飽きてくることもなくはない。こうして一つや二つぐちがあって、お互いに話すことも「バランス」をとるために大事なんじゃないかと思う。
もし、本当に仲が悪かったら5年10年も一緒に働いていないだろうし、
ぐちを言ってる時って、結構お互いに共感がわくのでぐちって大事。
もちろん、悪口はよくないけど。

厨房調理、単調な仕事かもしれないけれど、
中で働いて本当、毎日しみじみ、あれこれ感じることがあって、面白い。
人ってめんどくさい、うん、でも面白い!と思う今日この頃です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?