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新刊「3つの世界」山口揚平著

来ました、山口揚平さんの新刊 「3つの世界」。 前著「1日3時間だけ働いて 穏やかに暮らすための思考法」(タイトルと中身が合っていないような気がしますが)も、これからの社会変化に対する鋭い洞察で「この本はまるで(予言の書)だな」 と個人的には感じていましたが、今回の本もまた非常に面白そう。

この世界を(自然・地域・身体性・地表から20メートルまでの世界)=シェアリズム、(都市の世界・資本主義世界・地表から200メートルまでの世界)=キャピタリズム、(web・AI・仮想現実世界)のヴァーチャリズムと区分けしてみることにより、現在が持つ”複雑さ”と今後のなりゆきを、解像度を上げてシンプルに認識できるようになる、そのような切り口・コンセプトを全編通じて提示してくれている。

個々人がそれぞれに、目指すべき場所はどこか?を考える上での貴重なヒントを与えてくれると感じた。 

今後も折に触れて見返したい、長期的にじっくり読みたい一冊。



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