久しぶりの感情
5月14日。母の日。
何かやってあげようとする気さえ、年々薄れてきた。
ではない。
本当に求めているものが痛いほどに分かっていて、それを私は満たしていないのに、言葉やモノや、何やらなんやらを与えるのは果たして正解なのだろうか、?嬉しいのだろうか?
そんなことを思うようになってきたのである。
話は変わり、チームは今シーズン初勝利を手にした。しかも、4-0で。
相手のメンツ云々ではない。
少しずつ表れ始めていた変化が、カタチになった。
今シーズン、恥ずかしながらも、初めて自分が出ていない試合を心の底から勝利を願うことが出来るようになった。
のに気づいたのは、前節、画面越しに試合を見ている時だった。
昨日、得点を決める度に、1番にタッチラインまで出ていき、仲間とハイタッチをした。
もちろん自分が試合に出て決める得点ほど嬉しいものはない。
それは変わらない
でも、「ああこのチームのことちょっと好きになったんかな」そんなことを終わってから思った。
チームを好きになる
何年ぶりかの感情だった
そんな帰りのバスで、「やっぱり母の日か、」と思い直し、家族LINEに「いつもありがとう、みんな母の日やで!」と送った
全然遅いけど、Amazonでお母さんの好きな『ストロングゼロ アルコール9% ダブルグレープフルーツ500ml×24本』をポチった
でも、やっぱり返しは予想通りだった
最近練習を見て感じていた、自分は復帰してこの中に入って何かできるのだろうか、何ができるのだろうか、という不安に、この勝利という結果が拍車をかけて焦りを呼ぶ。
「足治してサッカーやって」
大丈夫な自信がある
パワーアップしている自分が想像できる
焦らず確実に、絶対その日は来る
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