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【2023シティリーグS2 大会候補デッキ】ルギアVstar+ジュラルドンVmax   

関西でポケモンカードゲームをしている、なかしまと申します。
2023シーズン実績
 チャンピオンズリーグ:参加なし
 シティリーグ:S1 予選敗退(1-4)S2 TOP8
 トレーナーズリーグ:優勝1回、TOP4 1回、TOP8 1回

はじめに

今回、2023シティリーグS2での候補デッキであったルギアVstar+ジュラルドンVmaxののデッキを記事にしたいと思います。
多くの方に参考にしていただきたいため、記事のほとんどを無料公開に致しますが、今後の活動にご支援いただける方は有料部分の記事(調整段階でのデッキリスト)のご購入もよろしくお願い致します。

シティリーグS2環境とデッキ選択

シティリーグS2環境

シティリーグS2環境については以下の記事をご覧ください。私がシティリーグS2でTOP8になったレジギガスデッキの記事となります。

デッキ選択

前回のレジギガスの記事でも書いたように、シティリーグS2の候補デッキとして、
①ルギアVstar(かがやくムゲンダイナ、ジュラルドンVmax)
②ロストバレット(かがやくリザードン+ヤミラミ)
③ロストバレット(カイオーガ)
④ロストバレット(ライコウV、ドラピオンV+空の封印石)
⑤アルセウスVstarジュラルドンVmax
⑥レジギガス

がありました。最終的にレジギガスで出場することになりましたが、大会2週間くらい前にポケカ仲間が案を作成したルギアVstarにジュラルドンVmaxを組み合わせた構築がかなり良いデッキとなりました。しかし、練度がレジギガスのデッキよりも劣っていたため今回のシティリーグでは見送りました。

デッキリスト

ルギアVstarのデッキは、ルギアVstarの特性アッセンブルスターを使用し、ベンチにアーケオスを並べ、デッキから特殊エネルギーを加速し様々なアタッカーで攻撃していくデッキとなります。
ルギアVstarのデッキでは、序盤にルギアVをルギアVstarに進化し、アーケオスを2枚トラッシュに送り、特性アッセンブルスターを使用する動きが優先して取るべき動きです。クイックボール、ハイパーボール、しんかのおこうが各4枚ずつ採用されているデッキが多く、2ターン目からアッセンブルスターによりアーケオスが2体ベンチに並ぶことも珍しくありません。
ルギアVstarのデッキで良く組み合わせられているアタッカーのポケモンは、大会上位のデッキを見ると、

ムーランドV
ネオラントV
かがやくリザードン
イベルタル(アメイジングデス)
ライコウ(アメイジングシュート)

等が大会上位デッキでは良く見られます。
今回採用を検討したジュラルドンVmaxは進化ポケモンではありますが、特性まてんろうにより特殊エネルギーが付いているポケモンからダメージを受けないポケモンです。現環境はルギアVstar、ミュウVmax、アルセウスVstar、レジギガス等の特殊エネルギーを使用するデッキが多い環境となっています。特に現環境で最も使用者が多いであろうルギアVstarのデッキはデッキの全てのエネルギーが特殊エネルギーとなっています。
しかし、ルギアVstarのデッキにルギア以外の進化ラインを入れると、アーケオスをベンチに並べることが遅くなってしまう可能性が高くなり、採用するのは難しいと感じていました。

そんな中、ハイクラスパックVstarユニバースに収録の、かがやくムゲンダイナの登場でVmaxポケモンを直接ベンチに出せるようになり、進化ラインを採用せずともVmaxポケモンをアタッカーとして採用できる可能性が広がりました。

完成したデッキリストが以下となります。

デッキコード:XypMSp-mHUAuI-y2XMpp

採用カード、不採用カード、採用を検討したカード

採用カード

●ルギアV4
1ターン目に必ず場に出したいポケモンのため最大枚数の4枚採用。

●ルギアVstar3
2ターン目に進化し、アッセンブルスターを使用します。序盤のハイパーボール、しんかのおこうではアーケオスを手札に加えたいことが多く、なるべくサポート等で山札から引きたいことと、サイド落ちを考え3枚採用。

●アーケオス4
序盤に素早くトラッシュに2枚置きたいため最大枚数の4枚採用。

●かがやくムゲンダイナ1
1ターン目はルギアVとかがやくムゲンダイナを場に出し、特性クライマックスゲートによりジュラルドンVmaxを場に並べます。技のパワービームも非常に強力です。

●ジュラルドンV1
かがやくムゲンダイナの特性を使用すると、ジュラルドンVmaxをベンチに出せますが番が終わってしまいます。1ターン目にムゲンダイナの特性を使用できなかった場合、2ターン目以降に特性を使用し番を終了することは、かなりの遅れをとってしまうため、かがやくムゲンダイナの特性以外でも進化して場に出せるようジュラルドンVを1枚採用しました。特性ハードコートにより、ドラゴンタイプのジュラルドンVよりも耐久が高いため鋼タイプの採用となりました。

●ジュラルドンVmax2
このデッキのメインアタッカー。サイド落ち、使用枚数を考慮し2枚採用。

●イベルタル1
アメイジングデスにより確定で相手をきぜつさせることができるため採用。ジュラルドンVmaxとエネルギーのタイプの相性は悪いですが、技が強力なため採用になりました。

●ネオラントV1
サーポートを多めに採用しているため、最初は採用していませんでしたが、好きなサポートを手札に加えれること、アクアリターンによりデッキに戻り再度特性を使用することが可能であることから採用。採用によりより安定感が増したと思います。

●バケッチャ1
頂への雪道を貼られると特性がルギアVstarの特性を使用できないため、ボールで持ってこれるバケッチャを採用しました。

●クイックボール3
最初は4枚採用でしたが、エネルギーの枚数を1枚増やしたかったため1枚減らしキャプチャーエネルギーを採用しました。

●ハイパーボール4
全てのポケモンを持ってこれるため、序盤の安定を重視するため4枚採用。

●しんかのおこう4
アーケオス、ルギアVstarを序盤手札に加えたいため4枚採用。

●ロストスイーパー1
主に頂への雪道をはがすために採用。確定で持ってくることがこのデッキではできないため、他のスタジアムに変更しても良いと思いますが、ポケモンのどうぐもはがせるためロストスイーパーを採用。

●大きなおまもり1
ジュラルドンVmaxをイベルタルのアメイジングデスで気絶されないよう最初はビッグパラソルを入れていましたが、ルギアVstarデッキにはジュラルドンVmaxを2体並べて戦うことができるため1体が倒されても、もう1体のジュラルドンVmaxがいるため有利に戦えます。そのため、ジュラルドンVmaxよりもルギアVstarの耐久を高くできる大きなおまもりを採用しました。ルギアVstar+大きなおまもり+Vガードエネルギーだと、実質HP340になり1回の攻撃で倒されにくくなります。

●あなぬけのヒモ1
ルギアVstarデッキには入れ替え手段があまり入っていませんが、1枚だけ入れ替え札を採用しました。

●博士の研究4
山札を7枚引くことができ、アーケオスをトラッシュに送ることができるサポート。4枚必要と思います。

●マリィ4
手札のエネルギーを山札に戻せたり、相手の手札を流すことができるサポート。ネオラントVの特性で持ってこなくてもサポートを引けるよう、サポートを多めに採用した構築であるため、マリィも4枚採用しました。

●セレナ2
手札トラッシュ・ドローと相手ベンチポケモンを呼び出せる効果を選べるため、状況に応じて使い方を選択できる万能サポート。

●ボスの指令1
セレナを2枚採用しているため、最低枚数の1枚のみ採用。序盤の安定のため最低限にしました。

●崩れたスタジアム1
特性を使用した後のかがやくムゲンダイナ、次に倒されそうなVポケモン等をトラッシュできることから崩れたスタジアムを採用しました。

●オーロラエネルギー4
ジュラルドンVmax、イベルタル、かがやくムゲンダイナ、、ネオラントVに付けて技を打ちます。

●ストーン闘エネルギー2
ジュラルドンVmaxに優先して付けるエネルギー。

●コーティング鋼エネルギー2
ジュラルドンVmaxに優先して付けるエネルギー。

●ダブルターボエネルギー2
ルギアVstar、イベルタル、ネオラントVで攻撃をするときに使用するエネルギー。

●キャプチャーエネルギー2
山札からベンチに直接ポケモンを展開できるエネルギー。最初は序盤の安定のため4枚採用していましたが、有色エネルギーとの枚数調整により2枚まで減りました。

●ヒート炎エネルギー1
イベルタルで技を打つときに使用するエネルギー。

●ハイド悪エネルギー1
イベルタルで技を打つときに使用するエネルギー。イベルタルにこのエネルギーを付けるとエネルギー0で逃げることができます。

●パワフル無色エネルギー1
ダブルターボエネルギーが付いたルギアVstarの打点を、ポケモンVを倒すことができる220に上昇させるために1枚採用。

●Vガードエネルギー1
ルギアVstarの耐久を高くするために採用。

不採用カード

●ムーランドV
ロストバレットでサイドを複数取ることができるため採用されていますが、ムーランドVを入れなくてもロストバレットに有利だと感じている点(後述)、パワフル無色エネルギーを1枚しか採用していないため不採用となりました。

●ドラピオンV
ミュウVmaxにもどちらかというと有利に戦えるため不採用(後述)。

●マナフィ
採用してもベンチにおけるスペースがないと感じたため不採用。ベンチ攻撃は諦めました。

●ライコウ(アメイジングシュート)
ジュラルドンVmaxとイベルタルとエネルギーの色の相性が悪かったため不採用。

●こだわりベルト
序盤の安定を優先したため不採用。

採用を検討したカード

●ノコッチ
ルギアVstarの耐久を高くするため、大きなおまもり、Vガードエネルギーを採用していたため弱点をなくすことができるノコッチも採用していましたが、マナフィと同じく採用してもベンチにおけるスペースがないと感じたため不採用。

●ヒスイのヘビーボール
かがやくムゲンダイナのサイド落ちを考慮し採用したいですが、かがやくムゲンダイナを使用するのは1ターン目であり、1ターン目に引ける確率がかなり低いと思い不採用。

●ビッグパラソル
大きなおまもりを採用したため不採用。

●ツツジ
序盤の安定を優先したため不採用。

●マスタードいちげきのかた
ジュラルドンVmaxをデッキから直接出すことができますが、ルギアVstarのデッキはなかなか手札がマスタードのみになる場面がなかったため不採用。

●パワフル無色エネルギー2枚目~4枚目
無色の特殊エネルギーはこのエネルギーでも良いと思うので、対戦しながら枚数を調整するのが良いと思います。

ルギアVstar+ジュラルドンVmaxの戦い方

ルギアVstar+ジュラルドンVmaxの戦い方は、

①ルギアVを場に出す
②かがやくムゲンダイナの特性でジュラルドンVmaxを1体~2体ベンチに出す
③アーケオスを2体トラッシュする
④ルギアVstarの特性によりベンチにアーケオスを2体出す
⑤アーケオスの特性により特殊エネルギーを場のポケモンに加速し、攻撃する

です。
本記事では現在のTier1、Tier2のデッキとの戦い方について書いていこうと思います。

ルギアVstar

1ターン目にルギアV、かがやくムゲンダイナの特性によりジュラルドンVmaxを2体ベンチに出します。
ルギアVstarのデッキは特殊エネルギーしかエネルギーが入っておらず、ジュラルドンVmaxで有利に戦うことができます。ジュラルドンVmaxを1体はイベルタルの技アメイジングデスにより気絶させられてしまいますが、イベルタルさえ倒すことができればもう1体のジュラルドンVmaxで勝つことができます。ボスの指令やセレナでベンチのポケモンVを呼び出されないよう、ルギアVやネオラントVはなるべく並べないようにします。

ミュウVmax

1ターン目にルギアV、かがやくムゲンダイナの特性によりジュラルドンVmaxを2体ベンチに出します。
ミュウVmaxのデッキもフュージョンエネルギーやダブルターボエネルギーのみを採用した構築が多いため、ジュラルドンVmaxで有利に戦うことができます。ミュウVmaxの技ダイミラクルは相手にかかっている効果を計算しないためジュラルドンVmaxはダメージを受けますが、パワータブレットやこだわりベルトを含めても1回の攻撃で倒すことは難しいと思うので、ルギアVstar1体とジュラルドンVmaxを2体、イベルタルで戦えると有利になります。

ロストバレット

1ターン目にルギアV、かがやくムゲンダイナの特性によりジュラルドンVmaxを1体ベンチに出します。
ロストバレットはルギアVstar、かがやくムゲンダイナ、アーケオス2体、ジュラルドンVmaxで戦います。かがやくムゲンダイナはHP170、アーケオスはHP150のためウッウで倒されず、ザマゼンタやカビゴン等で倒されても取られるサイドは1枚であるため序盤はルギアVstar、かがやくムゲンダイナ、アーケオスで戦います。それらが倒されてからHPが一番高いジュラルドンVmaxで戦うと有利に戦うことができます。
サポートはアーケオスが2体場に出てからは、マリィを優先して使用し、相手の手札を減らしながら戦っていきます。

まとめ

最後まで本記事をご覧いただきありがとうございました。シティリーグS2の候補デッキであったため良くできた構築になっていると思います。本記事を参考にこのデッキで大会等に参加していただければ幸いです。
次項のみ有料部分とさせていただきます。調整段階でのデッキリストを2つ公開いたしますが、リストのみで説明等は書いていません。ご興味のある方はご購入いただけると今後の活動の励みになります。ご支援いただける方は記事のご購入よろしくお願い致します。

画像引用元:ポケモンカードゲーム公式ホームページ(https://www.pokemon-card.com/

調整段階でのデッキリスト


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