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プライム(フュージョン型)デッキについて

初めに

本記事をご覧いただき誠に有難うございます。

本記事は2024年2月10日発売の超越のトランザムにて追加された新規テーマであるプライムテーマに関するデッキ紹介や取り回し方に関する内容を黙示録的な意味合いで記述います。

なお対応環境は超越のトランザム環境になっております。


デッキリスト

今回紹介するプライムテーマ(フュージョン型)のレシピになります。
詳細については別途記述しますが、基本はトランザムプライムフルアーマーノヴァやプライムピアースジャイアントをフュージョン召喚しつつ殴り勝つことを目的としたデッキになっています。

デッキの使い方について

1.デッキを掘って墓地を肥やそう

当デッキはトランザムプライムフルアーマーノヴァの高打点の押し付けが基本の勝ち方になるため以下の2点に集中して墓地を肥やしてく必要があります。

・トランザムプライムフルアーマーノヴァをフュージョン召喚するための素材を墓地へ送る。(トランザムライナック/トランザムプライムアーマーノヴァ/フュージョン/プライムコール)

・トランザムプライムフルアーマーノヴァを高打点にするため1枚採用のモンスターを墓地へ送る。

基本はこの2点に注意して墓地を育ていくわけですが、特に1つ目のトランザムプライムフルアーマーノヴァに関する素材は回収ルートが豊富に用意されているため、最優先で1枚ずつ墓地へ揃えることを意識して墓地へ送ります。次点で2つ目の他種族を墓地へ送るイメージで私はプレイしています。

2.プライムコール・顕現の秘儀・モンスター効果の順番に注意

墓地を肥やしつつ盤面形成する上で注意が必要なのが下記の3つの使う順番になります。

特にプライムコールと顕現の秘儀に関しては発動した時点で一部起動効果制限がつくため使用する順番を間違えると途端に弱い動きになるケースがあります。

起動順番について
1.モンスター効果を可能な限り使用する。
2.顕現の秘儀を使用する予定があるケースで、プライムドワーフの効果を起動する場合はここで起動する。顕現の秘儀を使用しない場合は除く。
3.顕現の秘儀を使用し、アクセルワンダーライト効果まで走らせる場合はここで使用する。アクセルワンダーライトの効果起動が絡まない場合は除く。
4.プライムコールを使用する。

この流れを意識することにより、スムーズに墓地肥やしと盤面構築が可能となるため意識することをオススメします。

3.プライムコールは回収しよう

当デッキにおいてプライムコールは生命線といっても過言ではない重要カードになります。
トランザムプライムフルアーマーノヴァやピアースジャイアントへのアクセスに加え、それらを確実に通すためのミラージュドラゴンの回収などデッキの動きの中核を担います。
これ以外にも召喚罠に対してのケアや七宝船のコスト回収に加え自身のバック耐性を上げるための七宝神ー良財回収など仕事が盛りだくさんなカードです。

ライフに余裕のあるうちはプライムバンディージョによるプライムコール回収が重要なポイントになってきます。

4.レッツ!フュージョン召喚!

リソース良し!墓地よし!となったら楽しいフュージョン召喚のお時間です。
攻撃力9000のトランザムプライムフルアーマーノヴァをぶち込んでやるぜ!!としたいところですが、この記事の書き方の流れだと我慢して準備しワンパンを叩き込むみたいな流れにも取れてしまいます。

しかし、実際はというと

「フュージョンできる時はフュージョンして確実にライフを詰めよう!!」

これが基本の動きになります。

高火力のトランザムプライムフルアーマーノヴァを狙うというよりかは貫通+アタッカーで面を押し返しつつダメージを取り、劣勢になっても切札としてトランザムプライムフルアーマーノヴァが存在するくらいのイメージで回していきます。
あくまでトランザムプライムフルアーマーノヴァは選択の1つにすぎないと考えていいと思っています。

勝利パターン

当デッキの主な勝利パターンは3つです。

・トランザムプライムフルアーマーノヴァの押し付け
・トランザムプライムフルアーマーノヴァを突破不能になりそのままゲームエンド
・ライフを詰めつつカウンターで決める

基本トランザムプライムフルアーマーノヴァの押し付けになるケースがほとんどではありますが、中には出さずとも勝利するケースなんてもの実際存在します。
ただ我慢してた上でワンパンで終わらせるというよりもライフを詰めつつ返しのターンでカウンター気味にゲームをクローズさせる試合がほとんどになります。
トランザムプライムフルアーマーノヴァをしっかり通すために、プライムコールからミラージュドラゴンを回収して添える動きは鉄板ムーブになります。
なおフルアーマーが出た瞬間に突破不能となり勝つケースも存在します。

プライムデッキの強い点

・トランザムプライムフルアーマーノヴァの押し付けや壁としての性能
・フュージョン召喚へのアクセスルートの豊富さ
・対光属性に対しての盤面除去能力

プライムデッキの弱い点

・相手のセットカードに干渉する能力がないため召喚反応罠は踏み放題のミラージュドラゴンが墓地にない場合は攻撃反応もモロにもらう点。
・フュージョンを使う以上裏に向けられる罠を踏んだり着地をとられるのがキツイ(正直やられてこれが一番シンドイ)
・墓地が重要なため墓地をいじられることに弱い(種族を減らそうとして墓地を肥やせるモンスターを戻してくれる分にはギリギリカバーできなくもない印象)

各カードの役割

1.トランザム・プライム・アーマーノヴァ

・リリースコストが可変するタイプのアタッカー
・フュージョン展開時には1体リリースでリリースコストを抑え展開幅を増やしたりフュージョン出来なくても上をとることが可能な点は優秀。
・本気のメインアタッカーであるトランザムプライムフルアーマーノヴァのフュージョン素材でもあり、また回収ルートもプライムコールとインタースプライムによる回収が可能であるため、墓地肥やし時に優先して1枚は墓地に送っておきたい。

2.七宝神ー良財

・本デッキのセットカード並びにプライムピアースジャイアントやプライムバンディージョへの破壊耐性付与を目的とした守りよりの最上級モンスター。
・セットカードの処理が得意とされる闇魔法使いデッキやロイヤルデモンズデッキに対してセットカード処理の難易度を上げさせる目的で採用されている。
・またプライムコールで回収しそのまま特殊召喚できる動きもスムーズで良ポイントである。
・七宝船⇒七宝神ー良財コスト⇒プライムコールで七宝神ー良財回収⇒七宝神ー良財を特殊召喚は実に綺麗な動きとなっています。

3.プライム・バンディージョ

・リリースコストによりステータスが変動するタイプのアタッカー。
・効果によりプライムコールorトランザムライナックの回収が可能。
・最大打点は効果発動で3000まで上がる。
・主な役割は2点あり3000打点アタッカーとなり上から叩ける点と回収効果によるフュージョンまでの中継ぎ的な役割が主な仕事となる。

4.アクセルワンダー・ライト

・墓地肥やしを目的として採用している上級モンスター。
・デッキトップ5枚にタッチでき、デッキトップ+モンスターor魔法を2まで落とすことができ、本デッキにおいて最も優秀なデッキ掘り師である。
・顕現の秘儀との絡みで最大効果を発揮するため三枚採用となっている。

5.ネクメイド・ナナ

・アンデット族担当のドローエンジン担当の上級モンスター。
・本デッキはプライム最上級モンスターの特性上事故率が思ったほど高くないためここまで採用しても問題ない。
・アンデット族で他の採用したいカードもこれといってない点も含め採用している。

6.トランザム・ライナック

・メインアタッカーであるトランザムプライムフルアーマーノヴァのフュージョン素材となる下級アタッカー。
・本デッキにおいて最も回収先が多いモンスターでもある。(回収札だけで8枚)
・回収ルートが多いため積極的に墓地に送っておきたいので、最低でも1枚は墓地に送っておきたい1枚である。

7.インタースプライム

・墓地肥やし兼トランザムライナックorトランザムプライムアーマーノヴァ回収札。
・3枚墓地肥やしに加え、メインアタッカーのフュージョン素材を回収可能という優秀な下級である。
・極力素引きしたいので墓地肥やしでは極力落とさず、またプライムドワーフ効果のギャラクシー族の戻し対象も最優先となるケースが多い。
・注意点としては墓地にモンスターがいない場合には効果発動できないのでその点は注意が必要。(この点を補うため他の墓地肥やし要因を豊富に入れている。)

8.プライム・ドワーフ

・プライムピアースジャイアントのフュージョン素材兼対光属性メタモンスター。
・この札の強い点はフュージョンを使用せずに、相手の光属性モンスターを巻き込みつつフュージョン召喚に繋げられる点である。
・また本デッキでは採用していないがプライムキャットクローガールを採用するとレベル関係なくすべての光属性モンスターを巻き込むことが可能。
・さらにEXデッキに採用していれば、効果でプライムドワーフを墓地へ送り相手のモンスターのみでフュージョン召喚も可能となかなかイカレたモンスターである。
・ただし、トランザムプライムフルアーマーノヴァを火力を上げる点でみると、この効果でデッキに戻すコストがやや重い。この点は相手のデッキを見つつ戻すコストは要相談になる。またトランザムプライムフルアーマーノヴァを着地せずにビートで勝つプランに切り替えて思い切ってプライムピアースジャイアント展開でビートするケースもあるのでここも頭にいれておきたいポイントになる。

9.アニマジカ・ウィッチ

・獣族担当の手札入れかモンスター。
・効果起動条件がプライムデッキと相性がいいため採用している。
・ただし種族をばらけさせる目的で採用しているため、効果よりも種族に重きをおいて採用している。

10.アビスカイト・カレン

・海竜族担当の墓地肥やしモンスター
・こちらも効果のコストが光属性モンスターと本デッキと相性はよく、手札を1枚消費するものの効果タイミングも打ちやすく、コスト込みで四枚墓地を肥やしインタースプライムの効果起動に繋げれるため採用している。

11.秘密捜査官ミスキャスト

・爬虫類族担当の墓地肥やしモンスター
・効果発動に盤面条件があるもののライフコストのみで3枚墓地を肥やせるのは魅力的である。
・ここからインタースプライムに繋げていきたい。

12.ナリキング・レックス

・恐竜族担当のドロー効果モンスター。
・相手依存ではあるものの1枚採用であるため警戒されることもほとんどない。
・墓地肥やしする場合に他種族と比べると墓地へ送りたい優先度はやや低くめになっている。

13.最強旗獣ボルトライコーン

・機械族担当の妨害兼デッキトップ落とし用モンスター。
・相手のセットカードを妨害しつつデッキトップを落とせる部分が優秀で、ここからインタースプライムに繋げることが可能となっている。

14.竜破壊の証人

・戦士族担当の墓地肥やしモンスター
・墓地肥やしと戦士族担当としてのみ採用しており追加効果は一切関係ない。
・肥やし性能は2枚と掘り師としてはまずまずといったところではあるが、召喚のみの条件であるため比較的展開中に打ちやすいのが良い点である。

15.オウルチャンネル

・鳥獣族担当の魔法の筒対策兼デッキトップ落とし用のモンスター。
・本デッキのように大型モンスターを押し付ける場合に怖いのが魔法の筒の存在であるため、そこをケアできる点は優秀。
・また、相手盤面依存ではあるがデッキトップを落とす効果もついているので、後手の場合はここからインタースプライムに繋げることが可能である。

16.ミラージュ・ドラゴン

・ドラゴン族担当のレジェンドモンスター。
・永続効果であるためプライムコールの制限にひっかからずに、プライムコールから回収できる点が強い。
・トランザムプライムフルアーマーノヴァをしっかり押し付けれるようにするのが最大の仕事である。

17.七宝船

・みんな大好き汎用ドローソース。
・ドローソース以外に七宝神を採用しているため七宝神の特殊召喚条件達成のためにも採用している。
・モンスターであればなんでもコストにできる七宝船であるが、このデッキの場合下記のような使い方ができるので記載しておく。
「七宝船を七宝神ー良財コストに発動⇒プライムコールで七宝神ー良財回収⇒七宝神ー良財を特殊召喚」
「七宝船をトランザムライナックコストに発動⇒インタースプライム召喚&効果起動⇒トランザムライナックを回収」

18.プライム・コール

・当デッキの要となる魔法カードです。
・このプライムコールはいろいろな局面で使用することが多く、またプライムコールをどれだけ握っているかでケアの幅が広がります。
・まず基本はフュージョンの素材とフュージョンを回収します。プライムコールが存在することによりこのデッキにおけるフュージョン召喚の難易度を低くしてくれます。
・また光属性であればなんでも回収できてしまうのがこのカードのイカレたところです。七宝神ー良財を回収して防御を固めるもよし、ミラージュドラゴンを回収して攻撃をしっかり通すもよし、七宝船のコストを回収して手札を回すもよしと過労死するのでわ?というくらい使います。
・またプライムバンディージョによる回収ルートもあるため当デッキにおける要の魔法カードとなっています。
・1枚が2枚に増えるカードであり、回収できるモンスターも光属性すべてとなかなかにイカレてるカードではありますが、発動後にプライムドワーフ以外の起動効果制限がつきますので使用するタイミングは注意が必要になります。

19.フュージョン

・読んでそのままのフージョンするためのカードです。
・メインアタッカーであるトランザムプライムフルアーマーノヴァを出すための必須カードになります。
・プライムコールからの回収択が存在するため最低1枚は墓地に落としておくことをオススメします。

20.顕現の秘儀

・盤面整理or手札整理に加えアクセルワンダーライトの特殊召喚札かつドローソースといういろいろやれる子です。
・このカードも重い効果起動制限がつきますが、アクセルワンダーライト連打や手札盤面整理ができたりとかなり便利なカードになっています。
・発動する順番に気を付けていれば最終的なメインアタッカーは永続効果のプライムデッキとは相性もよく、良質な墓地肥やしができるワンダーライト連打は魅力でしかないため採用しています。

21.天使の施し

・墓地肥やし兼手札交換の出来るレジェンドカード
・プライムデッキも墓地を肥やして、墓地を利用するタイプのデッキであるため非常に相性がよいため採用しています。

22.魔法の筒

・前環境と比べ破壊耐性を持ったモンスターが増え、かつ高打点モンスターで攻撃してくるケースも増えたため魔法の筒を採用。
・また強制脱出装置と採用を迷いましたが七宝神ー良財のおかげでバトルフェイズまで待てるケースが増えたため、魔法の筒を採用しています。
・七宝神ー良財を採用しない場合は強制脱出装置のほうがオススメです。

23.トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ

・当デッキにおいて主力メインアタッカー。
・9000オーバーの攻撃力になることも珍しくなく、また効果破壊耐性までついてくる高打点かつ大型の壁としても優秀な1枚。
・これを通せるか通せないかで大きく勝敗に関わってくる1枚です。

24.プライム・ピアース・ジャイアント

・当デッキのサポートアタッカーとなるフュージョンモンスター。
・レベル7以上光属性全体に貫通付与と相手ターン中に相手プライムドワーフから自フィールドのモンスターを守る役目があります。
・トランザムプライムフルアーマーノヴァに貫通付与して押すもよし、他のプライム最上級に貫通を付与してライフカットを狙うもよしの一枚です。

終わりに

長文にお付き合いいただき有難うございました。

個人的にプライムデッキは握ってて楽しいと思えるデッキです。
また、プライムコールやプライムドワーフなど他デッキに出張するしたり、さらにカードプールが増えた際に使えるカードだと思っており今後が楽しみなカードでもあります。

今後はマッチアップ別の記事も書いていければと思いますので、
今後とも宜しくお願いします。

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