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イエスマン YESは人生のパスワード

 離婚して以降、人生に覇気のなかった男性が、ひたすらYESと答えようというセミナーに参加して、YESとずっと言うようになった結果、偶然と偶然が重なりあって、人生に輝きを取り戻す。が、あまりにもYESと言いす着たために、新たな恋人にも愛想をつかされ、自分のあるべき道を見直していくストーリー。

 簡潔な内容。英語+英語字幕で鑑賞したが、ストーリー理解は難なくできた。非常に好きだと感じた。自分は、興味のあることであっても簡単に手を出せない性格だからこそ、YESばかり言うようになったCarlの生き様は輝いていて、わくわくした。特に、一見何の役にも立たなさそうな韓国語講座やギターのレッスンが、思わぬところで役に立ったシーンを見て、今の自分には直接的には必要ないことであっても、面白そうだと思ったことに手をだすことにより、自分の武器が増え、人生の幅が増えるのだと改めて認識した。

 YESと言うことにより、challengeのハードルが下がる。そのあとは、自分の好きなことや、心の赴くままに、(自分軸による判断で)YESということが、満足度の高い人生を送るkeyなのだろう。

 とはいえ、自分がこの立場になったら、同じようなことができるのか。同じようなことをするためには何が必要なのか。
 まず、CarlがYESセミナーに参加した理由は、周りからあまりにもあきれられたから。そしてそんな自分にほとほと嫌気がさしたから。で、ようやく重い腰を上げて、セミナーに参加して、司会者との約束を結び、人生が変わっていく。ということは、実生活であまり嫌気がささなければ、もしくはその感情がどうにか無視できる範囲であれば、一般的に人は変わらないことを望み、その場にとどまるのでは。Carlでさえ、離婚後3年間は暗い人生を送っていた。3年間も。だが、その3年があったからこそ、周りからのあきれの目線と、自分自身への嫌悪感がたまっていったと考えると、必要な3年間だったとも考えられる。
 けど、自分だったら3年も引きずって、暗い人生、あきらめの人生を送るのは嫌だ。キラキラの人生がいい。ってことは、自己実現できていない現状に敏感になることが重要なのでは。少しの違和感や、誰かの人生に対する憧れ、嫉妬心に対して向き合って、なぜ自分はできていないのかを徹底的に考え抜くことにより、行動に移せるはず。好きを認識することができるはず。そこからは深く考えずに、ぱっと行動してみればキラキラが始まると思う。

 人生において、何もしたくない、行動したくない、変われない自分イライラするけど変われない、というタイミングはあると思う。そんな時にまた鑑賞したい。次は英語字幕なしでもいいかも。見れるかな。見れるような英語力つけたいな。

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