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ルックバック

映画にしろ、本にしろ、マンガにしろ、
見終えてたあとに、文字通り口がきけなくなるときがあって

感想とか評価とかそういうものからまったく違った、
体の感覚ごと、ぐーっと持っていかれる感じ

そういう出会いがたまにあるからやめられない

藤本タツキといえばチェンソーマンで、欠かさず連載も読んでいて、映画を浴びるほどみて研究してるんだろうなあ、という匂いが、深みとか厚みにつながっている感じがして大好きだ

で、その藤本タツキのルックバックが映画になるというので
ミーハー気分でさっそく入手。
いきなりノックアウトというわけです

いい映画に出会って、映画館(ハコ)の外に出て、ふーとひとつ息を吐きながら空を見上げたくなる、それに近い読後感

そういう至福は唐突にやってくるものなのだ

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