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「3年間、失敗し続けたら作家になっていた話」を読んだら、成功していたことに気づけた

タイトルに心を奪われ、即購入し、4回ほど読み倒している。最初読んだときは、首がもげそうなほどヘッドバンキングしていたわたし。


それをもし本物のロッカーが見ていたら、ヘッドバンキング対決へと突入していただろう。


「3年間、失敗し続けたら作家になっていた話」
著者は、フォローさせていただいている、はたらくたぬきち|問わず語りさん。

このタイトル、グッときません??
失敗し続けたら作家になっちゃったの!?え、なになに、どうやって?すごいんですけど!!とわたしの心にグッときてキュンとして、好奇心のまま興奮気味に一気に読んでしまった。


おかわり2回目~4回目までは、米粒ひとつひとつを味わうかのように堪能しつつ、自分の経験を振り返りながら読んだ。


この本は、わたしの副業の「失敗記録」です。

3年間、失敗し続けたら作家になっていた話より


いろんな副業に挑戦してきた話と、どんなチャレンジの何がよくてどこが失敗だったかが、詳細にかつふんだんに盛り込まれている。


たぬきちさんが挑戦して失敗してきたことと、わたしもほぼ同じことを過去に挑戦してきたので、ヘッドバンキングで首がもげたのだ。気分的に。


そして、すべて失敗だって思ってやめてきた数々の挑戦は、たぬきちさんのこの本を読んだおかげで、ありがたいことに


”失敗じゃなくて小さいながらも成功していたんだ”ということに気づけたのである。ありがて~(涙)


失敗を堂々と並べ立てて、本になるなら、こんなことやあんなことも発信してもいいかもしれない!

はたらくたぬきち|問わず語り


本当にそう思えたのだ。失敗の数々。恥ずかしくて封印してきたのだが、堂々と胸を張って失敗を発信してもいいんじゃないかと。


たぬきちさんの本を読んで、わたしが失敗だったと思ってきた挑戦が、まさか成功していたなんてと気づいてわかった。


こんなもんじゃ成功のうちに入らないと、勝手に失敗だと決めつけてしまっていたことが失敗だったなと。


2016年か2017年ごろだっただろうか。わたしもブログで稼ぎたいと思い、いろいろ調べて独自ドメインを取得し、サーバーを契約し、ワードプレスをつかって当時流行っていた特化型ブログを運営したことがある。


年子3きょうだいの末っ子が生まれたばかりで外に働きに行けず、自宅で少しでも稼げないかと情報収集していたら、Googleアドセンスで収益を得られることを知り、カモメのごとく見つけた魚に飛びついた。


何度も審査落ちし試行錯誤を繰り返した結果、審査が通ったときは、これでブログで稼げるとよろこんだものだ。


広告を貼り、Googleアナリティクスという分析ツールと毎日にらめっこしていたのが懐かしい。


ありがたいことに初月から収益が振り込まれたのだ。多いときだと月3万ほどの収益が発生するブログになった。


それも当然だ。当時わたしはブログに対して右も左もわからない状態で、お金を払って3ヶ月限定ではあったがグルコンに参加していたのだから。


これからどんどん伸びて、月収10万円は達成できそうだとウキウキ浮足立っていた矢先、Googleのアルゴリズム改定っちゅーのかな?変更があって、上位表示されていた記事がどんどん下がっていった。


それでもしばらくはアドセンスからの収益が発生していたが、そのころにはもう記事を更新する気力が失せていた。理由は、特化型だったからというもの。


わたしのブログは産後に特化したブログで、医療的な記事は、ちゃんとした監修のもとに書かれた記事じゃないと良質な記事とみなされなくなり、上位表示が厳しいと勝手にわたし自身が判断してしまった。


収益が発生しなくなるまで放置したのち、はじめて挑戦した特化型ブログを、わが子を愛でるように大事に大事に育ててきたブログを、この世から抹消したのである。



ただ、グルコンで支払った額を回収できたし、それ以上にプラスになったから成功だったといえるな~と、たぬきちさんの本を読んではじめてそう思えたのだ。


ほかにも収益化できたのが二つあった。ひとつはコミュニティーの運営。もうひとつはYouTube。



コミュニティーの運営は有料だったのにも関わらず、ボランティアのサポーター2名と、参加者2名わたしを入れて計5名で、順調なすべりだしにビビったわたしは、わずか2か月で閉鎖したのである。


いま思い返せば、受け取り下手だったんだな~と思うのだが、人には向き不向きというのがあって、人とかかわるのが好きなくせに、自分が主体になってなにかを進行していくってことが苦手で、人に何かを教えるという先生的な立場も苦手だということがわかった40代前半。


ほかにもいろんなことに挑戦してきたけれど、0→1に成功していたのにもかかわらず、これじゃダメだとか、もっといいものをと思ったらわたしには無理となって逃げだしてばかりだったんだな~。挑戦するくせに逃げるって、いったいわたしは何がしたいんだ!?


noteだってそうだ。書くことに挑戦しているはずなのに、書かずにいる。おいコラわたし!もう逃げるんじゃねー!!


好きだから「書く」それでいい。それがどこかに繋がっていく。
それよりも、「好き」を手放さないことの方が大事だ。

3年間、失敗し続けたら作家になっていた話より


思い出すだけで少し恥ずかしい気もするし小さな胸がチクチク痛むけれど、わたしも挑戦してきた失敗と、向き合いたい気持ちになった。


たぬきちさん、初書籍出版、おめでとうございます共感ばかりで、自分の過去を思い出しながら何度も何度も読みました!わたしもまだまだ捨てたもんじゃないとあらためて挑戦してみたいと勇気をいただけました!!


あ、ちなみに、たぬきちさんの本のリンクを貼りたいなと思い立って、Amazonアソシエイトプログラムに再挑戦しようとしたら、新しいアカウントじゃないと登録できないとわかり、いろんな記事を参考に新しいアカウントをつくったものの、「次へ」に進めずじまい(笑)。


参考記事を見る限り、みんなサクサク登録できてるのになぜ、わたしだけ?Amazonから嫌われてる?なんて的外れな被害妄想をしつつ、あきらめの悪いわたしはまた挑戦してみようと思った次第である。



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