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【ギャラリー冬青 写真展】2024年5月期 篠田英美

ギャラリー冬青 5月期 写真展
篠田英美 写真展
銀河は高く歌う

会期:2024年5月2日(木)~5月25日(土)
※5月4日(祝・土)はOPEN
11:00~19:00 日曜・月曜・祝日 休廊 入場無料

【会期中のイベント】 ※参加費各1000円 ご予約はギャラリー冬青まで
TALK:10日(金)19:00-20:30 石飛徳樹(朝日新聞編集委員)×深田晃司(映画監督)×篠田英美
TALK:17日(金)19:00-20:30 瀬戸正人(写真家)×篠田英美
LIVE:25日(土)17:00-18:00 弾き語りライブ「銀河の宴」 by太陽バンド

オリジナルプリント(Cプリント)
Copyright (c) Hidemi Shinoda All Rights Reserved


<作家の言葉>

写真を撮る時、いつも思うのは、私が見ている情景をみんなにも見せたいということ。
人を撮る時は、撮られている本人でさえ気付いていないであろう魅力を、また、景色を撮る時は、この一瞬の光が見せてくれる奇跡の輝きを。どちらにせよ、今この時は二度とは訪れません。
思った通りに撮れた時より、こんなのが撮れちゃったという時に写真は面白いと感じます。
今回の展示作品のメインとなる「光が流れる写真」も、驚きの産物のひとつです。
ある時フィルムに映ったものは、いつも感じている、地球に乗って宇宙を旅している感覚でした。

その感覚を培ったのは、8歳から暮らしたメキシコの日々。あの頃、家族でよく車で旅をしました。父が運転し、母が助手席、三人姉妹で後部座席に座っていると、全く知らない土地でも何も怖くありませんでした。車がそのまま宇宙船になって、空の彼方に飛んで行っても平気だとまで思っていました。

なんて言いつつ、ただ単に、モノともヒトとも別れ下手という、未練がましい生き方が、去り難く  光が帯を引く写真を撮らせるのかも知れません。
 
ともあれ、私にとっては宝石のような世界をお楽しみいただけたら幸せです。

                                          篠田英美

<略歴>
篠田英美(Hidemi SHINODA)  
埼玉県大宮市出身。8歳から11歳までメキシコ、16歳から19歳までアメリカに在住。
慶應義塾大学文学部文学科英米文学専攻卒業。在学中、カメラクラブに所属。
卒業後、(株)第一勧業銀行入行。
2000年からフリーフォトグラファー。
現在、主に、朝日新聞社、時事通信社などで文化人ポートレート撮影を担当。
時事通信社配信の「ミニ評」(ノンフィクションジャンル)執筆(2016年〜2022年)。
全国の個人調剤薬局が加盟するClassAグループ季刊広報誌「Field」内のお店紹介インタビュー記事「Shop Watch」連載中(2019年〜)。
作家ホームページ: www.1de3.net

■展示会歴
2005年12月 千駄木GALLERY IMAGOにて「コスモナフト」展
2008年12月  南青山ICHYS GALLERYにて
写真と絵画の四人展「ただいまを生きております」
2010年9月  新宿PlaceMにて「SUGAR SWEETS & HONEY SYRUP」展
2010年10-12月  大宮グランドミッドタワーズ大宮、けやきギャラリーにて
「ふるさと埼玉の四季」展
2010年12月  下北沢Garden、タバコノケムリvol.13にて「タバコジュースポスター」展
2012年7-8月  原宿Lapnet(LAFORETアートスペース)にて「ミールー・ミール」展
2013年1月  新宿PlaceMにて「光のこと」展
2014年1-2月  新宿PlaceMにて「光のいろ」展
2015年10-11月  銀座ギャラリー林にて
額縁作家の石井晴子さんとの二人展「額縁とポートレート」
2020年12月  新宿ヒルトンホテルHiltopia ARTSQUAREにて四人展「escape」
2022年10-11月  新宿ゴールデン街naguneにて「浴女」展
2023年4月  Reminders Photography Stronghold 京都分室パプロルにて
「PHOTOBOOK AS OBJECT」展(Kyotographie、KG +参加)

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