他に勝たせてやりなされ。他の喜ぶ顔観るのが真の喜びぞ。|神人著・大日月地神示【後巻】・五十二・pp.264-265 *一部抜粋 野草社出版

神人著  大日月地神示【後巻】 五十二  pp.264-265 *一部抜粋

 
 他(た)を愛するゆえにする説教とそうでないものの違(ちが)いは、靈でも人でも自ずと分かるものでありますぞ。分からんと申すは屁理屈(へりくつ)好きな魔の者の類(たぐ)いと化しておるからぞ。愛されたければ素直(すなお)に愛されたいと思いなされ。そして、愛されるために他を大切にしなされ。他の真(まこと)の幸せを願う者になりなされよ。他と競(きそ)ってばかりおっては、真(まこと)の喜びは薄(うす)いのじゃぞ。我(われ)が我がで、己(おのれ)かまってほしいばかりの心貧しき者は、皆に愛想尽(つ)かされ、終(しま)いには嫌(きら)われますのじゃ。

 他に勝つこと、真(まこと)の喜びではないのじゃぞ。他に勝たせてやりなされ。他の喜ぶ顔観(み)るのが真(まこと)の喜びぞ。己の中に成りすまして出入(ではい)りする魔に勝つことであるぞ。勝つとは、他を理解(りかい)して感謝に至(いた)ることでありますのじゃぞ。喜び合うことでありますのじゃ。


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